第21回お産ラボHIBIKI

家族になるということ

第21回のお産ラボ

藤枝市の第一建設さんのショールームHIBIKIで開催しました。

まだまだ寒さも厳しく、インフルエンザの流行も心配な中ですが、2か月の赤ちゃんを連れて参加してくれたリピーターさん、以前から気になっていて藤枝での開催だったのですぐに申し込みました!という方など、4人のお母さんが参加してくださいました。

・・・二人目の時のお産を振り返って。 家族になった。 一人目は必死だった。実家も遠方だったので、なんでも自分でやりすぎ、頼れない自分だった。 でも、上の子がまだ2歳半ほどだったこともあり、二人目出産後は一人では無理で、夫の助けが必要だった。 二人目のお産は、家族としての助け合いが必要で夫との関係性を見直すきっかけになった。

 

 

・・・自然、自分 お産は内からエネルギーが出る感じで満足度は100%だった。 女性として生まれ、母親になるために成長とともに体が変化していったのはこの為だったんだ。実感することができた。 子どもは妊娠中ずっとお腹の中にいて一緒、共にいる感覚だったのでお産で生み出した瞬間に、自分から離れてさみしく感じた。 親になることを通して自分を知ることがでた。 また、父になった夫の姿や義母の発言など今まで知らなかった姿を知った。

・・・家族が増えた。 育児も家事も増えた。 そして、笑顔も増えた。 一人目が帝王切開だったので、二人目も予定帝王切開だった。 二人目の妊娠期間は、仕事復帰とほぼ同時の妊娠発覚だったこと、新居への引っ越しも重なりバタバタだった。また、一人目の時が切迫で入院したこともあるので、また入院になっては困るという思いや、お腹の子が大きめだったので、子宮破裂などの心配もありドキドキだった。 二人目出産後は家事、育児の大変さで夫との喧嘩もあったけど、一人目の時より、子どもの成長などをゆっくり感じれるし上の子が赤ちゃんをかわいがってくれるので産んでよかったと思える。 これからは、仕事の復帰もある。自分はため込んでしまうタイプなので、夫とこれからの生活の仕方を話し合っていきたいと思う。

・・・帝王切開でのお産だった。 妊娠中は仕事も産休に入るまでやれたし、好きなことができこのまま自然分娩でお産できると思っていた。 産休に入り、これからやりたいことをやろうと思っていたが、早期破水し総合病院へ転院し入院。状態が落ち着いてきたと思っていた矢先に、赤ちゃんの心音が下がってきて、緊急帝王切開でのお産になった。あっという間の出来事で自分の気持ちが追い付かなかった。 子供は元気に育ち、10か月になり毎日楽しいのだけど、自然分娩で産むことができると思っていたので、そうではなかったことが引っかかっている。 なんで私だけ。という思いや周りの人が陣痛で○時間かかった。などの話を聞くと羨ましく思うこともある。

今回は夫との関係を考えさせられました。

家族としての夫、

父親としての夫、

そして男性としての夫。

自分の思った通りにはやってもらえない。わかってもらえないイライラ、、、 こちらが思い悩んでいるほど相手は気にしていないことや、本当に気が付いてないだけで言われないからやらないだけなんだとか。 いろいろあるけど、相手は変わらないから自分の考え方を変えていくことが必要なんだね。とまとまりました。

そして、帝王切開でのお産を経験した方の思い。 どんなお産であっても命を産み出したことは素晴らしい。 そして、産み育てている母は素晴らしい。 誰に何を言われてもこの子を産んだのは私なんだから、自信を持って母親をやっていって欲しい。 母親が笑っている家族はきっと幸せだから。そう強く感じるお産ラボでした。

お産環境のことや産後ケアのことも話題になりました。 2時間という時間の中では語りつくせない深くて広いお産ラボ。 何度でも参加して思いを話して、疑問を投げかけてほしいです。

その場で答えは出なくても、あなたの思いに共感したり励まされたり、必要としている人がきっといると思います。(Chie)

 

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