先日、マイ助産師制度のシェア会をしました。
お母さん、助産師さん、学生さん、子育て支援に関わる方、いろんな方に参加していただきました。
第一部では、お産ラボの活動、出産ケア政策会議に至った経緯、それからマイ助産師制度についてお話し、『Dear マイ助産師』の上映をしました。
昨年の5月から参加した出産ケア政策会議・・・全国から志の高い助産師さんが集まり、月に1度、京都の佛教大学で議論を深めてきました。
私たちが、たどり着いたのが・・・
女性を大切にする出産ケアシステム
マイ助産師制度すべての女性が同じ助産師、または少人数の助産師チーム(その場合でもマイ助産師をひとり特定する)が妊娠初期から、陣津・出産・産後(6か月~1年)のケアを継続して提供するための制度 *出産場所やリスクの程度に関係なく、すべての妊婦がマイ助産師を選ぶことができる! |
周産期ケアの現状や問題点、世界の動向、アンケート調査結果、エビデンス、実現に向けての課題など・・・
今回のシェア会では、出産ケア政策会議の主催者、Birth for the future 研究会のドーリング景子さんがまとめ、実際にスピーチされた資料をもとに、自分のエピソードを交え、説明しました。
マイ助産師制度は、課題も多く、これからの実現に向けて、ようやく第一歩を踏み出したばかりです。
参加者の感想にもありましたが・・・・
”内容がとってもわかりやすく、制度がどういうものかわかった。だからこそ、もっとたくさんの参加者がいたらよかった。”
実際に、出産ケア政策会議はまだまだ続いていきますし、これからも、さらに議論し、輪を広げ、少しずつ認知されるよう、行動を起こしていくつもりです。
実は、マイ助産師という言葉が新聞紙面に掲載されたのは、全国で静岡が最初です。
(静岡新聞朝刊2018年1月15日)
今回も、SBSテレビで取材してくださいましたが、より多くの方がマイ助産師制度のことを知って、考える機会を作っていきたいと思います。
私は、静岡がモデルケースとなって、日本中に波及していくことも可能だと信じています。
また、今回のシェア会では、マイ助産師制度の課題への具体的なアプローチなどは、提示することができなかったこと、伝え方などなど私自身、反省することも多々ありましたが、それを糧にまた考えを深めていきたいと思います。
マイ助産師制度について、より深く学びたい方は、ぜひ、来週末14日(土)静岡県助産師講習会へお越しください。
助産師さん向けではありますが、一般の方も参加できます。
前述のドーリング景子さんから、マイ助産師制度のモデルでもある、ニュージーランドの周産期システムについても学ぶことができます。
私もお母さんの立場でお話しさせていただきます。
詳細につきましては、以下のチラシをご覧ください。
マイ助産師制度シェア会②につづく・・