スタッフミーティング

先日スタッフミーティングを行いました。
スタッフはみんなお母さんで、仕事をしている人もいるので、なかなか集まれないのですが、今回は過去最高の11人中9人参加で今後の予定を確認しました。

今回から、三人の男の子をもつお母さんが心強い新メンバーとして仲間入りしてくれました。嬉しい!!
ということで、お産ラボ的自己紹介、good&New(24時間以内にあった嬉しいこと)のあと、座談会に向けて、準備から終了後まで、どう進めているのかを確認しました。

お産ラボ

そして、最近のHAPPY NEWSを共有。お母さん業界新聞8月号への掲載、8~9月に島田・浜松・富士・富士宮へ進出など、いろいろなつながりが広がっていくことを実感し、ワクワクしています。

お産ラボ

第6回お産ラボと第2回助産院へ行こう!のスタッフ確認、告知の準備をしたり、静岡市の産後ケア事業の現状を共有しました。
また、いいお産の日(11月3日)にお産ラボのイベントを企画しています。それぞれやりたいことを持ち寄り、「これしたい」「それいいね」と話し合い、会場も近々決まりそう!?なところ。決まり次第、また告知しますので、お楽しみに~!!

お産ラボ

今回はスタッフがたくさん集まったり、こどもたちが夏休みで、少し大きいこどもたちもいて、賑やか。こどもたちってすぐ仲良くなれて羨ましいなーって思います!

お産ラボ

とはいえ、お産ラボメンバーは出会ってまだ4ヶ月なのに、気が合ったり、本音を話したり、時には涙したり、ミーティングはいつも笑顔が耐えなかったり。やっぱり同じ志をもっていて、自分にはない得意なことをみんな持っていて、尊敬し合っているからなのかな?
とてもいい関係を築いていると思います。こんな素敵なメンバーに出会えたことに感謝しています。みんなで集合写真撮ればよかったなー、なんて後で思うのでした。

話は戻りますが、お母さんの声を吸い上げ、医療機関や自治体に伝えるのがお産ラボの目標。お母さんが本当に必要なケアを受けたり、少しでも満足したお産や産前産後を過ごせるように頑張ります。

西部、東部にも広がり、嬉しい限りです。いろいろな人と出会い、広がっていく人の輪、素敵ですね。
スタッフ一人一人の力を合わせて、これからもお母さんのために出来ることをひとつひとつやっていきます。よろしくお願いいたします!
(Miki)

今後の予定

もうすぐ夏休みですね!
全国的には、すでに先週からスタートしていますが・・・
静岡市は28日からです。

今日は、久しぶりにお産ラボのスタッフミーティングでした。
新たなメンバーを迎え、ワクワクしながら、今後のことあれこれ話し合い、シェアし合いました。

お産ラボ

内容盛りだくさん、頭もパンパン、想いもいっぱいでしたが、充実した時間となりました。

お産ラボ

さて、8月・9月は、静岡市を飛び出して、西へ東へ行きますよ~

多くの方に関心を寄せていただき、声をかけていただいています。
スタッフにとって、なによりの励みになります。
ありがとうございます。

《 今後の予定 》

*8月18日(木)  

 第6回 お産ラボ 
 菜桜助産所 (富士市)にて

*8月22日(火) 

 助産院へ行こう!!
 第2弾!『エスアールハウス』(富士宮市)

*9月12日(月) 

 第7回 お産ラボ (島田市)

*9月20日(火) 

 プチお産ラボ体験&ランチ交流会(浜松市)

上記、詳細はすべて、順次こちらまたはFBページで告知していきます。
しばらくお待ちくださいませ。

いろんな場所で、みなさんに会えることを楽しみにしています🎵

お産ラボ

お母さんたちのミーティング中、子どもたちは仲良く遊んでいました。

第5回 レポート➁

私は、いつも、お産ラボの振り返りをします。
ファシリテーターとして、よかった点、反省する点、次にどう生かしていくかなどです。でも、むしろ1人の女性として、母としての気づきや、学びも多いです。
毎回、参加者の方が真摯に自分のお産をふり返り、お話してくださることに感謝の気持ちでいっぱいです。

今回、3番目のお子さんを亡くされた方(天使ママと呼ぶそうです)がその経験をお話してくださいました。
何も手につかず、引きこもっていたこと、深い悲しみ、辛い想い・・・

