「座談会 レポート」カテゴリーアーカイブ

お産ラボ in 長久手➁

お産ラボ

今回のお産ラボは、妊婦さん、産婦さん、そして助産師さんが地元だけでなく、岐阜、三重、静岡から来てくれました。

中には、2度目、3度目の方も!!

私たちは、お産に関して専門家ではない分、ただただお話に耳を傾け、想いや気持ちに寄り添うということを心がけています。
座談会には、私たちが設定したゴールや目標はありません。

今回、とっても印象的だったのは、お話するつもりではなかったお母さんが、ポツリポツリと自分のお産のことを語り、ポロリと涙を流されたことでした。

お産ラボをやっててよかったなぁと思えた瞬間でした。

小さな子どもを連れて、お産ラボに来て、初めて会った人たちの前で自分のことを話すって、けっこう大変なことです。
でも、自分で選択し、行動したからこそ得られたものがあったんじゃないかと思います。

女性同士で分かり合う・・・そんな雰囲気を作ってくれた参加者のみなさんに感謝します。
改めて、ありがとうございました!

さて、午後は、マイクロバースの上映会でした。

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医療関係者や子育て支援に関わる方だけでなく、お母さんも参加されて、上映会後の感想シェア会も熱い議論が交わされました。

マイクロバース

内容について、あえて割愛するかわりに、ふくろう助産院の知佳さんの感想をシェアさせていただきます。

問題提起に対して、どのように考え、対応していくか?

特に、医療に関わるすべての人に見てほしいなと思います。

マイクロバース

ご縁が繋がり、近々、三重、岡崎でも上映会する予定です。

第10回お産ラボ in 静岡市清水区

お産ラボ

今回のお産ラボのスタートは、参加者全員で手を繋ぎ、心を整えギュッと隣の方の手を握ってからスタートしました。

アイスブレイクでは、Xmas直前ということもあり
『お母さんがサンタさんに欲しいもの』を考えてもらい、自己紹介をしました。

普段、お子さんのXmasプレゼントのことで頭がいっぱいのお母さんたち。

自分の欲しいものがなかなか考えつかず悩んでいる方も多かったように感じました。

空気も温まったところでお産ラボ、スタートです。

今回のお産についての漢字は、

お産ラボ

『苦』・『喜』・『過』・『知』・『初』・『幸』

今回は、お産ラボ史上!初めての海外出産についてお話してくださった方がいました。

1人目は日本で。2人目は
シンガポールでの出産。

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日本の出産の当たり前がシンガポールでは、当たり前じゃない!!

マタニティツアー
看護師さん1人が付き添ってくれての病室案内。

エコー写真は妊娠中に1度のみ!

日本ではよくある、妊婦検診の触診がない。

シンガポールでは無痛分娩が主流。

帝王切開であっても、入院期間は2泊3日!

シンガポールでは、子は国の宝。子供や赤ちゃんを街中で見掛けたら必ず声を掛けてくれるそう。

ベビーカーでのバスの乗り降りも周りの方が必ず助けてくれるそう。

日本でも、もっと自然と手を差し伸べてくれる方が増えたらいいな。と思いながらわたしは、そんな人になろう!と心に決めました。

また、いろいろと知りたくて知りたくて仕方が無かった方も。
怖いもの知らずで出産シーンをYouTubeで検索したり、逆子で帝王切開になると決まったらいろいろとネットで情報収集したり。

出産中も知りたくて知りたくていろいろと医師に質問してが、あまり教えてもらえなかった。

バースプランも書いてあったのに叶えてもらえず、医師や助産師のフォローの無さにガッカリしたそう。

またご主人の何気ないひと言に傷付き、殺してやりたい!と思うくらい腹を立ててしまうことも。

産後のお母さんは繊細なんです。

お産ラボ

2日足りず、助産院での出産が出来なかった方は、
総合病院での対応に困惑。

大勢いる助産師さんが毎回、毎回人によって言うことが違ってパニックに。

また助産師さんの

『電子カルテに入力しなきゃいけないから。』

という事務的な言葉に傷付き。

母子同室で泣き止まない赤ちゃんを6時間抱っこし何も出来ない自分。

初めのうちは赤ちゃんをかわいいと思えなかったそうです。

また、温かみのある助産院で幸せなお産をしたいという方も。

前駆陣痛中に花火を楽しんだ勢いで本陣痛が!

静かで暖かな空間でのお産に大満足だったそうです。

お産ラボ

同じく助産院でご出産された方は37週からずっとワクワクし、予定日4日超過。
ワクワクし過ぎて待ちくたびれてしまったとか。

初めての出産なのに助産師さんと大喧嘩!

