第13回お産ラボ!

第13回目となるお産ラボを開催しました。

今回の会場であるサイエンスホームさんの建物が木のぬくもりを感じるあったかい雰囲気で、すごく落ち着く環境でした。

昨年、浜松で開催していただいたシェア会の時に、会場となったのがサイエンスホームさんで、その時のご縁で、今回、静岡の展示場でお産ラボをすることが出来ました。
お産ラボシェア&交流会
(浜松で開催されたときの様子 at サイエンスホーム)

さて、今回の一文字は、

痛・痛・安・奇
お産ラボ

「痛」
一人目は、予定日を過ぎても産まれなく、誘発・促進剤を使用して陣痛が始まる。でも陣痛が弱く、会陰切開が痛かった。切開したところが 助産師さんもひどいね~と言うほど腫れ、出産した次の日は痛くて座れなかった。
二人目は緊急の帝王切開になって 術後はかなり痛くて 笑うこともできなかった。自然分娩とは違う痛さを経験した。

お産ラボ

「痛」
夜中に10分間隔で陣痛がきたものの 5分間隔になるまで自宅待機し 明け方クリニックへ行くが弱まり、階段昇降して痛くなるものの止めると弱まり、その繰り返しで段々悲しくなってきた。促進剤で陣痛が始まったけど 外に聞こえるんじゃないかってくらい痛くて叫んだ。
産後もおっぱいが張って痛かった。

お産ラボ

「安」
先生に予定日は過ぎると言われていたが、予定日に破水。陣痛が来てなかったので 階段昇降したが進まず、促進剤を使用して痛くなってきた。普段生理痛もほとんどないくらいなので 陣痛の痛さがものすごく感じて叫んだ。先生に「まだだね」って言われて2時間くらい痛みに耐えてる時にいつまでこの痛みに耐えるのかって不安だった。3回目の吸引でようやく産まれて ずっと痛かったから「終わった」という解放感と安心感で「安」に。

お産ラボ

「奇」
現在3人目を妊娠中で 奇跡の奇。今、お腹の中で動いている奇妙の奇。
お産は他にはない体験・経験。
一人目は先に破水し心配したけど無事陣痛がきて良かったけど こんなに痛いのがいつまで続くの?って思った。ベビーを抱っこして初めて泣けたのに、感動に浸ってる間もなく「写真撮ります」って言われて、もう少し余韻に浸りたかった。
二人目は陣痛からきたものの、痛みが増すのが速くて、気持ちがついていかなかった。移動できない程痛くて、もう少し早く分娩室に行きたかった。上の子を立ち合わせる為に、出産ビデオを先に見せておいた。立ち合ったことを誉めないと!って思っていたから 産まれた喜びを感じる余裕がなかった。
二回ともおっぱいトラブルあって、またなるかもという不安がある。3人目で「ベテラン」とは言われるけど、どんなお産になるか、無事産まれるかの不安はある。

今回は、参加人数が少なかったので、一人ひとりの話す時間に余裕があって、じっくり話すことが出来ました。

印象的だったのは、産後のおっぱいのトラブルに悩まされた方が多かったことです。

実は、産後のお母さんの7~8割がおっぱいのことで悩んでいます。ほとんどのお母さんが、授乳に関する何らかのトラブルに見舞われます。
そんな時に、どう対処すればいいのか、どこへいけばいいのか知っているだけで安心できます。

クリニックから、私たちが先日見学させていただいたAmi助産院を紹介してもらったお話もありました。
病院、クリニック、助産院が垣根を越えてサポートしてくれることは、困っているお母さんにとって、なによりの助けになると思います。

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今回参加された方お二人が妊婦さんだったので、出産落ち着いたら、またのご参加お待ちしてます。
またサイエンスホームさんで開催できたらいいですね~。

参加してくださったみなさん、ありがとうございました!

(Yukari)

初めてファシリテーターをしたみきちゃんの感想は⇒こちらから!

