お産ラボ in 藤枝

2月27日、藤枝でお産ラボを開催しました!

お産ラボ

10月にシェア会をしたことがきっかけで、藤枝第一建設さんのショールームhibikiさんに声をかけていただき、この度、ようやく開催することが出来ました。第一建設さんは、会場となるお部屋の快適はもちろんのこと、お産ラボ後に、お茶とスウィーツを提供してくれるという、なんとも太っ腹な、お母さんたちが喜んでくれるおもてなしをしていただけます。

さて、今回のお産ラボには、藤枝、焼津からお母さんたちが集まってきてくれました。

お産ラボ

今回の1字は待・温・安・光・激

『待』

待望の赤ちゃん!逆子で帝王切開だったため、陣痛を味わうことができなかった。たくさんの友人や先輩に励ましてもらい、気持ちが楽になったけれど、出来ることなら、経膣分娩を体験してみたい。
お産ラボは、帝王切開の人にとっては、敷居が高く、参加しにくいところだっと思っていた。

『温』

お産の時、赤ちゃんの感触、なんて不思議な温かさなんだろうと。陣痛が弱まってしまったことで、2人とも陣痛促進剤を使ったことに、なんでもっと頑張れなかったんだろうともやもやしている。でも、3人目の子に対する強い意欲と決意がわいてきて、次こそは!って思う。

『安』 

生理不順で不妊気味で通院していたこと、1人目は分娩台で6時間かかる難産だったこと、2人目はトキソプラズマ感染し、悩み苦闘したこと、また、旦那さんの転勤に伴う長時間かけての病院通い、転院、いろんな困難を乗り越えて迎えたお産、無事に赤ちゃんに出会えて安心、安堵した。

『光』

結婚後、29歳の時に乳がんを発症。全身の毛をなくすなどの副作用に苦しみつつ、あきらめかけていた自然妊娠。15時間以上の陣痛に耐えて、生まれた瞬間、玉が光って見えた。子どもは天からの授かりもの。そのすべてが奇跡で、ギフト。長男につけた名前の瑛の字をのちに調べると、光の玉という意味があった。現在、妊娠中の3人目の子の予定日は、父の命日と同じ。繋がりを感じずにはいられない。

『激』

助産院、クリニックでのお産は、それぞれ満足のいくところと、そうでないところがあった。ただ、精神的に不安定な時にかけられた厳しい言葉にすごく傷ついた。1人目の娘と違って、長男のお母さんとおっぱいへの執着(回数や吸引力)は凄まじく、体力的にも、精神的にもぐったりした。出かけることもままならず、長女を預けていたほどだった。男の子は、こんなにも激しいものなのだと。激動の日々を過ごした。

お産ラボ

いろんな産み方や、産む場所、自分の理想がある中で、なかなか思った通りにいかない、何があるかわからないのがお産です。そんな時に、気持ちに寄り添ってもらえたり、声をかけられることで、お母さんたちは、救われます。一方で、些細なひと言に、過剰に反応してしまうこともあります。

お産ラボでは、自然分娩、経膣分娩ありきだと考えていません。それぞれのお産経験を通して、共に考えたり、学びをシェアしたいと思っています。

命を産み、育てることは奇跡の連続です。
お母さんたちのリアルな経験がきっと誰かの役に立つと信じています。

私自身、毎回、いろんなことを考え、学ぶ場です。

4月以降、藤枝第一建設hibikiさんで、2ヶ月に1度、定期的にお産ラボを開催します。

次回は、4月20日(木)です。

(Sachie)