早朝からの、バケツをひっくり返したような土砂降りも、会場に着く頃には、雨もやんで、お日様が顔を出してくれました。
今回は、浜松、島田、焼津に三保と、遠方から参加してくれる方が多かったので、いつも以上に空模様にヤキモキしました。
はじめるにあたって軽く目を閉じて、黙想をし、お互いに礼をして気持ちを整えました。
そして、いつものように、自己紹介を兼ねて、お産を表す(イメージする)1文字を発表しました。
会 神 命 激 喜 挑
今回、障害や疾患を抱えて生まれてきたお子さんのいるお母さんが、不思議なご縁で集まった会でした。同じ悩みや葛藤を抱えながらも、愛おしそうにお話される姿が印象的でした。
「子どもはみんな運命を背負ってきている、あなたの産道を通ってきても、あなたの子ではない」
お母さんて、ついつい気負ってしまうけれど、子どもがもってる力を信じて、信じて、信じ抜いて見守っていく・・・ハッとさせられた言葉でした。
「絶対に大丈夫!」
「いいよ~ぼくのところへおいでよ!」
子どものおかげで、障害や、疾患があるおかげで、素敵な人たちに出会え、優しい言葉で心に寄り添ってもらえたこと、家族の強い絆・・・・
子どもの存在って、絶大です。
そして、やっぱりお母さんて、すごい!
うまく言えないけれど、その場にいて、改めて、自分がお母さんであるってことが誇らしく思えるほどでした。
今回、オブザーバーとして、はるばる浜松から参加してくださった助産師の宮﨑さんは、運営されているにぎにぎCHU助産院で、口唇口蓋裂のお子さんをもつお母さんのためのサークル活動(ぽかぽかちゃん)を定期的に開催されています。
お母さんとして、助産師さんとして、優しい心と高い志をもった宮﨑さんの、同じ悩みや不安を抱えるお母さんに寄り添い、情報を共有したいという想い、必要としている人に届きますように。
つづく