お産ラボ in 岡崎

午後からのお産ラボでは、自己紹介のあと、恒例のお産をイメージする1字を発表しながら、お話が始まりました。

okazaki

さて、今回は源・喜・宇宙・神秘

 『源』

お産体験が、自分の源、すべての原点。
吉村医院でお産できたことで、人生が変わった。
1人目はただ必死だった。2人目の時は、自分は筒でしかなかった。天から、ずどんと降りてきた。
生きているだけで大丈夫!この生命力があれば大丈夫!!と心から思える。
そう思えるのは、自分の力で、自然に産ませてもらった満足感。その感覚を味わってもらいたい。

 『喜』

産む力を大切にしている病院で、ヨガなどで体作り。一方で、赤ちゃんの扱い方がすごく雑だった。痛がっていたら、「お母さん、痛がりなんですね~」看護師さんの余計なひと言や、人によって変わる指導、おっぱいの量の細かな記録などのストレスで入院期間がすごく苦痛だった。流産をきっかけに食生活を見直す。
80歳のおばあちゃん助産師さんとの出会いに救われた。
「産んで終わりじゃないんだよ。」
「この産院がもっと良くなるにはどうしたらいい?」
次は、助産院で産みたい。

 『宇宙』

すごく広大なイメージ。自分自身は、妊娠してから、自然にかえる感覚。吉村医院と実家の近くの病院を行ったり、来たり。
「頭大きすぎて、自然分娩無理じゃない??」
「帝王切開じゃないと無理!誘発もムリムリ!」、
「大きさだけで産めないってことは、ない!!」
異なる対応に混乱。
予定日10日過ぎての微弱陣痛。痛みに耐えきれず、「切ってもいい~!」
ポンッ!バシャ~と破水、お産に至った。
自身の経験から、他の人のお産て、どうなんだろうと気になっている。


 『神秘』

看護学生時代、実習でお産を目の当たりにして、感動。がんばって産み落とすお母さんの助けをしたい!吉村医院の助産学生の実習制度の参加し、「自然」がいい!就職したいと懇願
「まず医療現場を見てこい!そうしなければ、本当の自然の良さは分からない」

1人目のお産は、助産院で。2人目は吉村医院で。
まき割り、同じ釜のごはんを一緒に食べる・・・妊娠期間から、産後まで共に過ごす中で横のつながりが出来た。その必要性と居心地の良さから、おやつを食べる会を主催している。

その他にも、産む場所の選択肢の少なさ、多すぎる情報から選択することの難しさ、育児における善悪、白黒をはっきりすることの息苦しさと曖昧さ、いい加減の大切さ、後産と胎盤のこと、助産院の置かれている状況、1人目の産後ケアの必要性などなど、たくさんのことをシェアしました。

そして、やはり話題の中心にあったのは吉村医院。

「現代の生活では普通の(自然な)お産は出来ない」
___吉村正先生

そんな言葉も印象的でした。

生活の中のお産、

自分と向き合うお産、

繋がりを大切にするお産

お産を取りまく環境は、変わり続けています。

自分はどうしたいのかなと考える機会はこれからも必要だと思っています。
いろんな場所で、当たり前のように広がっていくまで、お産ラボを続けていこうと思います。

参加してくださった方々、主催してくれた『honoiro』小林悦子さんありがとうございました。

✩悦子さんの素敵な感想は⇒こちらからどうぞ!

(Sachie)

『マイクロバース』上映会 in 岡崎

3月3日晴天に恵まれたひな祭りの日に岡崎へ行ってきました!

午前中にドキュメンタリー『マイクロバース』を上映し、午後にお産ラボをしました。

microbirth

岡崎市には、河瀬直美監督によるドキュメンタリー映画『玄牝(げんぴん)』の舞台になった吉村医院があります。

“自然分娩”とは?吉村医院とは?
吉村医院では院長の考えのもと、薬や医療機器などの人工的な介入をせず、女性が本来持っている“産む力”を信じて産む「自然なお産」(自然分娩)を行っている。院内に建つ江戸時代中期の古民家=古屋は、薪割りや板戸ふきなど昔ながらの労働や、一汁一菜の素朴な昼食をとる場として妊婦たちに開放し、出産に向けて心とからだづくりの大切さを伝えている。
_______『玄牝(げんぴん)』公式ホームページより

お産、とりわけ自然分娩に対する意識が高いお母さん立ちがたくさん集まってくれた今回の上映会では、上映後に3つのグループに分かれて、みんなが意見を出し合い、またメンバーを入れ替えて再度、意見交換、そしてシェアする形をとりました。

ほっとした

知識として知れてよかった

インパクトがすごすぎる

次世代への責任を感じる

怖い

プレッシャーを感じる

妊娠中に見たかった

医療者の方に見てほしい

母児早期接触の大切さを学んだ

医療者として、葛藤している

菌との上手な付き合い方を考えたい

お産について、知る機会と選択できる場が必要

『Microbirth』は、とってもデリケートな内容で、お母さん、妊婦さん、妊娠する前の女性、医療従事者、見た人それぞれに異なった感想を持ちます。私自身、何度見ても、いろんなことを考えさせられます。

目に見えないものの世界を知ること、理解することは、容易ではありません。
いいとか、悪いとか、正しい、間違っているをジャッジするのではなく、知ったことで自分の中に沸き上がってきたもの、感じたものを大切にしてほしいと思っています。

自分を大事にする

この上映会が、お産に向き合う1つの側面として、問題提起となれば、幸いです。

(Sachie)

お産ラボ in 藤枝

2月27日、藤枝でお産ラボを開催しました!