胸がぎゅーっと締め付けられて、本当に何の言葉も発することができませんでした。ファシリテーターでありながら、その場にいることが苦しくなりました。

私は、4人姉妹の次女として育ちました。

でも、本当は6人のはずでした。

お空に2人います。1人は妊娠初期の流産だったと聞いています。

そして、もう一人は、私より10歳ほど離れていました。
私は、久しぶりの赤ちゃんの誕生を心待ちにしていました。

でも、どういうわけか、その当時、両親の間で、新たな赤ちゃんを迎えることに関してすれ違いがあったのを、子ども心に感じていました。当時の父は、妊婦の母に対してとても、とても冷たかった。

妊娠6ヵ月くらいの時、母は流産しました。私は、手術する病院に叔母と一緒に付き添いました。手術を待つ間、廊下の明かりがとても暗かったのを覚えています。

病室で、母に面会した時、「赤ちゃん、たまねぎくらいだった・・・」と言ったきりでした。今にも泣き出しそうな目で、悲しさに打ちひしがれていました。

いつも元気いっぱいで強く優しい母の、弱りきった姿を初めて目の当たりにした私は、赤ちゃんが亡くなってしまった悲しみよりも、母が死んでしまうんではないかと不安でたまりませんでした。どこかへ行ってしまうんじゃないかとすごく心配でした。自分がそばにいて、母を支えなければと思いました。

自分に宿した子どもを亡くすことの辛さは、想像を絶します。
そして、みんなの前でそれを話す勇気に尊敬の念を抱きます。
その方がおしゃっていました。

「子どもたちのおかげで、前を向くことができた。立ち直ることができた。生まれてきてくれた子たちを大切にしていきたい」

帰りの車中で、この言葉を思い出して、涙がボロボロ、声をあげて泣きました。今回、私は、1人の子どもとして、この言葉にとても救われました。ずっと胸につかえていた何かがすっと取れた気がしました。

辛い経験もシェアしていただいたこと、とてもありがたく思います。
愛おしそうに赤ちゃんを見つめる目がとても優しかった。

命を生み出すお産には、喜びだけでなく、時に辛く悲しい現実が待ち受けていることもあります。
そういったことも含めて、命の尊さ伝えていくこと、シェアしていくことの大切さを学びました。

今、目の前にいる子どもたちも、奇跡の連続で出会えた子たちです。
感謝せずにはいられません。

お産ラボの後、流産・死産経験者でつくるポコズママの会の存在を教えていただきました。必要とされている方に届きますように。

改めて、お産ラボに参加されたみなさん、ありがとうございました。

個人的なことを、レポートとして掲載することにかなり躊躇しました。
賛否はあるかと思いますが、1人の母として、子どもとして想いを残すことをご了承していただけたらと思います。

(Sachie)

第5回レポート➀

第5回お産ラボは、初めて、駿河区で開催しました。
緑あふれる駿府匠宿の素敵な空間で、お産のこと語り合いました。
今回は、2週間後にお産を控えた妊婦さん、生まれたばかりの小さな赤ちゃんたちも参加してくれました。

いつものように自己紹介を兼ねて、お産をイメージする漢字、一字を発表しました。

第5回お産ラボ

 協 希 無 楽 難 楽 生 人 楽

なんと、3人の方が楽という字を選びましたが、それぞれ、楽しい、楽ちん、楽しみと、異なった意味合いでした。

ペンを持ち、紙に書き出すまでのこの時間、みなさん、とても素敵な表情で、その課題に向き合っています。

ぱっと思いついて、すらすら書ける人もいれば、う~んって悩む人、それぞれが真剣にお産をイメージして導き出す一文字に、本当にいろんな想いがつまっています。

今回、総合病院、個人病院、助産院、自宅とお産の場所が様々だったので、それぞれのお話がとても興味深かったです。
どこでお産をするか、だれと、どのようにお産にのぞむか、妊娠すると手探りな中でも、選択して、決断することが山ほどあります。

お産ラボ

素敵な助産師さんに出会えて、満足のいく、幸せなお産ができたという一方で、仕事や健康状態などによって、そもそも選択肢がなく、自分の思い通りのお産が出来なかったというお話もありました。

どんな形であっても、お産は、一つの通過点で、その先、大切な命を育んでいくことのほうがもっと重要です。

お産ラボ

けれども、お産に臨む前に、お産する場所やお産方法、産後のことなどを前もって学べる環境や、それを伝える人・場所が必要だし、女性にいろんな選択肢が与えられている社会であってほしいと思います。

