マミングサロン『yadorigi(やどりぎ)』

マミングサロン『yadorigi(やどりぎ)』

お母さんの お母さんによる お母さんのための

産前・産後ケア事業!!

今年度、最初のお産ラボに、はるばる沼津から駆けつけてくくださった株式会社「tasuki(たすき)」の杉浦希未子社長と関本朋子さん。

お産ラボ

沼津で子育て応援のフリーペーパーを中心とするサークル活動から、株式会社を立ち上げました!!

子育て支援も、行政に任せっぱなしではなく、足りないもの、本当に必要なものを見極め、与えていく、提案していく・・・それをサークル活動やNPO団体としてではなく、仕事として成り立たせる!!

その心意気と覚悟に本当に勇気づけられます。

新しいステージに一歩踏み出すのは、とっても、とっても大変です。だから、応援したい!見守っていきたい!協働したい!

座談会の中でも、お産が自分のスキルアップになったことや、人生の分岐点になったことなどをお話ししてくださいました!

3人子育て中真っ只中のお母さんでもあるお二人、当日参加された妊婦さんや若いお母さんへの眼差し、アドバイスがとても温かったのを覚えています。

静岡には、お母さんが立ち上げた子育て支援サークルやNPO団体もたくさん活躍しています。

どの団体も、お母さんの視点を大切に、誰かの役に立ちたいという熱い想いを持ちながら行動しています。

お産ラボも、いろんな方々にお世話になり、刺激を受けながら、活動しています。今後も、コラボなど、他団体とも協働しながら、楽しみながら、丁寧に積み重ねていきたいと思います。

お産ラボは、株式会社「tasuki(たすき)」を応援します!!

素敵な時間をありがとうございました!

昨日の様子を1分40秒ほどにまとめてみました!

~参加者のみなさんの感想~

*2人目の出産に向けていいイメージがもてた。1人目の出産を久しぶりに思い返してみることができて良かった。他の人の出産の話も聞けて、参考にもなった。

*話したことで、次の出産に向けての不安が少なくなりました。出産についていろいろな話を聞く機会、本当に良い時間だな~と思います。

*また、定期的にやりましょう!!

*お産には、それぞれのドラマがあるなぁ…と感じました。出産した人、これからする予定の人、皆に参加してもらいたいなぁと思います。

*妊娠前に、具体的な話を聞けて、すごくよかったです。まだ知識がなくて、妊娠してから勉強すれば良いと思っていたけど、少しずつこういう場で話を聞いて、妊娠出産備えていきたいです。

*いろんなお産があって、次のお産に向けて、ここからまたイメトレしていきたいところです(笑)お話きけて、自分も思い出して、お話しできて、なんだかいろんな思いが頭に浮かびました。ありがとうございました。

*出産は女性にとって、一番大きなイベントなのに、こうして皆で語られるばしょがなかったなー。意見をシェアする大切さを学びました。ピュアな話し合いが力になると感じました。貴重な話を聞かせていただき、ありがとうございました。

*いろんなお産のお話が聞けて嬉しかった。次は、陣痛も楽しめるといいな笑

いいとこまんじゅう♡

いよいよ今週末、27日(日)
カタショーワンラボ・オープニングフェス
にてお産ラボ!!

牧之原のお母さんたちに会えるのが楽しみです。

なにより、このイベントを主催している方たちがみんな牧之原をこよなく愛していることがとっても素敵です。

魅力的なお店もいっぱいで、地域に密着したイベントを丸ごと楽しんじゃおうと出店者さんたちを眺めていると・・・

『いいとこまんじゅう』に遭遇!!