お産ラボ

10月にシェア会をしたことがきっかけで、藤枝第一建設さんのショールームhibikiさんに声をかけていただき、この度、ようやく開催することが出来ました。第一建設さんは、会場となるお部屋の快適はもちろんのこと、お産ラボ後に、お茶とスウィーツを提供してくれるという、なんとも太っ腹な、お母さんたちが喜んでくれるおもてなしをしていただけます。

さて、今回のお産ラボには、藤枝、焼津からお母さんたちが集まってきてくれました。

お産ラボ

今回の1字は待・温・安・光・激

『待』

待望の赤ちゃん!逆子で帝王切開だったため、陣痛を味わうことができなかった。たくさんの友人や先輩に励ましてもらい、気持ちが楽になったけれど、出来ることなら、経膣分娩を体験してみたい。
お産ラボは、帝王切開の人にとっては、敷居が高く、参加しにくいところだっと思っていた。

『温』

お産の時、赤ちゃんの感触、なんて不思議な温かさなんだろうと。陣痛が弱まってしまったことで、2人とも陣痛促進剤を使ったことに、なんでもっと頑張れなかったんだろうともやもやしている。でも、3人目の子に対する強い意欲と決意がわいてきて、次こそは!って思う。

『安』 

生理不順で不妊気味で通院していたこと、1人目は分娩台で6時間かかる難産だったこと、2人目はトキソプラズマ感染し、悩み苦闘したこと、また、旦那さんの転勤に伴う長時間かけての病院通い、転院、いろんな困難を乗り越えて迎えたお産、無事に赤ちゃんに出会えて安心、安堵した。

『光』

結婚後、29歳の時に乳がんを発症。全身の毛をなくすなどの副作用に苦しみつつ、あきらめかけていた自然妊娠。15時間以上の陣痛に耐えて、生まれた瞬間、玉が光って見えた。子どもは天からの授かりもの。そのすべてが奇跡で、ギフト。長男につけた名前の瑛の字をのちに調べると、光の玉という意味があった。現在、妊娠中の3人目の子の予定日は、父の命日と同じ。繋がりを感じずにはいられない。

『激』

助産院、クリニックでのお産は、それぞれ満足のいくところと、そうでないところがあった。ただ、精神的に不安定な時にかけられた厳しい言葉にすごく傷ついた。1人目の娘と違って、長男のお母さんとおっぱいへの執着(回数や吸引力)は凄まじく、体力的にも、精神的にもぐったりした。出かけることもままならず、長女を預けていたほどだった。男の子は、こんなにも激しいものなのだと。激動の日々を過ごした。

お産ラボ

いろんな産み方や、産む場所、自分の理想がある中で、なかなか思った通りにいかない、何があるかわからないのがお産です。そんな時に、気持ちに寄り添ってもらえたり、声をかけられることで、お母さんたちは、救われます。一方で、些細なひと言に、過剰に反応してしまうこともあります。

お産ラボでは、自然分娩、経膣分娩ありきだと考えていません。それぞれのお産経験を通して、共に考えたり、学びをシェアしたいと思っています。

命を産み、育てることは奇跡の連続です。
お母さんたちのリアルな経験がきっと誰かの役に立つと信じています。

私自身、毎回、いろんなことを考え、学ぶ場です。

4月以降、藤枝第一建設hibikiさんで、2ヶ月に1度、定期的にお産ラボを開催します。

次回は、4月20日(木)です。

(Sachie)

3月のお産ラボ!!

3月8日に、立ち上げから1年を迎えるお産ラボ!

毎月、お母さんたちのお話に耳を傾け、心に寄り添い、多くの気づきや学びを与えていただきました。

お産ラボの主役は、いつもお母さんです。

ずっと続けて、伝えていけるように、新たな気持ちで、これからも丁寧に積み重ねて生きたいと思います。

お産ラボ3月14日