「活動日誌」カテゴリーアーカイブ

お産ラボスタッフによる活動の記録です。

命のお話

ついに、ずっと聞きたいと思っていたラブバース(lovebirth)の『命のお話』を聞くために、御前崎にあるおはな助産院へいってきました!!

『命のお話』

ラブバースは、お産の素晴らしさを、命の尊さを伝えるために助産師さんと助助産師さん6名で結成されたユニットで、学校や子育てサークルのイベントなどに出向いて、とっても素敵な命のお話講座をされています。

『命のお話』

”自分のことも、人のことも大切にして、子どもたち、みんなに一生幸せでいてほしい”

大人として、そして母親としての願いがこもっていました。

子どもたちに問いかけます・・・
あなたにとって、一番大切なものはなんですか?
様々な答えの中から、やがて導き出される1つの答え

『命』

唯一無二の存在、自分。

過去から未来へつなげる役割もある自分。

それを映像や図を交えながら、とってもわかりやすく説明してくれます。

そして、命の誕生のお話

『命のお話』
(このハート形の紙の真ん中に針の先ほどの穴があいています)

0,13mmからはじまる奇跡の連続

40日、2ヶ月、4ヶ月、6ヶ月・・・

『命のお話』

成長していく過程を、実際の胎児の大きさと重さと同じくらいの人形を手にしながら学んでいきます。

『命のお話』

子宮のこと、つわりのこと、体作りのこと、お腹の中の赤ちゃんの様子、体の不思議などなど。

『命のお話』

そして、お産のこと、家族のこと。
新しい家族の誕生に立ち会い、そこに寄り添って成長を見守る助産師さんの経験に基づくお話は、すごく説得力がありました。
そして、助産師というお仕事への熱意と覚悟を感じました。

お話の中で、特に、家族のお産の立ち合いについて、その有無よりも、そこが環境・設備・雰囲気など、みんなが安心できる場所かどうかで、その意味合いちがってくるというのが印象的でした。

それから、1人ずつ、初めて赤ちゃんを抱っこした時のことをシェアしました。
長男が生まれた時のことを思い出しました。

「やっと会えたね」って。

その後、お産のDVDを見て、感動して泣きました。あぁ、また産んでみたい。

最後に、子どもたちと学ぶお薦めの本を紹介していただきました。

『命のお話』

ラブバースの皆さん、担当してくださったお茶畑助産院の高橋さん、ありがとうございました。

また、今回、会場となったおはな助産院の野口さんもラブバースのメンバーです。おはな助産院、とっても素敵なところでした。また、お産ラボや、見学ツアーできたらいいなぁ。

助産師さんたちだからこそ伝えられる命のお話。

自分って、尊い。家族って、たまらなく愛おしい。
そんな幸せな気分で、帰路につきました。
(Sachie)

*ラブバース(lovebirth)

*おはな助産院ホームページ

*お茶畑助産院ホームページ

絶賛トイレいやいや期の息子、トイレに連れて行くのやめました!!

おむつなし育児について、あやのちゃんが分かりやすく伝えてくれました。ありがとう♪

それに続いて、うちの息子のトイレ事情についてです。

おむつなし育児

おむつなし育児のスタートは生後一ヶ月。
まるの輪助産院の森木さんの話を聞いたらやってみたくなっちゃって、すぐホーローおまるを買ってやってみたところ、成功!!あまりの感動に、息子のかわいさに、ハマっていきました。

おむつなし育児

3~4ヶ月の頃にあまりやらなくなった時期もあったけど、いつからかまた復活。朝イチや食後にうんちが出ることに気付き、うんちをおまるですることが増えていきました。

おむつなし育児

身体がしっかりしてきたら、トイレに一緒に座る方法でやるとおしりをトイレットペーパーでちょちょっと拭けばいいし、おまるも洗わなくてよくて楽チン!!布おむつなので、うんちで汚れないと洗濯が楽で、心も余裕が出来てきました!トイレの度にサインをして伝えていたら、いつの日か自分からサインをして教えてくれるようになったときには、また感動!!
うちの子天才!!なんて思ったり(笑)

おむつなし育児

小さなイヤイヤ期を乗り越えながらも9割ほどうんちがトイレで出来るようになった1歳3ヶ月!!!!!
うんちをおむつに久しぶりにして、たまにはこういう日もあるよねーって思っていたら、そのままそれが続くようになりました。小さなイヤイヤ期のときはうんちがしたいときはトイレに連れて行ったらしていたのに、今は嫌がるし、便意もおさまっちゃう。ある日、おむつをつけていないときにうんちが出たら、『わーん(T^T)』と泣く。面白くって最初は笑っちゃったんだけど、おしっこも同じようにおむつの外に出ると泣く。

