第6回 レポート➀

お産ラボいよいよ東部で初開催!!
そして意外にも助産院初開催!!
(プチお産ラボは草野助産院でやりましたが、募集もかけてやったのは初ですね~)

そんな記念すべきお産ラボの会場は菜桜助産所さんです。
昭和な雰囲気を感じるレトロな建物を上がると二間続きの畳部屋。
初めて行ったのにとても落ち着ける空間で夏の暑さで疲れきった体がすーっと癒されました。

そんななか始まった今回のお産ラボ。
参加者4名。スタッフ3名。オブザーバー1名。
お子ちゃま6名。
なんと小学一年生の男子が来てくれました。

お産ラボ

最初は黙想。
少しの時間、空気がピタッと静止。心が落ち着き、話す心構え、聞く心構えができました。

今回のお産ラボ。
私は記録係で写真をパシャパシャ撮り、小一の男子と話ながら聞いていました。
なのでしっかり集中して聞くという体勢ではなかったのですが、最初から最後までなんだか泣きそうというか心に響くお話が多くて印象深い回でした。

出た漢字を挙げると

『繋』『涙』『驚』『新』

漢字を並べただけでも興味が湧いてくるラインナップ。

『繋』
子供との繋がり、家族との繋がりはもちろん。
出産をするにあたり社会との繋がりを感じた。一人一人に支えられた。子供が産まれるまで考えたことがなかった。

『涙』
妊娠中から通して泣いてたことが多かった。出産も結果的に頭が大きくて帝王切開になり、母乳もうまくあげられずに完全ミルクとなってしまった。今は元気に育っている姿を見て嬉し涙もある。

お産ラボ

『驚』
2人目まで問題なく出産をしたが、3人目が無脳症のため人工死産。こんなことが自分にも起こるのかと想像してなかった驚き。その後授かった4人目も高齢のためか糖尿病の疑い、前置胎盤の疑い、横位など産まれるまでいろいろあり出産って当たり前にできるわけではないんだなという驚き。

『新』
結婚して15年子供を授からなかった。本当はずっと子供がほしかったけど、向き合わなかった。
15年経って夫婦で話し合って不妊治療を経て妊娠、出産。
今まで自由に生きてきた夫婦だったが、新しい命が産まれて規則正しい新しい生活が始まった。
夫の新しい一面も見ることができた。

お産ラボ

要約するとこんなお話でした。

そして私にはもう一つ、小一の男子の子のお話が・・・

お産ラボ

お産ラボが始まると私に小声で話してくれました。

『最強なのはお母さんだよね。

うちには本当はちびちゃんがいたんだよ。

男の子だったんだけど、頭がなかったから生きれなかったの。
小さく生まれてきた。

ちびちゃんがいれば男、女、男、女だったんだよ。

ちびちゃんは名前をつける前だったからちびちゃんて呼んでるの。』

というもの。
なんだろ、私すごく泣きそうになって堪えるのに必死でした。
ちびちゃんが亡くなってしまったことが悲しい涙だけではなくて、7歳の子供がこんなにも鮮明に、弟の命を覚えているんだなと思うと、胸が苦しくて・・・・
しかも、お母さんが話す前にこの話をしてくれていて、お産ラボが、どんな会かわかった上で、彼なりの話をしてくれた。

お産ラボは、お母さんだけの会ではないのだなと改めて思いました。
お産は、家族みんながそれぞれの受け止め方をしている。
お母さん、お父さんだけでなく、子供たちもしっかり感じて受け止めているんですね。
そして、フィードバックの場が必要であり、本当は家族で話し合う場も必要だと思います。
そんな場所のお手伝いがお産ラボでできるといいな。

そんなことをしみじみ思っている私に「これもって~」とノートを渡して写真を撮る小一男子。

お産ラボ

ノートには
「わたしはへんたいです」
と書かれてる!!

自分でとった写真を見てケラケラ笑ってました。
やっぱり君は7歳なんだね。
さっきまでの話とのギャップにおばちゃんは付いていけませんけど。
でも今日はあなたに驚かされ完敗です。

レポート➁につづく

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