最終的には無事に和解したそうですが、本当に人それぞれお産にはひとりひとり違った個性があるな~と改めて感じました。

10人10色のお産。

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あなたもお産を語りにお産ラボへぜひ遊びに来てくださいね!(Kco)

お産ラボ in 岡部

10月にシェア会に参加させてもらって、これはやってみたいと盛り上がり、岡部公民館で開催させてもらいました。

人が集まるか心配でしたが、スタッフの皆さんの協力でたくさんの方が参加してくれて、とても嬉しかったです。

お産ラボ

私自身も「お産ラボ」という言葉になんだか惹かれて、参加してみたい!と思ったのですが、今回参加してくれた人の中にもずっと気になっていて、近くでの開催だったから参加しました。という方もいました。
お産ラボの不思議な魅力を感じました(*^^*)

また、まさに10人に10のお産。

お産ラボ

不妊治療や高齢出産。
それぞれのドラマがありステキだなぁと思いました。

我が子との巡り合わせが必然だったような不思議気持ちにもなり、改めて子供が愛おしく思いました(*^^*)

お産について話すこと、聴くこと。
友達にはちょっと話しづらいことでも、あの場所ではなんだか話せてしまう。
そして、みんなが受け止めてくれる。ステキな会だと思います。
また、助産師さんや助産院の話も聞けてお産ラボの幅広さも感じました。

これからまだまだ、活動の広がりのあるお産ラボなんだと思い、私もスタッフの一人として、関わっていけるのを嬉しく思っています。
(Chie)

第9回お産ラボ レポート

10月のシェア会に参加してくれた新しいスタッフが中心となって企画、運営してくれた岡部で初めてのお産ラボ、その熱意が伝わって、たくさんの方に参加していただきました。

岡部在住の方だけでなく、焼津や藤枝からもお母さんが来てくれました。また、妊婦さん、来月結婚を控えてる方、さらには、東京在住の方(たまたま帰省中にお産ラボを知り、参加してくださいました!)そして、地元在住の助産師さんに参加していただけたのも、とってもありがたかったです。

お産ラボ

総勢21名のとってもにぎやかな会でしたが、会場の岡部公民館の和室は、すごく広く、明るくて、ゆったりした気持ちで座談会にのぞむことが出来ました。

さて、いつものように、呼吸を整えてから、それぞれのお産を表す1字を書いていただきました。

力・耐・信・愛・待・涙・焦・楽

お産ラボ

『力』

お産に関わることは、お母さん、赤ちゃんから力をもらえる!
一方で、助産師のことはあまり認知されていないように感じることがある。また、自分が良かれと思ったことが、お母さんにとってはよくないなど、ギャップも感じる。

『涙』

9歳の時に、母親を亡くした。喜び、苦しみ、幸福、不安、心配・・・母が経験し、流した涙を想像した。
これから結婚を控えているが、将来的に子どもがもてたらなって思う。

『耐』

夫の立ち合い希望が仕事で間に合わず、ずっと一人で痛み、苦しみに耐えた。助産学生さんが付き添って声をかけてくれたりしてくれたおかげで、とても救われた。妊娠期から、育児まで、女性は忍耐の連続。

『信』

結婚14年、半ばあきらめかけていた妊娠、地域のお産情報の知識もなかった。健康診断をきっかけにアドバイスを受け、不妊治療へ。1度の体外受精で授かることができた。そして2人の子に恵まれた。お産とは、信じること。

『愛』

晩婚のため、お産することに全く関わらず無知なままでいた46歳の時にまさかの妊娠判明。超高齢の初産ため、都内の病院で何度も断られ、受け入れ先を探すのも大変だった。切迫流産から切迫早産の危機、障害のリスク、前例がないという理由で受けられない検査・・・悩むことだらけ。出会った助産師さん、医師の言葉に励まされ、自然分娩できた。
赤ちゃんの力を信じる!!いろんな人たちの愛につつまれたお産だった。

『待』

お産場所については、なんの迷いもなく決めた。微弱陣痛に耐えること72時間・・・痛みはそれほどではなかったけど、なかなか進まず、とにかく時間がかかって大変だった。でも、助産師さんのことをとても信頼していたので、あんまり不安になることもなかった。時間はかかったけど、楽しかった。

『焦』

仕事をしながらの不妊治療で、2年間、焼津から、静岡へ通う。病院からの連絡があったりで、多い月には、15日くらいの通院だったため、会社にも迷惑をかけるという思いと、周囲の期待に応えられない苦しさ、ゴールが見えない焦りが募って本当に大変だった。でも、子どものおかげで今まで味わえなかった喜びを感じ、大変だけど、もう1人産みたい気持ちもでてきている。