そんな息子がかわいそうに感じ、これからどうしていこうかなーって悩んでいるところに、念願のおむつなし育児アドバイザー講座の日を迎えました!!!和田先生も『こどもは分かっているね』と。講義はとても楽しく分かりやすく、『うんうん』『へーそうだったのか』の繰り返し。そして、悩みの対応もわかり、すっきり!!
いわゆるトイトレには3ステップがあり、

ステップ2の『おむつの外で排泄するという感覚を取り戻す』

これはずっとやってきたから大丈夫。でも

ステップ1の『体からおしっこ、うんちが出るという事実を、五感を使って脳が認識する』

X おむつなし育児

最近ふんどしおむつ(布おむつをバンドで止めてふんどしのように履くこと)やすっぽんぽんで過ごすことをしていなかった!!だからおしっこやうんちをすると泣くのは、このステップだったようです。
そして

ステップ3『おまるやトイレという決まった場所で排泄することを学習する』

動物は本来同じ場所でおしっこ、うんちをするのは嫌がり、自分がしたいところでしたいという欲求があるようで、息子はまさに今はその社会的ルールを学習している様子!!これは分かれば出来るようになるので、焦らなくていいそうです。他にもいろいろ納得することがたくさん。

何より…
今までやってきたのが無駄になっちゃう…っていう想いが正直ありました。和田先生は分かっていて、『今までやってきたことは無駄にならない!!おむつの外でするという感覚はちゃんと残っている!!』とはっきりおっしゃってくださり、とてもホッとしました。

おむつなし育児に『失敗』という言葉はないんです。

おむつなし育児

今後のうちの方向性。
トイレやおまるに連れていくのをやめてみる、できるときは布パンツやふんどしおむつにすること。
そして、大切にしたい声かけ。出たときに「気持ちよく出てよかったね」と繰り返し伝える、でも「トイレでしてくれたら嬉しい」というのも伝えていこうと思います。『一方的に我慢しなくていい』って、お母さんにとって楽になる言葉だなーって感じました。こうやっていろいろな経験をして、母も子も成長していくんですね。こんな素敵な体験をさせてくれる息子に感謝です。
こどもってやっぱり天才!!

おむつなし育児

おむつなし育児とは
『なるべくおむつの外で気持ち良い排泄をさせてあげること』。それが『人間本来の姿』
『おむつをつけたのは大人だから外すのも大人』
というのを忘れずに、トイレでもおまるでも、おむつをちょっと外したとこでも、一日15分でも、毎日じゃなくても、ぜひぜひ体験してみてください。

こどもとちょっと気持ちが通じた気がします!
気付いたらこどもを誉めています!
うちの子天才って育児に自信がついちゃうかも!
旦那さんにも笑顔で報告しちゃいます!

お母さんはみんなみーんな、頑張ってます。お母さんは笑顔が一番(*^^*)いつか迎えるおむつ外しのために、やってみませんか、おむつなし育児♪
困ったときはいつでもアドバイスします。ひとりじゃないって大切。

おむつなし育児

今回アドバイザー養成講座を開催して、こんなにたくさんのアドバイザーが集まってくれてとても嬉しかったです。
ありがとうございます。

おむつなし育児

和田先生、素敵なお話をありがとうございました!
そして、私におむつなし育児の楽しさを伝えてくれた森木さん、ありがとう!!

おむつなし育児アドバイザー養成講座in富士宮

おむつなし育児研究所主催のおむつなし育児アドバイザー養成講座に行って来ました!

おむつなし育児アドバイザー

静岡では初開催!7名の助産師、理学療法士、心理士等の保健医療専門職の方や、子育て支援の専門職の方、お子さんにおむつなし育児を実践中のお母さんなどとても意識の高い方々が参加されていました。

“おむつなし育児”って聞くと、ずっとお尻丸出しでいたり、ちょっと変わった人がやるものでしょ…。なんて誤解されやすいですが、全然違うんです!

おむつなし育児は基本おむつはつけています。赤ちゃんの排泄のタイミングに気づいてできるだけおむつの外で排泄させてあげる育て方です。

なので、トイレでさせることが目的でもないし、厳しいトイレトレーニングでもないし、大変な時は紙おむつを使うことももちろんオッケー!