母がよく使ってた、とっても馴染みのある言葉。

私がまだ小さかったころ、どこかお出かけするとき

「どこ行くの?」

「いいとこまんじゅう!!」

「どこ行ってきたの?」

「いいとこまんじゅう!!」

その言葉のもつ響きがちょっぴり秘密めいていて、懐かしいやら、愛おしいやら、わくわくするやらで、お母さんに会いたくなってしまいました。

調べてみたら、どうやら静岡西部の方言らしい。

それで納得!!母は、静岡の県境の三河出身だから。

言葉ってすごいなぁ。

一瞬で当時の記憶と感情がよみがえってきて、お産ラボならぬ、ひとり思い出ラボ(笑)

お母さんになった私は、子どもたちの記憶にどんな言葉を残せるのかな。言葉、大事にしていきたいなぁ。

さてさて、出店者『いいとこまんじゅう』さんは駄菓子販売ということなので、駄菓子を食べながらワクワクしたいと思います。

 

 

地味に動きまくる!!

GW中に、ミーティングを兼ねて、BBQをしました。

家事・育児・仕事+お産ラボ

子どものこと、家族のこと、おうちのこと、仕事、自分のこと・・・

仲間が増えれば、増えるほど、それぞれみんな優先順も違うので、なかなか一同に会することはできないけれど

できるときに、できる人が、できるだけ

というのがお産ラボのモットーで、同じ想いを共有したり、楽しい時間を過ごすことも大事にしています。

何かに挑戦しようとする人を全力で応援

おもしろ話はシェアし

困ってる人のお話は、とりあえず聞く

勇気が出ない人の背中はポンっと!

悲しみには、寄り添い

ほっといてほしい人は、ほっとく(笑)

お産ラボは、そんな場です。

子どもたちも、それぞれ自由に遊んでいます。

さてさて、ミーティング!!

いつもぎりぎり、バタバタなお産ラボ・・・

11月までのあれやこれやに向けて、今回こそは、1つずつ、ちゃんと計画を立てていきます!?

今まで、自分たちで日程や場所やらを決めることからはじまっていたのが、最近では、いろんなところから声をかけていただけるようになりました!!ありがたいことです。

活動の範囲も広がって、新たな出会いにワクワクしています。

もちろん、どんな場であっても、参加者が主役のお産ラボ!!
私たちは、丁寧に、丁寧にその場を積み重ねていくだけです。

牧之原でのお産ラボを皮切りに、

さらし講座に、

マイ助産師制度のシェア会、

新たなプロジェクトに、

講演会、

そして、祭り!!

その他もろもろ

『お産ラボ』ならではのイベントをお届けしたいと思います。

自分たちに喝をいれつつ・・・

詳細が決まり次第、順次お知らせしていきます。

 

 

牧之原でお産ラボ!!

昨日までの雨も上がり、たくさんの水分をふくんだ緑が、さらにきらきらまぶしい季節になってきました。

静岡ならでは!?GW中には、子どもたちと一緒にお茶摘みをしてきました。指先に香るお茶の香りと山の上から眺める景色に癒されました。

 

さて、5月のお産ラボは、お茶の産地でもある牧之原で開催します!

3月のおはな市でのお産ラボに参加してくださった方が、声をかけてくださり、今回の開催が決まりました!!

MAKIKO.net みらい子育てネット牧之原

 ママを笑顔にするために・・・
お母さんたちがサークル活動などをして交流しています。
 
お産ラボと同じように、地域で活動するお母さんたちとつながれて、とっても嬉しいです。
おはな助産院の野口さんにも感謝します♡

お母さんが元気なまちの未来は明るい!!

当日は、カタショーワンラボオープニングイベントに参加する形となります。
 
 
 (マキココFBよりお借りしました)
 
おはな市 お産ラボ
 

5月27日日曜日、
カタショー オープニングイベントに、みらい子育てネットも参加します♡出店も募集しますが、あわせてお産ラボも開催します
参加者募集中です!

