「お産、座談会」タグアーカイブ

お産ラボ これからの予定

寒さの中にも、春の訪れを感じる日々ですね。

澄んだ青空に、雪のつもった美しい富士山が立ちそびえる景色・・・
いつでも清々しい気分にさせてくれます。

さて、お産ラボは、3月で活動を始めてから1年になります。
この間に出会えた方には、感謝の気持ちしかありません。

活動を通して、新たな課題や目標もできました。少しずつ、形にして行きたいと思っています。
お産ラボ、らしく・・・

【2月】

 2/10(金)  お産ラボin草薙 
        9:45~12:00
      コミュニティシェアハウスcocoru

 2/16(木) Ami助産院 見学会 
        10:00~12:00

 2/24(金)  まちゼミ草薙版 お産ラボ
        16:00~17:00
       コミュニティシェアハウスcocoru

*主に、地域の方を対象にしたイベントです。詳細、申し込み等は、チラシが届き次第お知らせします。

 2/27(月) お産ラボin藤枝 第一建設 
9:45~12:00

お産ラボ

【3月】

 3/3(金) お産ラボin岡崎

 *自然療法サロン&スクール『honoiro(ほのいろ)』さんが主催してくれます。詳細、お申込みは⇒こちらをご覧ください。

 3/8(水) お産ラボ1周年

 3/14(火) お産ラボin駿河区
9:45~12:00
     サイエンスホーム静岡(下川原) 

FBでも、イベントごとにお知らせをしていきますが、質問等ありましたら、osanlabo@gmailまたは、FBにコメントをお寄せ下さい。

第2回 おっさんラボ

前回好評だったおっさんラボ!!

今回は、未来のお父さんが未知なる扉を開く会となりました。

おっさんラボ

さて、お産をイメージする1字は・・・?

「愛」「育」「生」「生」「共」「感」「迷」「学」「変」

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「愛」
二人の愛から たくさんの愛に変わる
産後、心や体が不安定になるので 安定するまで愛情を込めて接する

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「育」
赤ちゃんは人生最速で大きく成長する
子育てをすることで 親も色々経験して 育つ

「生」
生まれる
人間・動物としての本能の“生きる”を実感できる

「生」
人間としての“生”が始まる
生きる

「共」
夫婦 共に、親子 共に
一緒に何かをしていくことが大事だと思っている
3人で共に過ごす時間を大切にしていきたい

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「感」
当事者にならないとイメージがつかないので、感心をもちたい

「迷」
戸惑いのイメージ
LDRで助産師さんに「何かあったら呼んで」と言われたが、その“何か”が分からず戸惑った
子供が生まれ、この先どう接して行けばいいか迷った

「変」
一人目は 予定日過ぎても陣痛が来なく、誘発・促進で出産し、二人目も予定日過ぎても陣痛来なく、明日誘発するって前の日に前駆陣痛が来て病院へ行くもお産
が進まず 心拍が下がってきてるのと羊水が無くなっていたので 緊急帝王切開になり・・・お産は、自分の思った通りにはいかない

「学」
初めてのお産で知らないことだら
産後どうなるのかの知識が全くなく、色々学んだし、できたら産む前に学びたかった

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ここから先は、未知なるお産の世界へ、一つのフレーズが出てくると それに対して経験者が語り、皆が討論となりました。

おっさんラボ

赤ちゃんがお腹の中に居るとき注がれていた女性ホルモンが、生まれた途端行き場がなくなり不安定になる。その事を男性にも理解してもらえると助かる。

せっかく愛を育んで子供が生まれたのに、産後夫婦仲が悪くなる夫婦も少なくない。そこを上手くサポートして、より濃厚な夫婦の絆を作るチャンスでもある。
人生が180度変わるので、その経験を楽しんでもらいたい
→男は知る機会がない

3時間おきに授乳=一度授乳したら3時間自由になると思っていたが そうじゃなかった。
赤ちゃんが泣き続ける理由が分からず、オムツ変えたり服で温度調整したり…と一つ一つ潰していっても泣き止まない→産後うつになる
「何かしようか?」「今、何すればいい?」と奥さんに聞いてみる!