外で排泄すると赤ちゃんも気持ちよくてスッキリ!!
ゆる〜く自分たちのペースで赤ちゃんとコミュニケーションをとりながら絆を深めていくひとつの方法です^ ^

今回の講座では、

①おむつなし育児の基礎知識
②日本や世界の排泄ケアの昔と今
③赤ちゃんと排泄
④おむつなし育児ノウハウ
⑤無理なく続けるコツとヒント
⑥質問&相談への対応

をおむつなし育児研究所所長の和田智代さんが本当にわかりやすく実体験を交えて教えてくださいました!

現在の子供の排泄事情はおかしなことになっていて、おむつを外す年齢もどんどんあがってきているし、保育園頼りの親が多くなっているそう。12時間吸収だからとオムツを1日2回しか変えないお母さんもいるんだとか…。
そのため保育園でも負担が大きくさらにおむつを外す年齢があがっていく。
オムツでしたくないから我慢してその結果便秘の子供も増えている。小学生用のオムツも販売されているそうです…。

人は生まれた時は解放空間での自然な排泄をする能力を身につけています。
でもそこにオムツを大人の事情で赤ちゃんにつけていただくことで、おむつの中(閉鎖空間)での排泄を学びます。
そしてまた3歳になると、大人の事情でトイレでしなさいと言われます。『今まではオムツでしなさいと言われたのに急に外でなんてできないよっ!』と、そこに混乱が生じてトイレトレーニングがうまくいかなかったり、その結果親子関係がこじれてしまうことがあります。

この元々持って生まれた解放空間での排泄能力をできるだけ無くさないようにしながら育てるのが“おむつなし育児”です^ ^
『床におもらし』も立派な“おむつなし育児”!おむつなし育児に失敗なんてありません。

我が子は生後5日目からおむつなし育児を実践し今8カ月になろうとしています。小さい頃は授乳しながらおまるを当てたりしていました。

大変そうだとよく言われますが、私にとっては全然苦ではありません。むしろ赤ちゃんとタイミングがあって外で気持ちよさそうに排泄する時の嬉しさはなににもかえがたい!我が子は天才か!と思います笑
それがまた楽しくてもっともっと赤ちゃんを“みて”“感じる”育児ができる。育児本やインターネットの情報よりも

赤ちゃんとの“感覚”を頼りに子育てができる。

おむつなし育児の本当に素敵なところは、

赤ちゃんとの絆が深まり、直感を信頼して子育てする自信を取り戻すことができるところ。

だと和田所長もおっしゃっていました。

こんなに素敵なおむつなし育児をもっと広めたい、仲間を増やしたい!ママたちに届く活動もこれからしていけたらいいなと思いました。

オムツなし育児アドバイザー

今回開催にあたり誘致や準備をしてくださったみきちゃん、しおりさんありがとうございました。

オムツなし育児アドバイザー

また素敵な笑顔で、丁寧に講義していただいた和田智代所長さん本当にありがとうございました。

(Ayano)

おむつなし研究所公式ホームページ

畑でPizza!!

作る・食べる・片付ける

みんなでシェアすると、学びがいっぱい!!

そして、こんなにも楽しい!!

早川さん、いつもありがとうございます。

みんなの感想をどうぞ!!

お産ラボ

畑でピザ!?って行く前はドキドキしてたけれど、ポカポカ陽気の中みんなで解放感溢れる畑でピザ窯作ったり火を起こしたり生地をこねこね…。とても楽しかったです!

お産ラボ

娘は最年少の7カ月、初めての外遊び。目をキラキラさせて土や草をいじって不思議そうに周りを見渡したり…。

お産ラボ

気持ちのよい環境や周りの温かい人たちのおかげか、とても穏やかで楽しそうな様子を見れて母も嬉しかったです^ – ^

お産ラボ

ピザやパン、さちえさん特製クラムチャウダーもすごーく美味しくて心もお腹も大満足な1日でした!!ありがとうございました^ ^またぜひ参加したいです♡
(Ayano)

お産ラボ

青空の下で、早川さん主催のピザパーティーが開催されました。

ロケットストーブ

ロケットストーブを組み、火を起こし、ピザ生地を捏ね、発酵させて、

お産ラボ

好きな具材をトッピング!

