3月に、2人でお産ラボを立ち上げた時、月に1度の座談会を開催することのほかに、11月3日のいいお産の日に、
お母さんの立場から、お産に関する何かしらのアクションを起こす!
ということを当面の目標としてきました。
スタッフが増え、毎月お産ラボをしつつ、助産院訪問もさせていただいたり、新たなご縁をいただいてお産ラボの輪が広がっていく中でも、いつも、いいお産の日のことを念頭に置き、ミーティングなどあれやこれや話し合ってきました。
そして、昨日、スタッフの勉強会も兼ねて、ドキュメンタリー映画『Microbirth マイクロバース』の上映会を開催することが出来ました。静岡県助産師会会長のくさのさんをはじめ、静岡のお母さんを支えてくださる助産師さんたちも参加してくださいました。上映後は、みんなで感想シェア会をしました。
感想会では、お産に関する専門用語が飛び交い、
近年のお産の在り方の変化、
お母さんの体、意識の変化、
産科医療の現状や産後ケアの問題、
妊娠期に知っておくべきこと、
お産に対する意識改革、
主体的なお産とは・・・
などなど、それぞれの立場から、お産について考え、映画の感想をを出し合いながら、これから自分にできることは何だろうかと考えました。
お産現場に関わる助産師さんたちに参加していただいたおかげで、深い議論を展開することができ、とても有意義な時間でした。一方で、これからもさらに問題提起していく必要性も感じました。
私たち、お産ラボは、お母さん、これからお母さんになる若い世代の方々と共に、
お産について語り合う場づくりをすること、
お母さんと地域の助産師さんをつなげる役割をすること
を使命にしたいと、改めて思いました。
お産ラボにとって、すごく実りのあるいいお産の日になりました。
午後からは、11日の『ふじさんっこフェスタ』の出展に向けて、スタッフで分担していたものを持ち寄って、準備を進めました。
不特定多数の人たちに向けて、お産ラボの活動報告をするというのは、初めての試みで、私たちも手探りで作業を進めていますが、今までの活動をギュッとまとめた形で展示したいと思っていますので、ぜひ会場に足を運んでいただき、お産ラボブースに立ち寄っていただければと思います。