今は“パパ鬱”もよく聞くので おっさんラボのような機会は増やしていきたい

総合病院と個人の産院やクリニックと助産院の違いが分からない。初めて「助産院」を知った

親になるための「資格」「試験」は存在しないからいきなり「親」になる
どこで誰に聞けばいいのか分からないままパパになる
ネットで色々調べられる時代だけど ネットより助産師さんに相談した方がいい

「こうあるべき」と思って子育てしては良くない!主役は子供だから 子供のしたいように。

便利な世の中になってきているが 便利過ぎるのも良し悪しで、不便な中で「どう乗り切るかの経験」も必要なのではないか。
先手を打ってしまうと 経験できない。

「放っておく」と「放任」はイコールではない放っておきながらも見守る事が必要。

その他にも、マタニティビクスって何?とか 自然分娩よりも帝王切開の方が痛くないって聞くけど どうなの?

などなど、お産や育児に関する素朴な疑問がたくさんありました。

参加された方々は・・・

*ネットで色々調べて来たが、今日話した内容で知っていたのはたった一つだけだったので、生の経験段が聞けてよかった

*男はお産に対して知る機会がないので、色々知ろうと思った

*ネットで調べれば何とかなると思っていたが、実体験を聞けて良かった

*知らなすぎを痛感したので、男性が学べる機会が必要だと感じた

*まだお産を実感できないが自分が父親になる時にはもう一度参加したい

*お産を考える機会になった

*お産に対する意識が変わった

との感想を頂きました。

今回はお産を経験されてない方々だったので、想像だったお産が、実体験の話を聞いて少し身近になって下さった様です。

お産経験なしの方を集めたおっさんラボも今後必要になってくると感じました。

おっさんラボ

参加された方、ファシリテーターの学さん、ありがとうございました。

(Yukari)

お産ラボ 1月の予定

あけましておめでとうございます。

新年のご挨拶がすっかり遅くなってしまいましたが・・・
2017年もお産ラボ、よろしくお願いいたします。

年末年始、この1年を振り返っていました。

3月にお産ラボを立ち上げてからの10か月、いろんなところへ行き、たくさんの方々に出会い、奥深いお産の話を聞かせていただき、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。それと同時に、お産現場の現状を知るたびに、

自分はどうしたいのか、

何ができるのか、

お産ラボの役割は何だろうか

と自問自答を繰り返していました。ふつふつと沸き上がる想いを少しずつかみ砕いて、形にしていきたいと思っています。

さて、今月の予定ですが・・・
クリスマスイブに開催された長久手でのお産ラボ&『Microbirth』上映会からご縁が繋がって、今月、お産ラボは三重県で開催します!!

【 お産ラボ 1月の予定 】

22日(日) おっさんラボ 好評につき第2弾開催です!!

*下記チラシをご覧ください

28日(土) お産ラボ & 『Microbirth』上映会 in 津(三重)

三重県津市の民間子育てサポート『月のりぼん』の保健師・看護師の小林麻以子さんが主催してくださいます。

詳細・申し込みは『月のりぼん』BLOGをご覧ください。

そうだ、助産院へ行こう!!
第4弾 Ami助産院 見学 & 座談会 (詳細後日)

おっさんラボ

みなさんにお会いできるのを、スタッフ一同、楽しみにしています。

お産ラボ in 長久手➁

お産ラボ

今回のお産ラボは、妊婦さん、産婦さん、そして助産師さんが地元だけでなく、岐阜、三重、静岡から来てくれました。

中には、2度目、3度目の方も!!

私たちは、お産に関して専門家ではない分、ただただお話に耳を傾け、想いや気持ちに寄り添うということを心がけています。
座談会には、私たちが設定したゴールや目標はありません。

今回、とっても印象的だったのは、お話するつもりではなかったお母さんが、ポツリポツリと自分のお産のことを語り、ポロリと涙を流されたことでした。

お産ラボをやっててよかったなぁと思えた瞬間でした。

小さな子どもを連れて、お産ラボに来て、初めて会った人たちの前で自分のことを話すって、けっこう大変なことです。
でも、自分で選択し、行動したからこそ得られたものがあったんじゃないかと思います。

女性同士で分かり合う・・・そんな雰囲気を作ってくれた参加者のみなさんに感謝します。
改めて、ありがとうございました!