お産ラボ

皆で協力し合い美味しいピザ、スープをお腹いっぱいご馳走になりました。

さらしおんぶ

けいこさんに「サラシでおんぶ」を教えてもらい、14kgになる娘をおんぶすることが出来ました!

お産ラボ

慣れるにはもう少し練習しないとだけど、非常時に両手が空くことは重要なので、覚えておきたいな。と思いました。

早川さん、ことみさんをはじめ、何日も前から準備・用意をしていただいた皆さん、本当にありがとうございました。
(Mika)

天気予報にヒヤヒヤして過ごしていたけど、当日はいいお天気!!むしろ日焼け対策してなくて焼けました(;>_<;)
つながりのワークのあと、ピザ釜を煉瓦で作る方法に感動しました。早川さんの試行錯誤のピザ釜、

お産ラボ

火がしっかりまわって、とってもおいしいピザ、焼きいも、パンが出来ました。

お産ラボ

みんなでこねこねして、ピザを分け合って、とーっても楽しい時間でした。
つくしもたくさん採って、ピザにトッピングしてみたり、お花も摘んだり、春を感じる素敵な時間でした。

お産ラボ

畑でめいっぱい自由に遊んだ息子はへこおびのおんぶして、そのまま眠りの世界へ。

お産ラボ

ウロウロする息子の見守りしてくれたみなさん、ありがとうございます。

早川さん、ことみさん、新しく出会った方々、お産ラボメンバー、ありがとうございました!!次のパーティーも楽しみです♪
(Miki)

普段行くことのない畑に 親子共々テンションが上がり、初めましての人とも仲良く話せて、楽しくピザ作りが出来ました。

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家ではトッピングしかさせてもらえない娘が 昨日は生地作りも出来て 喜んでいました。

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そして出来上がったピザが美味しいこと!!

お産ラボ

ピザの後のパンも 外はカリっと中はふんわりで美味しかった。

更にさちえさん作のクラムチャウダーがものすごく美味しくて 子供たちも何度かおかわりしてました。
お産ラボと出会えたことで参加できた今回のピザパーティー。
とても楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました。
(Yukari)

そして、ベビーウェアリングコンシェルジュのけいちゃん!!
災害時にも役立つ『さらしdeおんぶ』の講習会をしてくれました。
これは見逃せない!!
お役立ちレポートは⇒Kco PARKをご覧ください!

お産ラボでは、今後、みんなで災害時の対応なども考えていきたいと思っています。

初めてのファシリテーター

仕事もはじまり、なかなかタイミングが合わず、かなり久しぶりのお産ラボ座談会♪

ドキドキワクワクしてました!
そこにまさかの…当日…ファシリテーターデビューの話が!!!

車の中でドキドキが増すなかで、頭の中でシュミレーションしながら向かいました。

緊張したけど、スタッフの皆様にサポートしてもらい、参加者の方々にも温かく見守ってもらい、何とかファシリテーターデビュー終わりました。

お産ラボ

みなさま、ありがとうございました!!

最初と最後が何だかバタついていたので、今度はうまく出来るように勉強したいと思います。
といっても次の座談会はいつになるかなー?

今回ファシリテーターの突然のお誘いに最初は断ろうかと思ったけど、4月から座談会にあまり参加出来なくなるので、自分の中で区切りとするため、引き受けることにしました。
息子3ヶ月から一緒に歩んできたお産ラボ。

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息子はすたこら歩くようになり、ファシリテーターに集中出来るか心配でしたが、大人しく遊んでいてくれ成長を感じました。
お産ラボを通して多くの方と出会い、様々な経験をし、母として、助産師として、この一年で成長させてもらってきた気がします。

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息子の前で笑顔で過ごすことが出来たおかげで、息子もたくさんニコニコしてくれています。

4月からは新たな生活が始まりますが、息子の笑顔を守るために頑張りたいと思います。
お産ラボの活動は減りますが、日々の活動を見守りながら、お手伝いしていきたいと思います。

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お産ラボ、ありがとう(*^^*)
(Miki)

みきちゃんがファシリテーターを務めた座談会のレポは⇒こちらから!

お産ラボ in 藤枝

2月27日、藤枝でお産ラボを開催しました!

