1歳の誕生日にデート

9月27日は和夢の誕生日でした。

普段はなかなか密に過ごせないので、この日は和夢と二人だけで過ごそうと前々から決めていました♪

二人だけのデートの行く先は

『エスアールハウス』

和夢が産まれた富士宮の助産院です。

お産ラボ

和夢の原点の場所。

いろいろあって流れ着いたエスアールハウスでのお産。

出産にたどり着くまでにいろいろあった割りに出産当日はあわや車中出産のバタバタ産。

今日行ってみて

あぁーここで産んだんだな。
このハーブティーは産後に出してもらった味だ。
一年前も家庭菜園のゴーヤが終わりの時期だったな

とかとか。

一歳の誕生日に出産場所に行くというのはとても感慨深い体験でした。

お産ラボ

何よりも子供を取り上げてくれた助産師さんに子供の成長を報告できるって幸せ。

子供にとっても私にとっても言い表せない特別な存在。
私としては取り上げてくれた助産師さんは子供たちにとって第2の母みたいに思ってる。勝手に。

歩夢を取り上げてくれたのは友人のみっきーだし、私は二人とも取り上げてくれた助産師さんに子供の成長を報告できる。

お産ラボ

そして二人とも一緒に喜んでくれる。

これってすごく贅沢で幸せなことなんだよね。
病院での出産だとなかなかそういう関係にならないもんね。

そんなことから自分も報告してもらえる助産師でなくてはいけないなと思ったり。

私にとっても原点に戻っていろいろ考える1日でした。

お産ラボ

和夢、産まれてきてくれてありがとう。
和夢の成長がお母さんの幸せ。
(Miho)

『Umiのいえ』からマキコミュニケーション!

先日、浜松で開催されたミニお産ラボ体験&交流会は、『Umiのいえ』から始まりました。

『Umiのいえ』は、出産・母乳・子育に関連する講座の企画・講演など、母親の立場で子育て支援活動を20年以上も続けている斎藤麻紀子さんが設立した、いのち・こころ・からだ・くらしの学びあいの場です。

5月にUmiのいえで開催されたファシリテーター講座に参加した帰りの新幹線で、たまたまご一緒したのが郡上もりのこ鍼灸院の加藤祐里さんでした。助産師であり、鍼灸師というお仕事もさることながら、ご自身の学びや経験を活かし、精力的に助産師さんや子育て支援をする人たちを繋げ、サポートする活動をされています。

別々に、『Umiのいえ』を出たのに、出発直前の新幹線ホームで引き寄せられるように会って、意気投合し、浜松の日程を決め、にぎにぎCHU助産院の宮﨑さんと私を繋げてくれたのでした。包み込むような愛情で私の話に熱心に耳を傾け、お産ラボの活動に興味を持っていただいたこと、とっても嬉しかったです。

祐里さんと私、そして宮﨑さんが繋がっていったのは、まぎれもなく『Umiのいえ』があったから。

当日のミニお産ラボ体験会&交流会に麻紀子さんも来てくださり、本当に重みのある奥深いお話をしてくださいました。

お産ラボ

声を発したとたんに、そこに存在するだけで場の雰囲気が整っちゃうような感覚でした。
その場にいた人たちで共有した時間は、とっても充実したものでした。

そして、新たな繋がりができ、今回、主催してくださった、にぎにぎCHU助産院の宮﨑さんを中心に浜松でもお産ラボの輪が広がっていきそうです。

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お産ラボが大切にしていること

 マキコミュニケーション!!(巻き込む+コミュニケーション)

このマキコは、麻紀子なのかも知れない?!(笑)

さて、祐里さんと私が参加した『Umiのいえ』ファシリテーション講座が、10月14日(金)に開催されます。

ファシリテーションとは何かということを、頭ではなく、体と心で感じることができるワークいっぱいの講座です。

子育て支援に関わっていて、お母さんたちとお話する機会があるかたには、ぜひ1度は参加していただきたい講座です。

1日どっぷり、こころと身体をゆだねてみませんか?

私たちも、静岡から参加します!!ぜひ、ご一緒しましょう♪

ミニお産ラボ体験会&交流会レポート

大粒の雨が落ち、風邪が吹き荒れる荒天のなか、浜松で、ミニお産ラボ体験&交流会が開催されました。

今回の座談会には、石川県、岐阜県、神奈川県、愛知県からも助産師さんや子育て支援に関わる方々にご参加いただきました。

…お産ラボ、なんだかすごくないですか?