さて、午後は、マイクロバースの上映会でした。

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医療関係者や子育て支援に関わる方だけでなく、お母さんも参加されて、上映会後の感想シェア会も熱い議論が交わされました。

マイクロバース

内容について、あえて割愛するかわりに、ふくろう助産院の知佳さんの感想をシェアさせていただきます。

問題提起に対して、どのように考え、対応していくか?

特に、医療に関わるすべての人に見てほしいなと思います。

マイクロバース

ご縁が繋がり、近々、三重、岡崎でも上映会する予定です。

第10回お産ラボ in 静岡市清水区

お産ラボ

今回のお産ラボのスタートは、参加者全員で手を繋ぎ、心を整えギュッと隣の方の手を握ってからスタートしました。

アイスブレイクでは、Xmas直前ということもあり
『お母さんがサンタさんに欲しいもの』を考えてもらい、自己紹介をしました。

普段、お子さんのXmasプレゼントのことで頭がいっぱいのお母さんたち。

自分の欲しいものがなかなか考えつかず悩んでいる方も多かったように感じました。

空気も温まったところでお産ラボ、スタートです。

今回のお産についての漢字は、

お産ラボ

『苦』・『喜』・『過』・『知』・『初』・『幸』

今回は、お産ラボ史上!初めての海外出産についてお話してくださった方がいました。

1人目は日本で。2人目は
シンガポールでの出産。

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日本の出産の当たり前がシンガポールでは、当たり前じゃない!!

マタニティツアー
看護師さん1人が付き添ってくれての病室案内。

エコー写真は妊娠中に1度のみ!

日本ではよくある、妊婦検診の触診がない。

シンガポールでは無痛分娩が主流。

帝王切開であっても、入院期間は2泊3日!

シンガポールでは、子は国の宝。子供や赤ちゃんを街中で見掛けたら必ず声を掛けてくれるそう。

ベビーカーでのバスの乗り降りも周りの方が必ず助けてくれるそう。

日本でも、もっと自然と手を差し伸べてくれる方が増えたらいいな。と思いながらわたしは、そんな人になろう!と心に決めました。

また、いろいろと知りたくて知りたくて仕方が無かった方も。
怖いもの知らずで出産シーンをYouTubeで検索したり、逆子で帝王切開になると決まったらいろいろとネットで情報収集したり。

出産中も知りたくて知りたくていろいろと医師に質問してが、あまり教えてもらえなかった。

バースプランも書いてあったのに叶えてもらえず、医師や助産師のフォローの無さにガッカリしたそう。

またご主人の何気ないひと言に傷付き、殺してやりたい!と思うくらい腹を立ててしまうことも。

産後のお母さんは繊細なんです。

お産ラボ

2日足りず、助産院での出産が出来なかった方は、
総合病院での対応に困惑。

大勢いる助産師さんが毎回、毎回人によって言うことが違ってパニックに。

また助産師さんの

『電子カルテに入力しなきゃいけないから。』

という事務的な言葉に傷付き。

母子同室で泣き止まない赤ちゃんを6時間抱っこし何も出来ない自分。

初めのうちは赤ちゃんをかわいいと思えなかったそうです。

また、温かみのある助産院で幸せなお産をしたいという方も。

前駆陣痛中に花火を楽しんだ勢いで本陣痛が!

静かで暖かな空間でのお産に大満足だったそうです。

お産ラボ

同じく助産院でご出産された方は37週からずっとワクワクし、予定日4日超過。
ワクワクし過ぎて待ちくたびれてしまったとか。

初めての出産なのに助産師さんと大喧嘩!

最終的には無事に和解したそうですが、本当に人それぞれお産にはひとりひとり違った個性があるな~と改めて感じました。

10人10色のお産。

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あなたもお産を語りにお産ラボへぜひ遊びに来てくださいね!(Kco)

お産ラボ in 岡部

10月にシェア会に参加させてもらって、これはやってみたいと盛り上がり、岡部公民館で開催させてもらいました。

人が集まるか心配でしたが、スタッフの皆さんの協力でたくさんの方が参加してくれて、とても嬉しかったです。

お産ラボ

私自身も「お産ラボ」という言葉になんだか惹かれて、参加してみたい!と思ったのですが、今回参加してくれた人の中にもずっと気になっていて、近くでの開催だったから参加しました。という方もいました。
お産ラボの不思議な魅力を感じました(*^^*)