語弊があるかも知れませんが、例えば、結婚式場を選ぶ時のように、じっくり自分の体と向き合って、時間をかけて、パートナーと相談して、自分らしいお産を決めてもいいんだと思います。

お話の中にもありましたが、お産は、女性にしかできないこと、女性にとって、人生における一大イベントなので。

さて、今回、オブザーバーとして参加された方の中に、女性の健康と美について指導されている薬局の方がみえました。

大きなドラッグストアが主流になっている昨今、薬局に行くという機会はなかなかありません。
地域の薬局には、高齢者のお客さんが多く、ちょっとしたおしゃべりの場にもなっているそうです。妊婦さんや、産婦さんが気軽にいけたら、異世代間交流の場になりそうですね。

助産師さんや保健師さん、そして薬局の薬剤師さん、女性に寄り添ってくれる人が近くにいることを、もっと多くの方に知ってほしいと思います。お産ラボは、専門家とお母さんをつなげる役割を果たしていきます!

お産ラボ

➁へつづく

第5回お産ラボ 開催しました!

お産ラボ、ついに駿河区で初開催!

第5回お産ラボ

駿府匠宿で、お産のこと語り合いました。

喜びも、悲しみや辛さも、全部そのまま受け止めて、今、幸せを感じられるのは、子どもがいてくれるからなんだと、つくづく思いました。

『拝育』・・・拝むようにして、子どもに向き合い、育てる

その言葉の意味を噛み締め、ガミガミプンプンばかりの最近の自分を見直すきっかけになりました。
参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

詳細レポートは、また後日、書き留めたいと思います。

この度、ようやく、葵区、清水区、そして駿河区と静岡市の3区すべてでお産ラボ出来ました。
もちろん、そこがゴールではありません。あくまでも通過点です。

来月は、静岡市を飛び出して開催します。
要望があれば、どこまでも行きます!
いろんな場所で、いろんな人と、いろんなお産を語り合いたい・・・
日程等は、また決定次第、こちらでもお知らせしていきます。

第4回の参加者の感想

第4回目の座談会を終えて、参加者していただいたみなさんから感想やお産ラボへの要望をいただきました。
みなさんのご期待に応えられるよう、少しずつ前に進んでいきたいと思います。
ご協力いただき、ありがとうございました。

*県内あちこちでやれる場があるといいですね。
助産院ツアーもやってほしいです。

*産後ケアについて

*助産院ツアーの機会があれば参加させて頂きたいです。

*同じ悩みの方をより濃く集まれる交流会を。もうすでにやられてますね(笑)

*楽しかったです。自分の話、みなさんの話を聞けて良かったです。

*お母さん同士気軽にお話し合える会などあったらいいなと思います。「食」について重要だと思うので産後の食事について何か情報交換や企画してもらえたらうれしいです。

*今日はありがとうございました。 お母さんたちの声をきき、産後ケアの重要性できるサポートをしていこうと改めて決意します。お母さんたちでつながるお産ラボ応援しています。

*振り返ってみるお産の事 とても大切なことだと思うので続けてほしいと思います。

産後ケアに関してみんなで一緒に考える機会を検討中です。
お産ラボは、これからも、みなさんの意見を取りまとめ、お産に関わるすべての方々と共有していきたいと思います。

助産院ってどんなトコ?①

助産院へ行こう!

くさの助産院

記念すべき第一弾、静岡市葵区のくさの助産院へ行ってきました。

くさの助産院
みんなの素朴な質問に対して、くさのさんが丁寧に答えてくださいました。また、くさの助産院でお産されたお母さんたちも参加し、自分のお産をふり返りながら、説明してくれました。

〜妊婦検診の様子〜

私が初めてくさの助産院を見たときの第一印象は、
『ふ…普通のお…おうち!?』
でした。

くさの助産院

クリニックや総合病院しか知らなかった私は、あまりの小ささに最初とても驚いたのを覚えています。

しかし、1歩中に入ってみると助産師のくさのさんの笑顔があり、小さいからこその温かみがあって、すごくアットホームな感じがしました。

妊婦検診の様子を再現をして頂きましたが、ベッド脇のモニターの他になぜか天井にもモニターが??

