Ami助産院

よく晴れた暖かな日、縁あってAmi助産院の見学に行ってきました。

Ami助産院

お庭に入るとキウイの蔓や小さなお花がお出迎え、ポーチにはビー玉が埋め込まれ、

Ami助産院

玄関を開けるとしめ縄が❤
そしてアロマのいい薫り。
大きな窓と壁一面の棚、まあるいテーブル。

Ami助産院

Ami助産院

ぽかぽかと暖かな日の光に、大きな手のあったかいAmiさん。
入った途端にとろけちゃうような空間でした。

Ami助産院

自己紹介の後、Amiさんから助産院を建てるにあたってのお話しをお伺いし、設計の由縁、設計士さんとの直感的な出会い、契約、ご夫婦で壁を塗ったり、大工仕事をしたり…お母さんと赤ちゃんが過ごしやすいように徹底的にこだわったAmiさんワールドを堪能しました。

設計の話で特に印象的だったのは、この助産院は、子宮をイメージされて作っていること。
しかも男性の設計士さんがAmiさんからのお話しと手渡された本を元に設計されたそうです。

Ami助産院

「赤ちゃんは子宮という心地のいい空間から頑張って外に出ていきますよね。きっとここもそうだと思うんです。いつまでもずっとここに留まっている場ではなく、お母さんたちが羽を休めて元気を付けて、不安もあるけど頑張ろうとまたここから外に出ていけるように。そんなイメージで作ったんです。」

ぶぁーっと鳥肌が立ちました。

出産を終え、わけわかんないまま入院生活を終え、退院したら一人ぼっち。
おっぱいは上手にあげられないし、赤ちゃんも上手に飲めない。
追い詰められていくお母さんがたくさんいる。
時には泣きながらおっぱいを止めるという決断をする。

そんなときに助産師さんに

「それでいいよー。よく頑張ったね。」

って、もう一度この子と一緒に生きていく力をつけてもらう場。
建物からもそんな力をもらってるんだなーて思いました。

Amiさんは、お産はやらないと言っていました。
おっぱいや育児で困っているお母さんて本当にたくさんいて、お産をやるとどうしても看られる人数が限られてしまうからだそうです。

幸い、静岡市にはお産を扱っている助産院が多く、お産はお産を扱っている助産院で、病院やクリニックで産んでお家に帰ってからどこに助けを求めたらいいかわからずにいるお母さんは母乳相談や育児相談を主にやっている助産院へ、といった住みわけができるのはとっても助かるなと思いました。
助産院てそこで産んだ人しか行けないんじゃないのとか、お金いくらかかるんだろうとか、こんなことくらいで行っていいのかなとか、躊躇していましたが、もっと気楽に受診したり、電話したりしていいのだということがわかりました。
困っているお母さんの元に助産院という選択があるよ、力になってくれるよ、という情報が届きますように。

Ami助産院

それから、今回はAmiさん自身のお話しもたくさん聞いちゃいました。
Amiさんのお話しはどれもこれも面白くて、Amiさんの歩みをずっと聞いていたくなっちゃいました。気付いたらあっという間の4時間でした。

Amiさん、丁寧にありがとうございました。
お産ラボスタッフのみなさん、一緒に連れて行ってくれてありがとう。
参加したみなさんと豊かな時間を共有できたことに感謝します。

たくさんのお母さんに助産師さんや一歩先行くお母さんの思いが届きますように。
ありがとうございました。

(Masayo)

 こだわりいっぱいのお部屋の詳細のレポは、また後ほど・・・

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