学生さんたちの前で・・・

先日、くさの助産院の草野さんに誘っていただき、常葉大学の看護科の講義の中で、お話させていただく機会がありました。

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         アナログな資料を携えて・・・・

大学2年生、20歳前後の学生さん、約90名(うち男子学生20名)を前で、自分のお産のこと、自分たちの活動、そう!『お産ラボ』のことなどをお話させていただきました。

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私は、小学生の時から、お母さんになることが夢でしたが、実際に妊娠するまで、ただただ漠然としたものでした。

自分が大学生の頃は、日々をいかに楽しく過ごすかのみに全神経を注いでいたように思います。なので、近い将来起こりうる妊娠・お産・産後の知識は皆無に等しかったし、そこに想いを巡らすことすらなかったように思います。

学生さんたちは、まだ母性看護学の概要を学び始めたばかりという事前の説明でした。
いきなり登場した現役お母さんである私、学生さんたちにはどのように見えたのでしょうか??

さて、私がお話をする前に、くさのさんが地域の助産院の役割や仕事について、たくさんの写真と資料を使って分かりやすく説明されていました。学生さんたちにとっては、初めて知ることばかりだったようで、講義後のレビューにも驚きの感想が綴られていました。

そして、いよいよ私の出番となりました。
冒頭、私は次のような質問をしてみました。

「ちょっとイメージしてみてください。みなさんが親となった時、子どもと一緒にどんなことをしてみたいですか?」

学生さんひとり一人に、その答えを聞くことは出来ませんでしたが、以前、くさの助産院で座談会をした時、実習中の学生さんに同じ質問をしたときは、

「一緒にキャッチボールしたい!」

「おそろいの服を着て、お出かけをしたい」

「キャンプや旅行に行きたい」

「ケーキやクッキーなど、料理をしたい」

などなど、未来の姿を想像し、キラキラした目で答えてくれました。もしかしたら、自分が両親にしてもらったこと、楽しかったことを思い出したのかもしれません。

未知のお産を具体的にイメージするのは難しいですが、若い学生さんたちは、かつては、小さな子供でした。一瞬でも、そのことを思い出したり、自分が親になることをイメージしてくれたら、準備完了です。

それから自分の妊娠、出産、育児のことを話しました。とりわけ、水中出産について興味があったようで、質疑応答の中で、そのメリット、デメリットなどについて聞かれ、私なりの意見を述べさせていただきました。
ふだん、お産ラボで、ファシリテーターをしていますが、自分のお産について、あんなにも大勢の前で話すのは、初めてだったので、私自身とても新鮮な気持ちになりました。

また、お産ラボの活動についてもお話しました。漢字1字に込められた想いやドラマのこと、座談会の様子、異世代間交流のこと、マキコミュニケーション・・・

そして、最後に看護師さん・助産師さんを目指すみなさんにお母さんの想いを伝えてきました。

妊婦さん、産婦さんが不安そうにしている時、

少しお話に耳を傾けてください

優しい言葉をかけてください

できたら、手をギュッて握ってください

何もできなくても、ただ側に寄り添っててください

それだけで、お母さんがんばれたりするのです、と。

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