子育て支援センターでお産ラボ!①

今回も笑顔がキラキラ素敵なママと、かわいい赤ちゃんがたーくさん集まってくれました。
私が担当させてもらったグループでは想像と違って「驚」き、「長」く、辛く、「痛」いお産のお話でした。

【絆】
第1子のときは14時間かかった。途中で担当の助産師が居眠りしている姿をみて不信感…。結局促進剤も使用して、助産師さんと絆は築けなかったように感じた。
第2子のときは前回のお産のトラウマを話した。ベテランの助産師さんが担当してくれて、よく声をかけてくれ、腰をさすってくれたりと、コミュニケーションもとれ、安心して産むことができた。担当する助産師さんによって、こんなにお産が違うとは…!

【驚】
34週で予定日よりも1ヶ月半も早く出産し、誰も産まれてくると思ってなくて驚いた。健診で切迫早産といわれ、安静と張り止めの内服していたが、はじめはまさか陣痛とは思わず…痛みが強くなって病院に着いた時には子宮口が8センチ開いていた!そしてそのままお産になった。赤ちゃんも病院に1ヶ月半入院した。

【長】
入院するまでも長く、夕方から朝まで家で陣痛に耐えていた。入院したら順調で夕方までには産まれると言われたが、なかなか進まず。担当の助産師さんがあれこれやってくれたけど、自分のペースが乱れてしまった。途中で疲れて、陣痛が遠のいてしまい、夜になっても産まれず…恐怖。最後は体力もなく、疲れ果てて吸引分娩。感動というよりもやっと終わったという感じだった。
産後も精神的に不安定。ちょっとした言葉に傷ついてしまう。赤ちゃんが黄疸になってしまい、号泣。どうしたら幸せなお産できたのか。

 

【痛】
予定日過ぎても産まれず、推定体重も3500グラム超え…!
お産は回旋異常で鉗子分娩。内診も器具を入れられるのも、すごく痛かった。その後、退院して2日目に激痛…!!この痛みはおかしいと思い病院へ。膣の中に卵くらいの大きさの血腫ができて、再入院、即手術になった。痛過ぎて気を失いかけた。2人目のことは痛みのことを考えると、まだ考えられない。

お産は「どこで産むか」以上に「誰と産むか」が大切。みんなが満足のいくお産ができるように、私自身も助産師としても努力していきたいと思う。

そして産後の辛さも…。
私もこんなに産後が辛く、孤独だなんて知らなかった。
初めての子育て中は、今日話してくれたママと同様、側にいる助産師に聞かず、スマホで検索してしまうことが多かった。あのとき、ただ側に寄り添って、うんうんって不安を聞いてもらって「大丈夫だよ」って言ってもらえていたら…きっとその一言でどんなに安心できただろう。
妊娠、出産のときだけではなく、産後こそ、支えてくれる人が必要と改めて感じた。

お産のトラウマがある人もいる。その体験を語ることが、トラウマを乗り越える大切な一歩になると思う。ママたち同士、お互いに共感しあっている姿がとても印象的だった。

今回2回目の子育て支援センターでのお産ラボ。通い慣れている場所だからこそ、ママも赤ちゃんもリラックスできて、とっても和やか!

お産ラボの輪が、少しずつ広がっていること、嬉しいです。
ステキなご縁に感謝!!
ありがとうございました。 (Mikarin)

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