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なんと今回、Umiのいえの齋藤麻紀子さんが参加して下さいました。

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自己紹介をかねた麻紀子さんの

『お産大好き』

という言葉と笑顔からはじまり、一瞬で会場がパッと明るくなるのを感じました。

私も大好きです、お産。

25年もの間、お母さんや赤ちゃんだけでなく、助産師さんを支え、寄り添い続け、共に学ぶ活動をされてる麻紀子さんの言葉は魔法のような力があります。

人生でたった数回しか体験できないお産を

楽しかった!

最高だった!

何回でも体験したいっ!

って思えたら最高にハッピーです。

さて、今回の一文字です!

開 ・ 道 ・ 幸 ・ 嬉 ・ 喜 ・ 野 ・ 会 ・ 達 ・ 出 ・ 発 ・ 奇

お産ラボ

お産は、本当に何があるかわかりません。

全く予想していなかった緊急帝王切開、説明もなないまま手術、そして手術中なにしてるかもわからず、医療者の都合で帝王切開になったと感じた出産・・・

「入院中は助産師さんも先生も大嫌い!」と思っていた。

でも2人目は6年開いたこともあり自然分娩ができた。助産師さんも優しい言葉をかけてくれた。
これから出産をする人には【大事にお産してほしいな】と思っている。

次にお話してくれたお母さんは2、3人目が双子だったので予定帝王切開だったけれど、妊娠中も友達の助産師さんが見守ってくれたり、手術中もお話しながら今の状況をちゃんと伝えてくれたから不安なかった。

どう産むか?

ではなく

誰と産むか?

寄りそえる人がいるか、いないかで出産ってかわってくるのだなと思いました。

出産だけでなく
夫と寄りそって夫婦に
こどもと寄りそって親子になっていく。

お産は通過点で、過ぎてしまうと、どうしてもいろんなことを忘れてしまいます。

陣痛の長さ、痛み、裂けた、おっぱいトラブル・・・マイナスだと思っていたけど、その時に出会えた気持ちや人がいなかった?

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そんなことを座談会に参加して思い出し、それを言葉にすることでフタをしていた気持ちが開放されていくのを感じます。

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そしてお母さんてやっぱりすごい!!と思うんです。

お産ラボがいろんな場所で必要とされているのを感じて、もっともっとがんばろうと決意を新たに、雨女のお産ラボリーダーを乗せて、台風を引き連れて静岡に帰りました。

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参加してくださったみなさん、主催してくださったにぎにぎCHU助産院の宮﨑さん、ありがとうございました!!

(Hideka)

ご報告

先日、はなちゃんを救う会に、寄付させていただきました。

お産ラボ
募金箱を受け取らせていただいたものの、お産ラボの活動が月に1度程度で、なかなか募金を集める機会がなく、なんとももどかしい気持ちでいました。

小さな子どもを抱える私たちお産ラボスタッフにとっても、小さな体で、懸命に病気に立ち向かっているはなちゃん、そしてご両親のことを思うと、本当に胸が締め付けられます。
私たちに出来ることはないかと考えていました。

そこで、キックオフから、先日の島田で開催された第7回お産ラボまでの参加費(経費を除く)すべてを募金箱に集まったお金と共に寄付させていただくことにしました。
お産ラボに参加してくださったみなさんの想いものせて・・・

改めて、お産ラボに参加してくださったすべての方に、感謝の気持ちでいっぱいです。

はなちゃんに届きますように・・・

はなちゃんを救う会

お母さん業界新聞 静岡版8月号

お母さん業界新聞 の静岡版8月号のお産ラボの記事の全文を掲載することを編集長の杉本さんより許可いただいたので、
ここに紹介させていただきます。

杉本さんは、第4回お産ラボに参加され、その後、メールのやり取りを通して、取材してくださり、お産ラボの経緯や、私たちの想いを余すことなく記事にしてくださいました。

そのご縁もあって、先日、島田で初のお産ラボを開催することが出来ました。

少し読みにくいですが、拡大してご覧ください。
(スマートフォンで拡大しても、何とか読めるかなという感じですが・・・・)

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さて、島田のお産ラボ後には、杉本さんを中心とするお母さんたちが運営するつむぎCAFEでランチ交流会を行いました。
つむぎCAFEは、『とびっきり食堂』で紹介され、週間1位に輝き、地域に密着の体と心の優しいカフェです。

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人気ナンバーワンのおこわドリアをいただきました。評判通り、お豆がゴロゴロ、食感も楽しい、大満足のドリアでした。
自家製ジンジャーエールもとっても美味しかったです。ご馳走様でした!

