「おすすめの本」カテゴリーアーカイブ

帝王切開を語り合う➁

 

IMG_1904

私も帝王切開で出産したけど、帝王切開で出産したってことを身近な人ほど言いたくないのです。
どこかに負い目を感じてるのかも知れません。
助産院や自然療法のページを見ると、お産は自然の営みで、赤ちゃんとお母さんのタイミングで産まれてくるとか、するすると自然で気持ちのいいお産だったとか書いてあって・・・

何がいけなかったんだろうなぁ、
もう少し粘ったら下から産めたのかなぁ

て自分が思い描いていた出産と実際の出産が違いすぎて、無事に産まれてきてくれたことに感謝しつつも、残念な思いは残っているんだなーて感じます。

『残念な思いは残念なままでいいと思ってるよ。』

7月2日、Umiのいえの齋藤麻紀子さんにそう声を掛けていただいて、ほっとして涙がぽろぽろこぼれました。
帝王切開をはじめ、例え医療の介入があったとしても、どんなお産でも、能動的で納得できるお産であってほしいと思います。
そのとき、寄り添ってくれる人がいるととっても心強いです。
どこで産もうと、どんなお産になろうと、励ましてくれる、大丈夫だよと言ってくれる、産まれた後もずっと相談に乗ってくれる、また産んでみたい!て思える。そんな継続ケアをしてくれる寄り添い助産師さんが日本にもできたらいいなと思います。

妊娠~出産~子育て
いろんな感情が交差して、何て豊かな体験なんだろう。
今までの人生では出会えなかった人たちにも会うことができて、お母さんてやっぱりすごい!
赤ちゃんてすごい!
お産ラボってすごい!
て、今回も思いました。

機会があれば、帝王切開の会をまた開催したいと思います。

(Masayo)

帝王切開について学びたい人のために、最初に手にしてほしい本です。すべての人に知ってほしいなと思います。

ママのための帝王切開の本

帝王切開を語る①

ドキュメンタリー映画『Microbirth』について

「MicroBirth(邦題:マイクロバース)」

2014年9月20日(土)に世界中で公開されたこの映画は、
欧米の研究者への取材をもとに、
微生物学や遺伝学の最新の研究を紹介し、
慢性病の蔓延、人類の将来と、
周産期ケアのあり方について問題提起しています。

制作・監督・撮影・編集:Toni Harman & Alex Wakeford
60分 英語(日本語字幕あり)

予告編など詳しい情報はこちらをご覧ください

———————————————
<映画の中の言葉より>
出産時の細菌の種蒔きは
たった1回限りの非常に重要なイベントです
手術や先端医療を使うべきでないとは言っていません
それらの手段が我々の子どもたちにもたらす影響を
可能な限りすべて知る義務があると言っているのです
———————————————

ママのための帝王切開の本

 第2回の座談会を開催にするにあたって、少しでも参加者に寄り添えたらと、取り寄せた本です。
座談会の場でも紹介させていただきました。

ママのための帝王切開
〜産前・産後のすべてがわかる安心ガイド〜

情報不足で不安に思っている方にぜひ読んでいただきたい1冊です。

ママのための帝王切開の本―産前・産後のすべてがわかる安心ガイド

著者の一人の細田恭子さんは、ご自身も3度、帝王切開でお産されています。
その経験をもとに、帝王切開カウンセラー・誕生学アドバイザーとして、帝王切開で出産した女性たちへの情報発信と、心に抱えた 悔しい・悲しい・辛い・うれしい をお聞きする活動をされています。

「くもといっしょに」