牧之原市のママがたくさんお世話になっている、御前崎市のおはな助産院のおはな市でも『お産ラボ』やったんです!
私も参加しまして、とてもよかったので、牧之原市でもやりたい!と思い、今回お願いすることになりました♡

皆さんのそれぞれの『お産』に対する思いや感想など、ただただ語り合うんです。
共感したりびっくりしたり、いろんな思いがあったようです

まだまだ出産なんて先だわーと思う若い方から、現役ママやパパ、一段落した先輩方、、、たくさんの方の想いを聞かせてほしいとおもいます✿
ぜひ、ご参加くださいね

申込みは 榛原児童館まで
☏0548-22-6975

MAKIKO.net みらい子育てネット牧之原FBより

牧之原のお母さんたちに会えるのを楽しみにしています♪

ゆりかご助産院

助産院へ行こう!!番外編

先日招いていただいた、*ふくろうの会

*ゆりかご助産院、院長の赤塚さん主催
助産師さんが集い、学び合い、交流する会です。

会場のゆりかご助産院の見学もしてきました!!

ゆりかご助産院

(岐阜県各務原市)

出産ケア会議の合宿の時に見せてもらった映像や、赤塚さんのお話から、ずっと訪れてみたい助産院でした。

長いアプローチを進むとシンボルである素敵な看板が出迎えてくれます。

ゆりかご助産院

赤塚さんの師匠ともいう方、2人が制作に関わっている大切な手掘りの表札からも温もりがうかがえます。

玄関を入ると、すぐに広い待合室

ヨガやバランスボールなどの講座が日替わりで開催されています。

待合室には、たくさんの本や、マスクなどの手作りの雑貨が置いてありました。

お母さんだけでなく、診察する助産師さんの姿勢へも配慮して作られたオリジナルの診察台!!

ゆりかご助産院

助産院には、分娩室はありません。ゆりかご助産院には、和室2室と洋室1室、臨時に使えるお部屋が1部屋あり、そこでお産をします。

ゆりかご助産院

(ゆりかご助産院HPよりお借りしました)

分娩、宿泊する各お部屋に沐浴もできる大きな洗面台や、赤ちゃんの衣類がそろったクローゼットがあります。庭に面したお部屋は、明るく、照明も調光できるようになっています。

ゆりかご助産院 ゆりかご助産院

ゆりかご助産院は、天井も高く、北側一面、高い位置に窓があるので、どのお部屋も明るく、柔らかな日差しが入ります。

ゆりかご助産院

赤塚さんいわく、設計士さんのこだわりで、お風呂も、トイレも、白いタイル張り(掃除は大変らしい・・・)で明るく、広々しています。

ゆりかご助産院 ゆりかご助産院

トイレには、介護にも使われている出し入れ自在の手すりもついています。

ゆりかご助産院

こんな感じでと、実践してくださいました!急激な陣痛でトイレから立ち上がれなくなった長男のお産を思い出しました。

さて、たくさんのこだわりがあるゆりかご助産院ですが、特に印象的だったことを3つ紹介します。

ゆりかご助産院のここがすごい!

  • 全長13メートル!!陣痛を促進する廊下
    ここを2往復すると、いい具合に陣痛が進むそうです。

    ゆりかご助産院

    廊下の手すりは、握りやすいように八角形になっています。

  • いきめる!!オリジナルソファー(カバーもお手製)
    赤塚さんのこだわりをふんだんに詰め込んだソファーを家具職人さんが仕上げてくれたそうです。

    座るところに取っ手!?

    ゆりかご助産院 膝をついて、ソファーを抱え込むようにして、いきむ!!

    ちょっとしたでっぱり

    実際に座って、掴んでみると、ぎゅっと力が入ります。 ゆりかご助産院
  • 構想5年!!授乳用足台
    正しい姿勢で、楽に授乳できるように考えられた足台。
    温かみのある木材を使用し、2段階になっているのは、背の高さによって、載せる位置を変えられるように配慮されています。

写真だとわかりにくいですが、ソファーの下にすっぽり入る大きさで、出し入れしやすいように、くぼみがあったり、使用後に足でしまえるように、スムーズに動くよう裏面にも工夫されています。

授乳用足台へのこだわりは、たくさんのお母さんに寄り添ってきた赤塚さんならではの配慮で、その想いに感激しました。

赤塚さんのお母さんへの想いがつまったゆりかご助産院・・・

まさに、温もりいっぱいの場所でした!!