『楽』

初めての妊娠で、眠かったり、体がだるかったり、不安になって、夫に当たってしまった。農家で野菜を育てているのに、ファストフードが食べたくなって自分自身、戸惑った。自宅分娩することを決め、体調も落ち着いてきた今は、出産することが楽しみになってきた。

お産ラボ

お産に至る過程も、お産する場所も、その方法も、様々です。でも出会えた赤ちゃんが、お母さんを選んで、生まれてくるとしたら、すべてに意味があるんだと思えるような気がします。

レポート➁へつづく

おっさんラボ レポート➁

【おっさんも頑張ってるよ!】

先日、開催された『おっさんラボ』反響があちこちで聞こえてきて嬉しい限りです。

仕事の関係で参加出来なかったおっさんもおり、来年、第2弾を計画中です!乞うご期待!!

今回の漢字は、お母さんとお父さんでどう変わるのか?
とても楽しみにしていました!

おっさんラボ
『願』・『輝』・『変』・『命』・『成』・『生』

おっさんラボ

今回のご参加くださったおっさんたちは全員立会い経験者。

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でも、立会いに前向きな方ばかりではなく、奥さんには言えないけど嫌々だった。というおっさんも。

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でも、立ち会ってみて人生がガラリと変わり、立ち会って良かった!とみなさん目をキラキラ輝かせながらお話でした。

おっさんラボ

ご出産経験がないので、おひとりおひとりの喋る時間こそは短かかったですが、その後質問が飛び交う!飛び交う!

おっさんラボ

おっさんは、いろいろ知りたいんです。
お母さん同士は母親学級などでお話することはあっても、男性同士は、なかなかお産を語ることがない。

だからこそ、新鮮で充実した時間を過ごすことが出来たのかもしれません。

おっさんラボ

中には奥さんと子育てを50:50で分けていらっしゃる方も。

入院中の1週間に育休を取り、オムツの交換からミルク作り、沐浴もプロである助産師さんから奥さんと一緒に指導を受けたそうです。

子育て1年生を夫婦一緒に同じ階段を上がったから夫婦間での育児の差が生じなかったそうです。

今、『産後うつ』という言葉にさらに『パパうつ』という新しい言葉もあるといいます。

会社でのストレスを抱えたまま直帰、帰宅後は産後のお母さんのストレスの捌け口になってしまい、お父さんの逃げ道がなくなり、帰宅困難になってしまうお父さんがいらっしゃるようです。

お父さんは、愛する奥さんからのキツイひと言に傷つきます。
逆に優しいひと言でとても喜び、家族の為に頑張れます。

それが、世のお父さんなんです。

産後の1ヶ月をお母さんと赤ちゃんと一緒に過ごした方からは、短くてもいいから男性も積極的に育休を取る環境が必要だと。声を揃えてお話でした。そうすれば、パパうつも減るきっかけに必ずなるとのこと。

その為には、会社の中から考え方を変えていく必要があると。

『男性が胸を張って育休を取れる町、静岡市』
と呼ばれるようになりたいな。と感じました。

おっさんラボ

だって、こんなに熱いおっさんたちが静岡にはたくさんいるんだもん。(Kco)

シェア&交流会 レポート➀

お産ラボシェア&交流会

9月に浜松で開催してくださった『ミニお産ラボ体験会&交流会』で、私たちも、たくさんの刺激や学びをいただき、お産ラボの輪を広げていきたい想いがふつふつと沸き上がってきました。
一方で、多くの方に関心を持っていただいているにもかかわらず、月に1度の開催ではなかなか要望に応えきれずにいることをもどかしくも思っていました。

どうしたらいいか、私たち自身もたくさん考えました。
いろんな場所で活動されている方々にパワーをいただきました。
同じ思いを共有してくださる助産師さんたちに励まされました。
Umiのいえの女将、まきこさんからも、ご自身の経験から、貴重なアドバイスをいただきました。

お産ラボ

そして、たどりついたのが・・・

そう、マキコミュニケーション!!

