何気ない言葉が、相手を傷つけることがあることを知っておきたい。
心身共に気を張って、不安や痛みと闘っている産前産後は、いつもより
さらにグサッとくるのです。
「楽しちゃったのね。」
「がまんしなさい!」
「授乳は無理だから!」
「なんで自然に産めなかったのかねぇ。」
「いいね、帝王切開って。すぐ産まれるでしょ。」
「陣痛なくていいね。」
帝王切開の産後は、脂汗が出るほどの、赤ちゃんに向き合う余裕がないほどの身体的な痛みを感じます。
でも、それ以上に、周囲の人の何気ない言葉がお母さんのこころに大きな大きな痛みを与え、その後の育児に少なからず、影響を及ぼしてしまいます。
ちがうのにって思っても、説明するのを諦めて、そのエネルギーを赤ちゃんに注いでいるだけなのです。相手に悪意はなくても、やっぱりお母さん、傷ついてるのです。必死に戦っているのです。
そんな痛みを乗り越えられるお母さんって、本当に強いんです。
もし、無知であるが故の誤解や偏見が帝王切開のお産に対してあるとしたら、それをなくしていきたいと、強く思います。
一方で、身近な人で帝王切開をしたことがある場合、その経験が支えになります。お母さんだったり、助産師さんだったりの言葉がすごく励みになります。
5人に1人が帝王切開のお産を経験している現状ですが、帝王切開に関する情報や、知識が追い付いていません。お産ラボが、そんな状況を打開できる役割を果たしていきたいと思います。
また、帝王切開ならではの産後あるあるのお話も大いに盛り上がりました!!
必須のアイテム、マジックハンド!!
ありがとう、電動ベッド!!
お見舞いは、5日以降にお願いします。
(3、4日目、激痛に耐えてます・・・)
などなど、全部は書ききれませんが、知らないことだらけ、学びだらけの座談会でした。
参加した子供たちも、一緒にお母さんのお話を聞いていました。
改めて、参加してくださったみなさん、素敵なお話をありがとうございました。
参加されたみなさんの感想こちらをご覧ください。