「助産院実習」タグアーカイブ

令和元年、お産ラボの歩みを振り返る⑤

昨日は、3月5日産後の日だったそうです。
お産ラボを立ち上げたのは、3月8日産婆の日!

偶然とはいえ、どこまでも助産師さんが好きな私です。

さて、助産師さんが好きすぎて、ついに・・・

『ままここっち』誕生!!
お産ラボの拠点に助産院がやってきた

きっかけは、昨年の3月のことでした…
2月に開催された母子と助産師の交流会vol.2(新型コロナウィルスの流行で、今年は中止になりました…残念)の反省会をかねて、実行委員が集って、くさの助産院で食事会がありました。

その時、助産師会で、助産師さんが集れて、産後ケアができる施設をつくる構想があって、その場所を探しているという話がありました。

そういえば、お産ラボの拠点は、1階が空いてて、その有効活用法を探っている!!そんな話をすると、

「そこに入ればいいんじゃない??」

くさのさんの一言で、翌月には下見、相談、それから駐車場確保、引っ越し、そして9月OPEN!とんとん拍子でいろんなことが決まっていきました!

かくして、ままここっちは誕生しました!!
お産ラボの拠点に、助産師、関さんのミルキードリーム関母乳育児相談室と、助産師、稲葉さんのいなば助産院が仲間入りしてくれました。

 ミルキードリーム関母乳育児相談室
     助産師 関さん

  いなば助産院 稲葉さん

ままここっちは、基本的に、2つの助産院として存在しています。
いなば助産院も静岡市の産後ケア事業の委託施設です。
(チラシは、2019年度)

生後4か月未満の赤ちゃんとお母さんが利用できますので、ぜひ活用してくださいね!!

産後だけじゃなく、産前の悩みや不安にも寄り添っていくれるので、まずはお電話で相談してくださいね!

毎週木曜日には、ミルキードリームの関さんがベビーマッサージ講座を開催しています。寛ぎながら関さんとのおしゃべりや講座後に出されるおやつも大好評です。

また、助産院実習に来た学生さんと一緒に、お産ラボをしたり、育児中のお母さんと赤ちゃんとのふれあったり、お母さんの声を直接聞いてもらったりできるのは、ままここっちならではの強みです。

              助産師 × お母さん × 学生

世代を越えて、命のバトンをつなげていきます。

また、お産ラボの若い助産師さんたちにとっても、関さんや稲葉さんから学ぶことも多く、助産師さん同士の交流の場になっています。

今後も、お産ラボとのコラボ企画なども開催していく予定です!
お産も子育ても一人ではできません。多くの人がつながって、ともに成長を見守る場所、みんなの心のよりどころになるように、ままここっちを整えていきたいと思います。

 

ままここっちでお産ラボ

ままここっちお産ラボ

実習中の学生さんとベビーマッサージに来てくれているママさん達とのお産ラボでした!
素敵な交流の時間になりました。

・・・陣痛時間が27時間と長くてとても辛そうだった。だけど、赤ちゃんが産まれたら笑顔になって、旦那さんも表情が緩んで幸せそうだった。
妊娠期間は、10ヶ月と長そうだけど人生の中ではほんのわずかな期間なので、幸せな事だと思う。

・・・陣痛に耐えることのできる強さ。陣痛で辛くて食事もできていなかったのに、もうすぐ産まれるから、今のうち食べておいた方がいいよ。と助産師さんに言われ、モリモリ食べていて強いなぁと思った。

・・・会陰切開が怖いと思っていた。実際は、切る時は痛さは分からなかったけど、産後はすごく痛かった。
陣痛が始まり、午前8時に入院した。
子宮口6センチでまだ陣痛の痛みも大丈夫だった。8センチになった時にトイレに入ったら痛さで動けなくなった。分娩台になんとかつき、いきんでという時になったが、今までいきみを逃して息を吐いていたので、いきみ方が分からず全然いきめなかった。すると、先生が次の陣痛でお腹を押して、その一回でスルッと産まれた。

・・・切迫早産で1ヶ月半ほど入院していて妊娠期間は長く感じた。お産は早かった。
切迫だったことあり、病院に着いたら子宮口は8センチだった。
骨盤が狭くなかなか降りてきてくれなくて吸引分娩だった。

・・・つわりが重くて、1週間入院した。産休まで仕事に行きたかったけど、行けなかった。産むまでつわりは続いた。食欲はあったので、食べていて体重は増えてむくみもでていた。お産は破水から陣痛は1日半続き、子宮口8センチでいきみたくてもまだだよ。と言われいきめなかった。妊娠中から耐えることばかりだった。

・・・子ども2人お産したが2人とも違いすぎて、参考にならなかった。
1人目は、産休に入ってすぐに破水して、入院になった。陣痛は凄く痛いと思っていたので、こんなくらいじゃまだだろうと思って過ごしていて、痛くなってきたので先生を呼んだら、子宮口全開でそれから、30分で産まれた。
2人目は、32週の時に計画帝王切開が決まった。予定日の3日前に入院すると、すごくお腹が張っていて、こんなに張ってて痛くなかったの?と驚かれた。張り止めの薬をMAXで処方された。痛みに強いねと言われた。
帝王切開だったので産後に体を動かす事もできなくて大変だった。枕元にあるお茶を取るのに手も伸ばせないし、寝返りも、横向きになる事も出来なかった。

・・・緊急帝王切開になった。朝ごはんを食べようとしていたら破水し、仕事に行った夫を呼び戻し病院にいった。子宮口が全然開かずに1日が経った。すると翌朝に自分が発熱した。感染症になっているといわれ、すぐに帝王切開をすることになった。急なことで戸惑いもあったが、子供の為と思い受け入れていたが、バタバタと看護師さん達が準備を始め移動したりしている様子に驚いた。
前屈みになって腰に打つ、麻酔の注射が痛かった。痛み止めの注射をして、また麻酔の注射してとずっと痛かった。手術はすぐに終わり赤ちゃんは産まれたが感染症になっていたので、すぐに小児科の方に連れて行かれて抱っこも出来なかった。3、4日後に同室でのお世話が始まった。お産は予想通りにいかないことばかりで驚いたし、産まれた赤ちゃんを見ると、この子が私のお腹の中にいたなんて!と驚きだった。手術の傷口はいまでも痛んだり、カサカサしたりしている。

・・・お産から25年経つと痛みも忘れてしまう。
1人目は、里帰りし病院でお産した。自分自身がとても気張っていたと思う。
2人目は、里帰りせずに自宅の近くの助産院で産もうと思っていたが、自宅分娩が出来るということだったので、行ったり来たりしない、動かないですむからと自宅分娩を選んだ。陣痛が始まった朝はちょうど母が来てくれる日で、母が到着すると産まれた。
3人目はも自宅でお産した。そのときは上のお兄ちゃんは1年生だったので、お産に参戦し、出てきた引っ込んだなど側で見て、一緒に体験できた。3人目でも、19時間かかった。
次は子どもに、命を繋いでいってほしい。

今回は、お産はまだまだこれからの実習学生、まだ記憶が新しい1歳くらいまでの子どものママ達、そして、子育てを終えた方と幅広いお話がたくさん聞けました!(Chie)