つむぎCAFEのBlogはこちら!!

親子スイミングでスキンシップ 

1歳3ヶ月の息子とスイミングスクールに通う事にしました。
内容は、親子でプールに入り先生指導のもと、泳いだり、潜ったり、滑り台やオモチャで遊んだり、いろんな事をして過ごします。

親子スイミング、初めは自分も水着にならなくちゃならないし、子供を着替えさせたり…なんだか面倒….って思っていました。そんな私がやってみよう!と思ったキッカケがあります。

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それは、だんだん暑くなってきた6月頃、汗をダラダラかく息子をみて水浴びを自宅のお風呂でやりはじめたのが最初でした。
どうやら好きなようで、楽しそうにニコニコ♡出そうとするとイヤイヤ>_<
息子、水遊び好きなんだな。と思いました。

そういえば、ある助産師さんが言ってた言葉を思い出しました。

「赤ちゃんのうちにたくさん肌と肌を合わせておくといいよ〜愛されたって自信が残るんだよ」

お産ラボ

スキンシップは愛情を感じるホルモンを分泌させる効果的な方法のひとつ、なのだとか。

普段、抱っこしたり、お風呂に入ったり、おっぱいあげたり、肌と肌が触れ合う機会はあったけれど、だんだん成長していく息子を見ると、気付いたらそんな機会も減っていくのかな、と感じました。もちろんそれは成長で…でもなんだかちょっぴり寂しい気持ちにも。

迷っていた親子スイミング。
良いスキンシップにもなるだろうし、活動的になってきた1歳児の運動にもなる。水遊びも好きだし、、、
よーし!やろう!と決めたのでした。

早速スイミングスクールへGO!
はじめは、広いプールにビックリしてコアラのように私にくっついていた息子ですが、徐々に慣れ楽しく通っています。

息子の成長を見守りながら、私自身も成長していきたいと思います。

(Yuki)

第7回レポート➀

ちょっとだけ、限界を感じてます・・・

先日、第7回お産ラボを島田市で、開催しました。

今回は、初めて専業主夫をされてる男性の方がオブザーバーとして参加してくださいました。

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また、助産師を目指す学生さんも参加され、異世代間交流を目指すお産ラボとしても充実した会となりました。

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守 ・ 愛 ・ 力 ・ 強 ・ 絆 ・ 卵 ・ 輝 ・ 生 ・ 涙 ・ 気合 

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お産をイメージする文字に込められたストーリーや想いは千差万別
誰一人として、同じではありません。

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初めての妊娠で楽しみ、不安、楽しみ・・・そんな自分の心の変化に戸惑い、お産では自分と赤ちゃんのもつ力に驚いたということ
そして、看護師として立ち会ったお産と自分の体験は全く別物だったという気付き

気分爽快!自分はお産に向いているって、とっても楽しそうにお産をふりかえってたお母さんの突然の涙・・・
「子どもって何があるかわからない・・・」

切迫早産、絶対安静・・・出血、貧血の壮絶なお産、生死のはざまで感じたこと、生きていることは、奇跡の連続であること

1人でも、4人でも、命を産み、育てることの大変さは同じ、5人目を妊娠してるお母さんが思うこと

トキソプラズマの検査で陽性になって、涙に明け暮れたお母さんの
「どんな体でもうちの子には変わりない!みんなで守り抜いていく」
という決意にたどり着くまでの想像を絶する苦悩

初めてのお産に向けて楽しみで、楽しみで、陣痛も会いたい会いたいと泣きながら耐えたこと

切迫早産、不正出血・・・何か悪いことをしたかな?生れてきた命、そして自分の母に感謝でいっぱい

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不妊治療、体外受精、不正出血、切迫早産、救急搬送、緊急帝王切開、貧血、子どもの疾患、障害の可能性、促進剤の不安、子どもの長期入院・・・・様々な困難を乗り越えたお母さんたちのお話、すべては書ききれませんが、とても奥深く、濃い内容でした。

命を宿した瞬間から、コントロールできないほどの感情に揺さぶられ、変化していく体に気持ちが押しつぶれそうになったり、まだ見ぬ我が子を想像して顔をほころばせたり、とてつもなく不安になったり、それを模索しながら乗り越えて、陣痛の痛みに耐えて、傷の痛みに耐えて、赤ちゃんを産み育てていく・・・

お母さんってすごいとしか言いようがない。

でも、そのことに気づいてないお母さん、多いんじゃないかな?お母さんだからって、がんばりすぎちゃってないかな?