赤塚さん、ゆりかご助産院の皆さん、ありがとうございました!

ゆりかご助産院

ゆりかご助産院website

 

親愛なる助産師さんへ

これからも助産師さんとともに・・・

3月のシンポジウム、京都での報告会で登壇した時の、スピーチです。


私は、3人の子どもを助産院で産みました。

静岡から、お母さんの立場で、出産ケア政策会議に参加してきました。自分が想像していた以上に現代のお産を取り巻く環境は厳しく、京都に足を運ぶたびに現実を突きつけられ、正直なところ、とんでもないとこに足を突っ込んでしまったなと思ったりもしましたが、ともに学ぶ志の高い助産師さんたちに励まされ、家族に背中を押され、今、この場に立っています。

さて、助産師のみなさん、知っていますか?

助産師さんたちには、女性の人生をがらりと変えてしまう力があることを!

私には、マイ助産師さんがいます!

3年位前、長男が、次男の鼻の穴にラムネを詰めたことがありました。ちょうど鼻にすっぽり入るくらいの硬いラムネです。取ろうとして、指を突っ込むと、ラムネは奥 へ、そのうち鼻の奥で溶け出して、その痛みで泣き叫ぶ弟、神妙にしている兄、見守る妹…これは、運転中の出来事です。本当にどうしょうもないけれど、パニックを起こしている次男をみて、真っ先に思い浮かんだのが助産師さんでした。

とりあえず、助産院に行ってみよう。

ふつうお母さんは、鼻にラムネを詰めて大号泣する息子を助産院には、つれてかないと思います。むしろ、連れてったら、迷惑だということ、冷静になればわかります。でも、どうしようもなく困ったときに、ふっと頭に浮かび、すぐに頼れる場所がある、そこに自分たち家族のことを分かってくれる人がいるというのは、どれだけ心強いか、ありがたいか。

私にとって、その存在こそがマイ助産師さんです。

結局、助産院について間もなく、大号泣しすぎてくしゃみ、ラムネ飛び出す!助産師さんは終始笑顔で対応してくださったものの、本当に、お騒がせな家族です…

 

さて、私が妊娠したのは、夫の転勤で、縁もゆかりもない静岡に引っ越してきてすぐのことでした。

それと同時に血が出るほど吐き、あらゆるにおい、TV、文字、日光でさえも受け付けないひどいつわりに悩まされました。夫も仕事が忙しく、周りには相談する人もなく、ずっとカーテンを閉めて暗くした家で一人で引きこもって過ごしていました。

私は、小さなときから、お母さんになることが夢でした。

いつか、妊娠するのを楽しみにしてました。でも、実際には、嬉しいはずが、不安や苦しみに耐える日々でした。こんなはずじゃなかった…何も知らない自分に驚き、失望しました。

きっと近いだろうと最初に選んだクリニックは、お城のような作りで、受付には、貴族のような服を着た人がいて、なんだか場違いなところに来た感じでした。

また、毎回、検査ごとに担当者が違うこと、

誰が看護師さんか助産師さんかも区別もつかないこと、

機械的な検査、電動で足が開く診察台、

カーテンを隔てて、モニター越しでの診察・・・

恥ずかしさのあまり頭の中は、真っ白で、何も質問できませんでした。みんな、こんな思いをしているのか、それとも私が自意識過剰なだけなのか、不安も解消されることがないまま戸惑うばかりでした。

ここで産みたくない!!