新たなステップの始まりは、仲間を募って、お産ラボを丸ごとシェアしよう、ということでした。

そして、先日、初めて藤枝で開催されたお産ラボシェア会は、とてもありがたいことに会場を提供してくださった第一建設HIBIKIさんからのラブコールがきっかけでした。

当日は、思いがけないハプニングもあったりしましたが、参加者6名のうち、3名の方がリピーターだったこともあり、みなさんが場を整えてくださいました。
まずは、会を始めるにあたって、武道の礼儀に則って、参加者のみなさんと一緒に黙想、そしてお互いに礼をして気持ちを高めます。

お産ラボ

それから、自己紹介とシェア会に参加した目的を簡単にお話していただきました。

助産師として、自分の経験を生かして、産後ケアに関わっていきたい

出産に立ち会いお産・育児の大変さを痛感し、男性の視点から、お母さん、家族支援をしていきたい

ずっと悩み続けた妊娠、出産、育児のこと・・・それらをもっと若い世代に伝えていきたい

悩んだ体験から、知り学び取った知識を現役のママとして、専門職として、役立てたい

お産、育児を通して学んだこと、すっかり忘れかけていた想い、自分にできることはないかなと模索している

お産ラボを知って、自分の居場所ができた。役割をくれて、ありがとう

みなさんのだれかの役に立ちたいという熱い想いがひしひしと伝わって、そこにいるだけで、とても幸せな気分でした。
それぞれが専門知識や経験をお持ちの方、お産ラボを通して出会えたことに感謝しています。

いつものお産ラボと少しちがうのは、シェア会では、お産ラボのやり方や、コツ、想いを少しづつ共有しながら、進めていきます。

➁へ続く

シェア&交流会 レポート➁

恒例のお産を表す一字

お産ラボ

今回は、苦・変・学・知・変・命 でした。

お産ラボ
 
  『苦』

安産のはずが、お産後2日間全く起きれない姿を目の当たりに、産後1週間、切れ目ない育児に夫婦共々疲れ果てる
”目が死んでる”家族のサポートに救われた。想像と、現実はまったくちがう。男性社会の中にいたら、気づかなかったことも、いろいろ経験しなくちゃ分からない
男女ともに、学校教育のなかでお産・育児を学ぶ必要がある

  『変』

お産は、思った通りにはいかない。クリニックでできたことが、総合病院ではできない!?
「できません!できません!」だらけに、堅苦しさ、古臭さ、息苦しさを感じた

  『変』

思考・生活・体調すべてが変化した。とにかく思い通りにいかない・・・自分から、子供中心にシフトした。
子育てをちゃんとしなくちゃという焦りと不安で、育児書を読み漁り悩む日々。
「幼稚園の先生だからわかるでしょ!」周りの反応とのギャップに戸惑う。
でも、子どもを持ったことで、お母さんたちの悩みが共有できた

お産ラボ

  『命』

3人の子どもほしいとのぞんだお産。お産はそれぞれだけど、命を授かり、産み、育むこと、すごい
命を生み出す自分すごい!だからお母さんもOK!子どももOK!それだけで、自分のことも子どものことも、夫のことも、大変なことも許せて、其のあとのことも楽な気持ちで乗り越えられる
胎教に興味、思いは通じる!

  『学』

出産を気楽に考えていたけれど、「ダメダメ!」「死産になっちゃうよ!」職場の先輩たちのネガティブな言葉に不安になったり、いろいろ考えさせられた。ハッピーなことから、心配な気持ちに。妊娠、出産を通して、子どもや先輩から、たくさんのことを学んだ。
奇形を持った子を苦しみながら産み、育てているので、この想いを伝える側になりたい。

  『知』

こうあるべき、こうすべきという想いが人一倍強いため、安産目指して、すべてやれることはやったけれど、想像してたのとはちがっていた。
実体験として、お産のことを知った!知識として知っていたことと、実際の経験はちがっていた。助産師さんだからわかるでしょという周りの対応と、当たり前にこなせない自分にもやもや。
子育てにはゴールもないし、結果もみえない。産後のお母さんたちは、どんな思いで日々過ごしているんだろうか?と思いを巡らせ、弱音を吐く場所が必要だと感じている。

その他にも、藤枝市の中学校で行われている性教育のお話や、各地域の産後ケア事業の問題、夫婦間のふれあいの大切さなどなど、話が尽きなくて、時間が足りなくなってしまうほどでした。

男性の視点からお産・育児を見つめ、お母さんに想いを寄せてくださるお父さんの存在はすごく心強く感じました。お産から育児にしっかり関わって、喜びも苦しみも分かち合ってきたからこそ、その言葉に説得力があります。

お産ラボ

がんばりすぎちゃってるお母さん!大きな声で、言っちゃってください!

