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未来へ向けて

「出産ケア政策会議」

昨日、京都市の佛教大学で「出産ケア政策会議」の報告会を開催しました。私たち研修生にとって、1年間の集大成の場でした。

東京に引き続き、約100名の方にご参加いただきました。   たくさんのお母さん、学生さんの姿もあって、嬉しかったです。

子育て支援に関わっているお母さんたちとも繋がれて、とても心強かったです。

本当にありがとうございました。

マイ助産師制度

そして、本日(2018.4.22)の京都新聞朝刊にその様子が掲載されました。


出産ケア政策会議とは

Birth for the future(BFF)研究会が2017年5月から開催している研修会です。

「学び、考え、議論し、行動する」

女性を大切にした出産ケアの在り方を制度・政策面から支えるために、当事者が協働して、出産ケアに関わる法律や制度、政策を見直し、女性のニーズに沿った政策転換を目指して活動しています。

私は、お産ラボを始めてから目の当たりにした、日本のお産に対する疑問、課題を自分の中で解決すべく、静岡から、お母さんの立場で、出産ケア政策会議に参加してきました。

でも、自分が想像していた以上に現代のお産を取り巻く環境は厳しく、京都に足を運ぶたびに現実を突きつけられ、正直なところ

とんでもないとこに足を突っ込んでしまったな・・・・

と思ったりもしましたが、ともに学ぶ志の高い助産師さんたちに励まされ、家族の協力に背中を押され、すべての日程に参加することができました。


 マイ助産師制度

妊娠中から出産、産後のケアもすべて同じ助産師(または少数の助産師チーム)が行う

この制度を実現させるには、多くの課題がありますが、

一人一人ができることをしていくという観点を持ちながら、少しづつ前に進んでいきたいと思っています。

この1年の学びを行動へ

私には、5歳の娘がいます。娘がお母さんになるときに、助産院という選択肢も残したいし、どこで、どんな産み方でも、すべての女性がマイ助産師を選べ、自分らしい、納得のいくお産ができる未来があったらいいなぁと思います。

そのために、これからも自分の体験をシェアし、当事者である私たち女性が情報を共有し、声を上げていくことが、なによりも大切です!!

近いうちに、お母さんたちに向けて、マイ助産師制度のシェア会をしたいと思っています。

出産ケア政策会議

 

 

「出産ケア政策会議」成果報告会 in京都

 3月に東京で開催されたシンポジウムで登壇したメンバーが再集結し、1年間の集大成を報告をします。

昨年の5月から学び、議論してきた『マイ助産師制度』

そのメリットやこれからの課題、助産師の在り方や地域連携など、助産師の役割についても考えるきっかけになればと思います。

私も、自分の出産体験、お産ラボの活動を通して感じた危機感など、お母さんの立場からお話しさせていただきます。

◆◆◆「出産ケア政策会議」成果報告会◆◆◆ 
◇◆◇女性を大切にする出産ケアシステム◇◆◇
◇◇◇「マイ助産師制度」の実現にむけて◇◇
●日時
4月21日(土)10:00~12:00
(開場・受付開始 9:40~)
(意見交換会  12:00~13:00*自由参加)
●会場
佛教大学二条キャンパス2F 207教室
http://www.bukkyo-u.ac.jp/about/access/nijo/

 

●プログラム
・「親愛なる助産師さんたちへ」平田砂知枝(お産ラボ)
・「『マイ助産師制度』について」 ドーリング景子(オークランド工科大学助産学博
士課程)
・「マイ助産師になるための”最初の一歩”を踏み出す」                     鈴木知佳(ふくろう助産院院長)
・「マイ助産師を支える地域連携~静岡県を例に」                               草野恵子(くさの助産院院長)


・映像上映「Dear マイ助産師」企画:日本妊産婦支援協議会りんごの木、編集:お産ラボ
●定員
60名
●参加費(資料代含む)
助産師・専門職:2,000円
一般・学生:500円
*事前申込不要   

申し込みは、不要ですが、大体の人数を把握したいので、興味がある方は、osanlabo@gmailまで連絡いただけると幸いです。

マイ助産師制度について考えよう♪

出産ケア政策会議、Birth for the Future(BFF)の

 

“命を育む女性を大切にできる社会を自分たちの手で創る”

その目的に共感し、お母さんの立場から想いを伝えてきました。

(以前に書いた記事は、こちらからご覧ください)

お産ラボをはじめたからこそ知ったこと、学んだことがきっかけでした。

期待感でいっぱいだったのに、いざ参加してみると、日本のお産に関する制度やシステムは、私が思っていた以上に、複雑で、政策提言するのは困難だと痛感しました。知れば知るほど、失望感、無力感に陥りました。

だからこそ、なんとかしたい!

私たちがたどり着いた1つ提案は、

マイ助産師制度!!

現時点では、限りなく理想論に近いのかもしれません

ものすごく時間がかかるかもしれません

課題はたくさんあるかもしれません

だからこそ、みんなで共有し、考えていきたい!

9日は、議員会館で、議員さんたちに向けて成果報告

と勉強会をします。

10日は、お母さん、助産師さんに向けての報告と基調講演などがあります。私たちのはじめの一歩に、是非ご参加ください。

シンポジウムでは、母の声として、スピーチさせていただきます。また、静岡の助産師さんたちの取り組みも紹介されます。

全国のたくさんのお母さんが、応援してくれています。

お母さん、助産師さん、たくさんの方のご参加をお待ちしています!

3月10日のシンポジウムには、静岡から、バスを手配して、お産ラボの仲間・子どもたちと助産師さんが駆けつけてくれます。

まだ、席に余裕があります。一緒に行きたい方は連絡ください。

osanlabo@gmail.com、お産ラボFBのメッセージへ!!

ぜひ、ご一緒しましょう!

「マイ助産師制度」PR映像素材提供くださった皆さまへ

3月の東京で出産ケア政策会議の成果報告(9日:議員会館)シンポジウム(10日:国立オリンピック記念センター)で上映するPR画像の制作を進めています。

皆さまのご協力に大変感謝しております。
賛同のお言葉や、励ましのメッセージ、とっても嬉しいです。

今週になって、全国から、続々と届く写真に嬉しい悲鳴を上げている状況です(笑)

どれも素敵なお写真ばかりで、胸が熱くなります。

マイ助産師制度

皆さんの想いをしっかり届けられるよう、1つ1つメールと写真を確認しております。

大変申し訳ありませんが、返信するのに少しお時間いただくことをご了承ください。よろしくお願いします。

マイ助産師制度

皆さん、本当にありがとうございます♡

お産ラボ 平田砂知枝

出産ケア政策会議 Birth for the future研究

 

 

出産ケア政策会議 Birth for the Future

お産・子育ては、複雑なのか? 

お産ラボを立ち上げてから、これまでに、たくさんのお母さん・助産師さんから、リアルなお産体験を聞いてきました。

ひとつとして同じものはなく、毎回、いのちの誕生の奇跡にふれ、感情を動かされます。

お産って、本当に奥深い!!

おかあさんってすごい!!
 
 そう思う一方で、今、日本のお産をとりまく環境がとても複雑で女性だけでなく、そこに関わる医療者の方にとっても過酷な状況になっていることを知り、多くの課題があると感じるようになりました。
 

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