お産ラボ

10月にシェア会をしたことがきっかけで、藤枝第一建設さんのショールームhibikiさんに声をかけていただき、この度、ようやく開催することが出来ました。第一建設さんは、会場となるお部屋の快適はもちろんのこと、お産ラボ後に、お茶とスウィーツを提供してくれるという、なんとも太っ腹な、お母さんたちが喜んでくれるおもてなしをしていただけます。

さて、今回のお産ラボには、藤枝、焼津からお母さんたちが集まってきてくれました。

お産ラボ

今回の1字は待・温・安・光・激

『待』

待望の赤ちゃん!逆子で帝王切開だったため、陣痛を味わうことができなかった。たくさんの友人や先輩に励ましてもらい、気持ちが楽になったけれど、出来ることなら、経膣分娩を体験してみたい。
お産ラボは、帝王切開の人にとっては、敷居が高く、参加しにくいところだっと思っていた。

『温』

お産の時、赤ちゃんの感触、なんて不思議な温かさなんだろうと。陣痛が弱まってしまったことで、2人とも陣痛促進剤を使ったことに、なんでもっと頑張れなかったんだろうともやもやしている。でも、3人目の子に対する強い意欲と決意がわいてきて、次こそは!って思う。

『安』 

生理不順で不妊気味で通院していたこと、1人目は分娩台で6時間かかる難産だったこと、2人目はトキソプラズマ感染し、悩み苦闘したこと、また、旦那さんの転勤に伴う長時間かけての病院通い、転院、いろんな困難を乗り越えて迎えたお産、無事に赤ちゃんに出会えて安心、安堵した。

『光』

結婚後、29歳の時に乳がんを発症。全身の毛をなくすなどの副作用に苦しみつつ、あきらめかけていた自然妊娠。15時間以上の陣痛に耐えて、生まれた瞬間、玉が光って見えた。子どもは天からの授かりもの。そのすべてが奇跡で、ギフト。長男につけた名前の瑛の字をのちに調べると、光の玉という意味があった。現在、妊娠中の3人目の子の予定日は、父の命日と同じ。繋がりを感じずにはいられない。

『激』

助産院、クリニックでのお産は、それぞれ満足のいくところと、そうでないところがあった。ただ、精神的に不安定な時にかけられた厳しい言葉にすごく傷ついた。1人目の娘と違って、長男のお母さんとおっぱいへの執着(回数や吸引力)は凄まじく、体力的にも、精神的にもぐったりした。出かけることもままならず、長女を預けていたほどだった。男の子は、こんなにも激しいものなのだと。激動の日々を過ごした。

お産ラボ

いろんな産み方や、産む場所、自分の理想がある中で、なかなか思った通りにいかない、何があるかわからないのがお産です。そんな時に、気持ちに寄り添ってもらえたり、声をかけられることで、お母さんたちは、救われます。一方で、些細なひと言に、過剰に反応してしまうこともあります。

お産ラボでは、自然分娩、経膣分娩ありきだと考えていません。それぞれのお産経験を通して、共に考えたり、学びをシェアしたいと思っています。

命を産み、育てることは奇跡の連続です。
お母さんたちのリアルな経験がきっと誰かの役に立つと信じています。

私自身、毎回、いろんなことを考え、学ぶ場です。

4月以降、藤枝第一建設hibikiさんで、2ヶ月に1度、定期的にお産ラボを開催します。

次回は、4月20日(木)です。

(Sachie)

お産を学ぶって大事なこと。

先日、と言っても1月に開催したおっさんラボ。

前回は、子育て経験のある、お父さんに来てもらいましたが、今回のおっさんラボは一風変わっていました。

おっさんラボ

参加者が、大学生、新婚男性、奥さんが妊婦さんというこれから子育てをする男性陣ばかり。

正直、参加者の内訳を聞いたときは、不安要素がいっぱいでした。

「子育て経験のないメンバーでお産を語れるのか?」
「話すことがなくて、すぐ終わっちゃうんじゃないか?」

そんなお産ラボ、おっさんラボには珍しく、不安要素があった今回のおっさんラボ。

しかし、結果は大どんでん返しでした!!

学生+お産を語る=学びがたくさん!
得るものがとても多かったおっさんラボとなりました。

今回、とても印象的だったのが参加者みなさんがノートを取っていてくださったこと。
しかもペンが止まらない!止まらない!笑

学校では教えてくれないけれど、これからの未来で必ず必要なことだから
質問が飛び交う。飛び交う。

参加者の男性陣以外には、絶賛子育て中のお産ラボメンバー。
ファシリテーターの学さん、ゆかりちゃん、けいこの3人が参加しました。

助産師さんでもなければ先生でもない、普通のお父さんとお母さんたちです。

出てくる話が【リアルな日常生活の話】だったから、身近に感じることが出来て、良かったのかもしれません。

助産院って何ですか?
クリニック、総合病院、助産院の違いとは?