「命を生み出す自分すごい!それだけで、OK!」

お産ラボ

シェア会を終えて、素敵な仲間が、いろいろな形でお産ラボの輪を広げてくれますよ!
もうすでに、動き出してます。今後の展開にワクワクしています。(Sachie)

第8回 レポート➀

久しぶりに静岡市でお産ラボ、葵区瀬名川の助産所ミルキードリームで開催されました。
今回、静岡での開催を待ち望んでくれていたママがいました。
本当に有難い限りです。

お産ラボ

今回、会のスタートは、みんなで手をつないで心と体を整えてからはじまりました。

お産ラボ

5名のママさん、場所を提供して頂いたミルキードリーム関さんの6名がお話してくれました。
お決まりのお産を表す一文字は…

指名(使命)・悶・始・包・中(中心、中身)・痛

今回も1人として同じじゃない、色んな想いが詰まった濃い内容でした。

「指名(使命)」

お産ラボにリピーターできてくれたママさん。前回は1人目、今回は2人目のお話しをして下さいました。
1人目のお子さんは障害をもっていた為、きょうだいを作ってあげたいと思い2人目を出産。つるんと産まれてきてくれた。姉の事でガマンさせたりプレッシャーを感じさせてしまう事もあったそう。しかし、姉を守ってくれるなど心強く、姉妹お互いが助け合って壁を乗り越え成長していってくれている。産んでよかった!感謝の気持ちでいっぱい。もちろん辛い時もあった。不安になる事だってある。妹が泣いて帰ってきた日もあった。でも、ママも子供達も日々がんばって乗り越えて成長している。「指名」そんな一文字を示してくれた。命を指し示して、使命をもって産まれてきてくれた命。かけがえのない命である事に間違いはない。

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「悶」

1人目の出産で不安が募った。お腹が張ってしまい病院では先生に言われる一言ひと言に傷ついた。お腹が張るのだって1人目で判断も難しい。自分がわるい?!悶々と考えてしまう。病院を変えたいとすら思ってしまう。
34週で出産し早かったけど、赤ちゃんは元気で安心した。病院で出産前に言われ傷いついた言葉もあったけど産後は優しい言葉もかけてもらえた。

「始」

2人のお子さんを福井と大阪の助産院でそれぞれ出産。
助産院大好き!!安産だったけど、産後は些細な事で落ち込んだり涙したり…
夫の言葉、義母の言葉、何気ない事だって産後の不安定な時期は傷つく事も。旦那さんの転勤で大変な時期もあったが、最近は産後ケアなど増えてきている事を感じる。女の子から女性、そしてお母さんへ後戻りできない世界へ来たんだなぁと実感している。でも、子どもたちとの日々をを幸せに感じている。

「包」

尿タンパクが出て37週で通っていた病院で出産を断られる。転院、出産への不安募る。帝王切開になるのではないか?!切られるのか?!
不安な事を先生に聞けなかった。下で産みたいけど、どうなるのか?陣痛の痛みがどんどん上がる。
血圧もあがる。
最終的に帝王切開へ。
親族や周りの人達は安産の人が多かった。帝王切開だった事を周りに言えなくて産後辛かった。友達の言葉に傷ついたり、悩んだりもしたけれど、お話することで、浄化された気がする。

「中」(中身、中心)

助産院で出産。助産師さんの「あなたが大丈夫なら、大丈夫!!」の言葉に安心し、妊婦の時、困ったこともなく、のびのび生活ができた。だからか、お腹がどんどん大きくなる事にギャップを感じた。
出産後は子供中心の生活を送っている。

「痛」

頭が大きくて吸引での出産。痛かった。吸引してくれて助かった部分も大きい。何より、母体、赤ちゃんの命が大事。

お産ラボ

出産って本当にみんな違います。安産でつるんの人もいれば、大変なお産や帝王切開、いろんな形があります。1人1人性格、個性があるように、お産だって個性があります。でも、それでいいんです。お母さんは命をかけて出産し、新しい命が誕生しているのは変わりないのです。だから良いも悪いもなくって、お母さんってそれだけですごい!胸張っていいんだって思います。

お産ラボ
こんな話しも出ました。
日々子育てしていると「朝までぐっすり眠りたい」「自由な時間がほしい」いろんな欲求が出てきたりします。
渦中にいるとなかなかそう思えなかったりするけど、そんな時期は人生のほんの、ほんの、ちょっとの時期なんだよな~。だから、もうちょっとそんな時期を楽しんでみようか、、って。

お産ラボ

出産してから生活が一気に変わり、始まった日々・・・もう後戻りできないけれど、日々子育てを通してお子さんと共にお母さんも成長してる事と思います。
お産の話しから産後、子育てと話しと長くなってしまいましたが、命のスゴさとお母さん最強って事を改めて感じました。

お産ラボ

今回もさまざまなお産のお話が聞けて、お母さんの素晴らしいパワーたくさんいただきました。

お産ラボ

ご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。(Yuki)

➁につづく