また、まさに10人に10のお産。

お産ラボ

不妊治療や高齢出産。
それぞれのドラマがありステキだなぁと思いました。

我が子との巡り合わせが必然だったような不思議気持ちにもなり、改めて子供が愛おしく思いました(*^^*)

お産について話すこと、聴くこと。
友達にはちょっと話しづらいことでも、あの場所ではなんだか話せてしまう。
そして、みんなが受け止めてくれる。ステキな会だと思います。
また、助産師さんや助産院の話も聞けてお産ラボの幅広さも感じました。

これからまだまだ、活動の広がりのあるお産ラボなんだと思い、私もスタッフの一人として、関わっていけるのを嬉しく思っています。
(Chie)

追加も満員御礼!!

先日のおっさんラボも、大いに盛り上がりましたが・・・・

明日25日は、岡部ではじめてのお産ラボです!!

いつもは作成するフェイスブックのイベントページをアップする間もなく、満席になりました!!

スタッフ一同、感謝感激です。

お産ラボは、お母さんたちが主役です。

私たちができるのは、ただただ耳を傾けて、心を寄せて、想いを共有することです。参加者のみなさんあってこその、お産ラボです。

お産ラボへ関心を寄せてくださる方が徐々に増えてきて、積極的に参加してくださるので、本当に嬉しいかぎりです。

今回、せっかくなので、若干名(1、2名)追加募集したのですが、すぐに2名の方から参加表明をいただきました。

さらに、地元の助産師さんまで駆けつけてくださるという素敵なサプライズ!!

当日は、にぎやかになりそうで、とっても待ち遠しいです。

お産ラボ

尚、会場は、2階の和室になります。

参加者のみなさんには、再度、確認のメールを送付させていただきます。

おっさんラボ レポート➁

【おっさんも頑張ってるよ!】

先日、開催された『おっさんラボ』反響があちこちで聞こえてきて嬉しい限りです。

仕事の関係で参加出来なかったおっさんもおり、来年、第2弾を計画中です!乞うご期待!!

今回の漢字は、お母さんとお父さんでどう変わるのか?
とても楽しみにしていました!

おっさんラボ
『願』・『輝』・『変』・『命』・『成』・『生』

おっさんラボ

今回のご参加くださったおっさんたちは全員立会い経験者。

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でも、立会いに前向きな方ばかりではなく、奥さんには言えないけど嫌々だった。というおっさんも。

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でも、立ち会ってみて人生がガラリと変わり、立ち会って良かった!とみなさん目をキラキラ輝かせながらお話でした。

おっさんラボ

ご出産経験がないので、おひとりおひとりの喋る時間こそは短かかったですが、その後質問が飛び交う!飛び交う!

おっさんラボ

おっさんは、いろいろ知りたいんです。
お母さん同士は母親学級などでお話することはあっても、男性同士は、なかなかお産を語ることがない。

だからこそ、新鮮で充実した時間を過ごすことが出来たのかもしれません。

おっさんラボ

中には奥さんと子育てを50:50で分けていらっしゃる方も。

入院中の1週間に育休を取り、オムツの交換からミルク作り、沐浴もプロである助産師さんから奥さんと一緒に指導を受けたそうです。

子育て1年生を夫婦一緒に同じ階段を上がったから夫婦間での育児の差が生じなかったそうです。

今、『産後うつ』という言葉にさらに『パパうつ』という新しい言葉もあるといいます。

会社でのストレスを抱えたまま直帰、帰宅後は産後のお母さんのストレスの捌け口になってしまい、お父さんの逃げ道がなくなり、帰宅困難になってしまうお父さんがいらっしゃるようです。

お父さんは、愛する奥さんからのキツイひと言に傷つきます。
逆に優しいひと言でとても喜び、家族の為に頑張れます。

それが、世のお父さんなんです。

産後の1ヶ月をお母さんと赤ちゃんと一緒に過ごした方からは、短くてもいいから男性も積極的に育休を取る環境が必要だと。声を揃えてお話でした。そうすれば、パパうつも減るきっかけに必ずなるとのこと。

その為には、会社の中から考え方を変えていく必要があると。

『男性が胸を張って育休を取れる町、静岡市』
と呼ばれるようになりたいな。と感じました。

おっさんラボ

だって、こんなに熱いおっさんたちが静岡にはたくさんいるんだもん。(Kco)