第38回お産ラボ@藤枝

2020年、第一建設さんでの最初のお産ラボ。
今回はスタッフの知り合いの方と、看護学生さん、それも助産師志望!の方のお二方とまったり、ゆったりお話しました。

『支』
上の子が遺伝性心疾患。第三子の時も遺伝が心配だったが、妊娠期から小児科や循環器ドクターのバックアップがあり、いろいろ調べたり支えてもらって産まれたのがこの子。出産後すぐも診察で「大丈夫」と言ってもらえ心強かった。お産は羊水が少ない事もあり予定日に陣痛誘発。昼頃から生理痛くらい、2時に急に痛くなり3時に痛くてナースコールしたら子宮口が全開!いきまないように言われても、いきんじゃった〜。肩が引っかかり、再度いきんだらスルッと出てきてくれた。

『輪』
小学生の頃、命の授業を受けて助産師になりたいと思った。まだ自分が出産体験をした訳ではないけれど、お産に携わる助産師を志す事で色々な人と出会って自分の輪が広がった。お産は人とのつながりも広がる、家族のつながりも広がるものだと思う。

お産を通して、子どもとの日々を過ごして 今、命があることが奇跡の連続である事を実感したお母さん…。
ついついそんな事も忘れて、過ぎた節分でも追い出せない鬼母ちゃんがいるんだけど…。
大事なことをまた思い出させてもらったお産ラボでした。 命の重さを実感するお母さん、そのお母さんを将来色んな形でサポートしてくれるだろうエネルギー溢れる学生さん。 お産には悲しい命の出来事も嬉しい命の出来事もあるけれど、必要な時に必要な医療が届いて、お母さんに、赤ちゃんに、家族に温かい寄り添いがありますように。(Kanako)

ただただ、お産について語るお産ラボ・・・
私たちが大切にしているのは、誰もが話しやすい空間を作ること
だけど、

*参加者が主役であるということ
*参加者、話し手を信じて、信じぬくこと

この2つを意識していると、自然と場が整います。
お母さんたちのエネルギー、お産の奥深さに魅せられて
これからもお産ラボは続いていきます。

偶数月に藤枝第一建設さんでお産ラボを開催予定です。
次回は、4月です。

各地の第一建設さんのモデルルームで魅力的な講座が満載です。
ぜひ、チェックしてみてくださいね!
   ↓↓↓
 暮らすプラス 

 

 

 

ままここっちでお産ラボ

ままここっちお産ラボ

実習中の学生さんとベビーマッサージに来てくれているママさん達とのお産ラボでした!
素敵な交流の時間になりました。

・・・陣痛時間が27時間と長くてとても辛そうだった。だけど、赤ちゃんが産まれたら笑顔になって、旦那さんも表情が緩んで幸せそうだった。
妊娠期間は、10ヶ月と長そうだけど人生の中ではほんのわずかな期間なので、幸せな事だと思う。

・・・陣痛に耐えることのできる強さ。陣痛で辛くて食事もできていなかったのに、もうすぐ産まれるから、今のうち食べておいた方がいいよ。と助産師さんに言われ、モリモリ食べていて強いなぁと思った。

・・・会陰切開が怖いと思っていた。実際は、切る時は痛さは分からなかったけど、産後はすごく痛かった。
陣痛が始まり、午前8時に入院した。
子宮口6センチでまだ陣痛の痛みも大丈夫だった。8センチになった時にトイレに入ったら痛さで動けなくなった。分娩台になんとかつき、いきんでという時になったが、今までいきみを逃して息を吐いていたので、いきみ方が分からず全然いきめなかった。すると、先生が次の陣痛でお腹を押して、その一回でスルッと産まれた。

・・・切迫早産で1ヶ月半ほど入院していて妊娠期間は長く感じた。お産は早かった。
切迫だったことあり、病院に着いたら子宮口は8センチだった。
骨盤が狭くなかなか降りてきてくれなくて吸引分娩だった。

・・・つわりが重くて、1週間入院した。産休まで仕事に行きたかったけど、行けなかった。産むまでつわりは続いた。食欲はあったので、食べていて体重は増えてむくみもでていた。お産は破水から陣痛は1日半続き、子宮口8センチでいきみたくてもまだだよ。と言われいきめなかった。妊娠中から耐えることばかりだった。

・・・子ども2人お産したが2人とも違いすぎて、参考にならなかった。
1人目は、産休に入ってすぐに破水して、入院になった。陣痛は凄く痛いと思っていたので、こんなくらいじゃまだだろうと思って過ごしていて、痛くなってきたので先生を呼んだら、子宮口全開でそれから、30分で産まれた。
2人目は、32週の時に計画帝王切開が決まった。予定日の3日前に入院すると、すごくお腹が張っていて、こんなに張ってて痛くなかったの?と驚かれた。張り止めの薬をMAXで処方された。痛みに強いねと言われた。
帝王切開だったので産後に体を動かす事もできなくて大変だった。枕元にあるお茶を取るのに手も伸ばせないし、寝返りも、横向きになる事も出来なかった。

・・・緊急帝王切開になった。朝ごはんを食べようとしていたら破水し、仕事に行った夫を呼び戻し病院にいった。子宮口が全然開かずに1日が経った。すると翌朝に自分が発熱した。感染症になっているといわれ、すぐに帝王切開をすることになった。急なことで戸惑いもあったが、子供の為と思い受け入れていたが、バタバタと看護師さん達が準備を始め移動したりしている様子に驚いた。
前屈みになって腰に打つ、麻酔の注射が痛かった。痛み止めの注射をして、また麻酔の注射してとずっと痛かった。手術はすぐに終わり赤ちゃんは産まれたが感染症になっていたので、すぐに小児科の方に連れて行かれて抱っこも出来なかった。3、4日後に同室でのお世話が始まった。お産は予想通りにいかないことばかりで驚いたし、産まれた赤ちゃんを見ると、この子が私のお腹の中にいたなんて!と驚きだった。手術の傷口はいまでも痛んだり、カサカサしたりしている。

・・・お産から25年経つと痛みも忘れてしまう。
1人目は、里帰りし病院でお産した。自分自身がとても気張っていたと思う。
2人目は、里帰りせずに自宅の近くの助産院で産もうと思っていたが、自宅分娩が出来るということだったので、行ったり来たりしない、動かないですむからと自宅分娩を選んだ。陣痛が始まった朝はちょうど母が来てくれる日で、母が到着すると産まれた。
3人目はも自宅でお産した。そのときは上のお兄ちゃんは1年生だったので、お産に参戦し、出てきた引っ込んだなど側で見て、一緒に体験できた。3人目でも、19時間かかった。
次は子どもに、命を繋いでいってほしい。

今回は、お産はまだまだこれからの実習学生、まだ記憶が新しい1歳くらいまでの子どものママ達、そして、子育てを終えた方と幅広いお話がたくさん聞けました!(Chie)