本能なのか、6か月の時に、助産院へ転院することを決意しました。

そして、11年前、初めてマイ助産師さんに会ったときのことを今でも、鮮明に覚えています。

ここでは、あなたがしたいようにすればいいのよ。

女性は、ちゃんと自分で産む力をもっているのよ。

私は、いつのまにかお母さんになることを気負っていました。不安いっぱいだった私の心と体に、助産師さんの笑顔と言葉が、魔法のように効いて、初めて会ったのに、とにかく夢中で話をして、帰るころには、気持ちも軽くなって、つわりも和らいだ気がしました。夫もその変化に驚いたほどです。

それからは検診も本当に楽しみになりました。まっすぐ向き合い、自分のこと、家族のこと、いろんな話をしました。30分から、時に1時間以上も!!いつでも、安心感、信頼感に包まれていました。

ただ、3人のお産は、すべて順調だったわけではありません。長男の入院、パニックなまま過ぎた次男の水中出産、貧血、これが本当の股ずれか知ったひどい静脈瘤、気管支炎のまま迎えた長女の出産…

でも、どんな時でも、助産師さんが寄り添ってくれたので、不安になることはありませんでした。3人目で初めて静脈瘤になったとき、恐る恐る鏡で下陰部を目の当たりにしたときは、検診の時まで、大変な病気にかかってしまったんじゃないかと正直、不安になったけど、

静脈瘤だね~痛かったでしょ。

と一通り説明を聞いて安心し、

今まで見た中で一番ひどいけど、大丈夫!!

という言葉に力が抜けました。特に一番という言葉がむしろ誇らしくさえ思えました。

お産の時には、ほめ言葉のシャワーを浴びせ続けてくれたおかげで、痛いのに、すごく気分がよくなって、褒められると調子に乗るタイプだという、新たな自分を発見することもできました。

とにかく、何度もあなたなら、大丈夫!という言葉に力をもらいました。

赤ちゃんのことは、もちろん、自分のことを大切にしてもらったという経験が、お母さんになる私に覚悟と自信をつけてくれました。助産師さんとのお産は、本当に幸せな時間でした。産後すぐにつけた日誌には、毎回、またここで産みたいと書いてあります。長女の出産から、5年たった今でも、まだ思い続けています。

(以下、スライド部分は省略)

さて、私は、自分の幸せなお産体験から、助産師さん、助産院、お産に深い関心を抱きました。そして、2年前の3月に、お産ラボを立ち上げました。

出産は、女性の人生においてとても大きな出来事なのに、自分のお産について振り返ったり、語ったりする機会は、ほとんどありません。妊娠する前に、学校で学ぶこともありません。お母さんを中心にみんなでお産体験をシェアし、ともに学ぶ場所、それがお産ラボです。

ちょうど2年前の3月、お母さん2人で立ち上げた当初から、月に1度、お産を語る座談会を開いてきました。毎回のように、助産師さんも参加してくださっています。

お産ラボには、特別なテーマや会ごとに目指すゴールがあるわけではありません。ただただ、お産について語る、聞く、考える、想いを共有することを大切にしています。でも、沈黙する、話さないという選択肢もあります。

座談会では、はじめに自分のお産、お産に対するイメージを漢字一字で表してもらいます。

10人10色のお産…

産む場所も産み方も、様々です。喜び、悲しみ・・・いろんな感情があります。学生さんや妊婦さんお産のイメージの多くは、怖いや痛いです。でも、お母さんたちが選ぶ一字は、それぞれで、いろんな想い、ドラマが詰まっています。命の誕生の瞬間は、神秘的でどこまでも奥深いです。

お産ラボの活動を通して、お母さん、助産師さんたちのお話を聞くたびに、自分のお産とのギャップを感じ、お産を取り巻く環境が過酷で、いろんな問題があるのではないかと考えるようになりました。

個人の問題ではなく、社会の問題ではないかと…

そんな時に出会ったのが、出産ケア政策会議です。

“命を育む女性を大切にできる社会を自分たちの手で創る”