くさの助産院

『どうしてモニターがふたつあるんですか?』

『うちは妊婦さんだけでなく、家族の方も一緒に検診に来るからね。家族の方が見やすいようにつけたのよ。』

『なるほど〜。ご家族への優しさなんですね。ところで、この木の筒はなんですか?』

トラウベ

『これはね、トラウベといってこれで赤ちゃんの心音を聞くのよ。トラウベを使えば、家族の方もお腹から直接、心音を聞くことが出来るのよ。』

『へぇ〜。これで聞いたらどんな音が聞こえるんですかね〜次、妊娠するまでのお楽しみにとっておきます。』

お産ラボ

『くさのさんでは、妊婦検診はどのくらいの時間、されているんですか??』

『だいたい、1時間くらいかな。足がむくんでいたら足湯につけてマッサージしてあげたり、肩が凝ってると言えば肩を揉んであげたり。時には、ツボ指圧のシールを貼ってあげたり。家族の方ともお話をしたりしてるとだいたい1時間くらいにはなるかしら。』

『毎回の検診をそんなに丁寧にしてくださると妊婦さんもご家族もとても安心ですね♪』

くさの助産院は、完全予約制なので、待ち時間もなく、じっくり時間をかけてお話を聞いてくださるので、リラックスして検診を受けられます。(Kco)

続いてのページは
〜お産をする場所〜についてです。

助産院ってどんなトコ?②

助産院ってどんなトコ?②
〜お産をする場所〜

『お産はどちらでされるんですか?』

『うちはね、洋室と和室と2つ部屋があってどちらか好きな方を選んでもらってるのよ。』

部屋・道具4

部屋・道具6

『なるほど。で、分娩台をここに持ってくるんですか?』

『『分娩台?うちはフリースタイルだから、分娩台はないのよ。』

『ぶ…分娩台が無い!?フリースタイルってどういうことですか!?笑』

『四つん這いでもいいし、旦那さんのあぐらに頭を乗せて産んだ方もいるね。決まった形がないから妊婦さんの楽な姿勢でお産してもらうのよ。』

『へぇ〜。病院だと立会いは旦那さんだけとか決まりがありますが、助産院も決まりってありますか?』

『決まりは特にないね。ご主人でもご家族でも兄弟がいる場合は、お兄ちゃん、お姉ちゃんが立ち会う場合もあるしね。友人が立ち会う場合もあるからね。』

『そんなに自由なんですね!笑 人数も特に制限はないですか?』

『あんまり多くてもうちは小さいからね〜。でも、この洋室で9人が立会いした人もいるからね〜。』

『ここに9人!?かなり、ギューギューでしたね。笑』

『でも、本人は大好きな人たちに囲まれて幸せそうだったから良かったわ。』

『洋室と和室、どちらが人気ですか?』

『同じくらいかしら?腰が痛くて畳だと寝起きが大変な方はベッドの洋室に。
兄弟が一緒にお泊まりしていく場合は、和室にされることが多いかな。』

お産が重なる時期には入院のお部屋の変更をお願いする場合も多少あるとのことでした。

続いては、お風呂です。

一般家庭にある、なんの変哲も無い、普通のお風呂。

くさの助産院

しかし、ここでも出産が出来る!?

そう。水中出産です。

実際にくさのさんでの水中出産を経験者に再現して頂きました。

『専用のお湯がはってある中に普通にお風呂に入る感覚でこう入っていたんですよね。』

『で、私は隣に座ってここで世間話やらいろいろとお話したのよね。』

『そうですね。で時々陣痛がくると座り方を変えたり、2人目の時はあっという間であまりお風呂に浸かっていられなかったので3人目の時にはゆっくり1時間くらいお話しながら浸かることが出来て本当に良かったです。3人目は産まれたのが明け方で朝日が神々しくてとても神秘的だったのを覚えています。』

『普通のお産と比べて痛みはどうでしたか?』

『陣痛はだいぶ、和らいだような気がしたかな?』

『産まれた後、血の海にならないんですか?』

『会陰切開をしなければ、そんなに出血はしないわよ。』

『助産院では、へその緒って誰が切るんですか??』

『お産される妊婦さんにお任せしてますよ。ご主人が切る方もいれば、お母さんだったりご本人が切る場合も。』

『そうなんですね!へその緒を切るの緊張しそうですね。』

『切った感触を今でもまだ覚えています。という方も多いのよ。』

『家族に切ってもらえたら、一生の思い出になりますね。』

分娩台なしのフリースタイルに水中出産、本人が望む人なら、だれでも立ち会える、へその緒を切るのも妊婦さんにお任せ・・・助産院でのお産について驚きの連続でした。(Kco)

続いてのページは
〜入院〜についてです。