お母さんが生まれたての赤ちゃんを優しくあやすように、自分ののことを大切にケアできるようになったらいいな。
まずスタート地点をふり返って、自分が成し遂げたことを自分で、誉めてあげましょう!!

「わたしって、すごい!えらい!!」

お産ラボは、みんなにそう伝えたいです。

➁へつづく

第7回 レポート②

今回、体外受精でお子さんを出産された方が参加してくださいました。

お産ラボ

島田市で昨年まで、8年間にわたって開催されていた、『お母さんになりたい応援団』第1期に参加され、現在、3人の子のお母さんとして奮闘されています。

『お母さんになりたい応援団』は、子どもほしいのになかなかできない…子宝に恵まれたい…不妊治療を続けていいのか不安・・・そんな思いを抱えながら、がんばっている女性たちを応援する講座です。
悩みを共有する座談会や、専門家を招いての講座等、お母さんになるために情報交換する場でもありました。そして、8年間で、200人が参加し、現在、100人以上がお母さんになっているそうです。

この講座を企画した1人が、染谷絹代さんで、現在の島田市の女性市長だと聞いて、島田市の子育て支援に対する積極的で、真剣な取り組みに納得し、そこに関わるお母さんたちの情熱と熱意をひしひしと感じました。市役所のトイレひとつをとっても、ベビーベットやチャイルドシート、おむつ用のゴミ箱が設置してあり、お母さん想いな設備が整っていました。

 さて、私は、今まで、不妊治療を経て、体外受精で出産したというお話をしてくれるお母さんに出会ったことがありませんでした。

以前、不妊治療をしている人に、間接的に「あなたにはわからないでしょ。ほっといて。」って言われたことがあって、どんなふうに対応したらいいのか分からなくなっていました。

とってもデリケートなことなので、お互いに壁を作ってしまうし、当たり障りのない対応で、どうしても距離を置いてしまいました。。

だから今回、率直に、いきいきとお話されるお母さんの姿を見て、感動すら覚えました。語弊があるかも知れませんが、私の中にあった固定観念や偏見が吹っ飛んで、清々しい気持ちになりました。

 毎月の生理で一喜一憂したり、常に病院と連絡を取り合って確認する、顕微鏡で、受精過程をのぞきながら、経過を待って、お腹に戻す・・・

知らないことだらけでした。そう、やっぱり、分からないでしょって言われたら、その通りなのです。だからこそ、今回、私は知ることが出来て良かったです。

 「受精される順番が違っていたら、兄弟の順番も違っていたと思うから、3人を3つ子と思って育てている。」

っていう言葉が印象的でした。子どもがいて、お母さんになれる。
命って、尊いです。

お産ラボ

お産ラボ
 
さて、レポート①、冒頭の限界ですが・・・

もちろん、お産ラボの活動に限界を感じているのではありません!!
むしろ、もっといろんな場所で、いろんなお母さんたちとシェアしていきたい。

お産ラボでは、みなさんのおかげで、毎回、学びや気づきがあります。それをシェアしたいという気持ちがある一方で、お産ラボの場の空気、みなさんの想いを充分に伝えられているかな?って、伝えることの難しさを感じています。限界というのは大げさかもしれませんが・・・

私たちが、レポートを記すことを大切にしている理由の1つは、お産ラボや、子育てイベントなどに出てこれないほどに、おうちに引きこもって、1人で悩んだり、弱ってしまっている、本当に誰かの助けが必要なお母さんにも、同じ想いや悩みをみんな抱えてるってことを、なんとか届けたいからです。

全部を伝えきれないもどかしさを感じつつも、これからも、出来る限りまとめて、少しでも伝わるようにレポートしていきます。
でも、機会があれば、ぜひともお産ラボの雰囲気を味わいに来てください。お話するのが苦手なら、オブザーバーとして、耳を傾けて見守るだけでもいいです。その場にいることで得られるもの、格別です。間違いなく、多くの気づきと学びがそこにあります。

お産ラボ

改めて、参加してくださったみなさん、お母さん業界新聞の杉本さん、ありがとうございました!

(Sachie)