その目的に共感し、志の高い助産師さんたちとともに学び、お母さんの立場で想いを伝えてきました。

お産ラボでは、これまでに、お産や子育てについて、シェアすること、知ること、選択すること、行動すること、を意識して、いろんなイベントを開催してきました。。

男性がお産を語る、おっさんラボ、マイクロバースの上映会などなどです。昨年は、立ち上げ当初からの目標だった、いいお産の日のイベントをお産ラボ仲間で作り上げました。

私自身もそうでしたが、驚くほど、お母さんたちは、お産・母子の専門家である助産師さんの存在を認識していません!お産ラボでは、活動を通して、お産・育児をキーワードに、助産師さんと地域の人たちを、つなげる役割も担っていきたいと思っています。マキコミュニケーション!!みんなを巻き込み、つなげていきたいと思います。

私には、5歳の娘がいます。娘がお母さんになるときに、助産院という選択肢も残してあげたいし、すべての女性がマイ助産師を選べ、自分らしいお産ができる未来にしていきたい。

そのためにも、自分の体験をシェアし、当事者である私たち女性が情報を共有し、声を上げていくことが、大切だと思っています。

先日、静岡では、マイ助産師制度のシェア会をしました。一人一人ができることをしていくという観点を持ちながら、マイ助産師制度の実現に向けて、少しづつ前に進んでいきたいと思っています。

もともと目立つことも、人前で話すのも苦手な私が、お産ラボの活動をし、こうして今ここに立っていることが自分でも不思議です。

私の人生は、助産師さんとの出会いでがらりと変わりました。

すごく大切なので、最後にもう一度言います。

助産師さんたちには、女性の人生を、日本の未来を変える力があります。

親愛なる助産師さんへ

お母さん、赤ちゃん、家族、いのちに寄り添って下さる 助産師さんたちに心から感謝します。いつも、ありがとうございます。

そして、これからも、よろしくお願いします!

 

国際助産師の日

5月5日といえば・・・こどもの日!!

でもありすが、実は!!

国際助産師の日

でもあります。その経緯は


1990年10月、ICM神戸大会(日本)の国際評議会で、5月5日を「国際助産師の日」とすることを決定しました。

1992年の5月5日を最初の「国際助産師の日」としました。

「国際助産師の日」テーマは、執行委員会から「2000年までにすべての人々に安全な出産を」とする提案があり、全会一致で承認され、2000年まではこのテーマを継続することが決議されました。


そして、2018年のテーマは!!

Midwives leading the way with quality care
「助産師が、質のよいケアで未来を拓く」

(日本看護協会HPより)

 

 What is a midwife?

これは、出産ジャーナリストの河合蘭さんが

国際助産師の日の写真展「What is a midwife?」

に寄せられた言葉です。

助け、助けられる生き物・・・

弱さ、知恵、強さ・・・

お産ラボの活動を通して、女性にその存在が知られていない現実を目の当たりにしました。

 お母さんと助産師さんをつなげる!

それがお産ラボの一つの役割になりました。

そして、出産ケア政策会議のプロジェクトとして、5月5日に向けて、3月の東京でのシンポジウム、4月の京都での報告会で上映された『Dear マイ助産師』を編集したものをウェブ上にアップします。

マイ助産師制度

マイ助産師制度は、出産場所やリスクの程度に関係なく、すべての女性が助産師を選ぶことができ、妊娠期からお産、産後まで、一人もしくは少数のチームの助産師が継続的にケアを行うことを目指すものです。

まだまだ少数ですが、マイ助産師のいるお母さんたちの表情、メッセージをぜひ、ご覧ください!!

そして、賛同してくださったら、ご自身のSNSでシェアしていただけると幸いです。キャンペーンは、同じ日に、いろいろな場所で声をあげることが大切です♡

5月5日国際助産師の日

マイ助産師制度の実現に向けてのプロジェクト

『Dear マイ助産師』のシェア

Take  Action!!

ひとり、ひとりの小さな行動が社会を動かす力になります!!