産後のカラダの痛み?
産後のガルガル期?

そんな参加者さんの質問に3人が経験談を交えて答えていきます。

おっさんラボ

今、奥さんが妊婦さんという男性もネットでいろいろと調べたけれど自分がネットで調べて知っていたのは1つだけ。
あとここで聞いた話はどれも初めて聞くことばかり!と、とても驚かれていました。

ネットで検索すればなんでも出てくる時代ですが、ネットの情報ばかりに気を取られず、直接会って聞いたり話したりすることも大切にしたいな。と感じました。

…ですが、本当に悩んでいる方や、外に出たくても出れない方、そんな方にも情報を届けたいとお産ラボ、おっさんラボでは、ホームページでのレポートを大切にしています。

誰が書いているかわからないようなホームページではなく、レポートを書いてる人の顔や気持ちが伝わるホームページ。
お産ラボはそんなホームページになるよう心掛けています。

今回のおっさんラボに参加してくださった、山口さんや青木さんの静岡の情報発信サイトmiteco
もライターさんの息遣いを感じるそんな素敵なサイトです。
おっさんラボについても詳しく書いてくださっています。
ぜひ、合わせてご覧くださいね!

「お産」が想像できない男性必見!出産を男が真剣に語る「おっさんラボ」

学びが多かった今回のおっさんラボ。

次は、学生さんと大学でお産ラボやおっさんラボをやってみたいな。
(Kco)

Ami助産院

よく晴れた暖かな日、縁あってAmi助産院の見学に行ってきました。

Ami助産院

お庭に入るとキウイの蔓や小さなお花がお出迎え、ポーチにはビー玉が埋め込まれ、

Ami助産院

玄関を開けるとしめ縄が❤
そしてアロマのいい薫り。
大きな窓と壁一面の棚、まあるいテーブル。

Ami助産院

Ami助産院

ぽかぽかと暖かな日の光に、大きな手のあったかいAmiさん。
入った途端にとろけちゃうような空間でした。

Ami助産院

自己紹介の後、Amiさんから助産院を建てるにあたってのお話しをお伺いし、設計の由縁、設計士さんとの直感的な出会い、契約、ご夫婦で壁を塗ったり、大工仕事をしたり…お母さんと赤ちゃんが過ごしやすいように徹底的にこだわったAmiさんワールドを堪能しました。

設計の話で特に印象的だったのは、この助産院は、子宮をイメージされて作っていること。
しかも男性の設計士さんがAmiさんからのお話しと手渡された本を元に設計されたそうです。

Ami助産院

「赤ちゃんは子宮という心地のいい空間から頑張って外に出ていきますよね。きっとここもそうだと思うんです。いつまでもずっとここに留まっている場ではなく、お母さんたちが羽を休めて元気を付けて、不安もあるけど頑張ろうとまたここから外に出ていけるように。そんなイメージで作ったんです。」

ぶぁーっと鳥肌が立ちました。

出産を終え、わけわかんないまま入院生活を終え、退院したら一人ぼっち。
おっぱいは上手にあげられないし、赤ちゃんも上手に飲めない。
追い詰められていくお母さんがたくさんいる。
時には泣きながらおっぱいを止めるという決断をする。

そんなときに助産師さんに

「それでいいよー。よく頑張ったね。」

って、もう一度この子と一緒に生きていく力をつけてもらう場。
建物からもそんな力をもらってるんだなーて思いました。

Amiさんは、お産はやらないと言っていました。
おっぱいや育児で困っているお母さんて本当にたくさんいて、お産をやるとどうしても看られる人数が限られてしまうからだそうです。

幸い、静岡市にはお産を扱っている助産院が多く、お産はお産を扱っている助産院で、病院やクリニックで産んでお家に帰ってからどこに助けを求めたらいいかわからずにいるお母さんは母乳相談や育児相談を主にやっている助産院へ、といった住みわけができるのはとっても助かるなと思いました。
助産院てそこで産んだ人しか行けないんじゃないのとか、お金いくらかかるんだろうとか、こんなことくらいで行っていいのかなとか、躊躇していましたが、もっと気楽に受診したり、電話したりしていいのだということがわかりました。
困っているお母さんの元に助産院という選択があるよ、力になってくれるよ、という情報が届きますように。

Ami助産院

それから、今回はAmiさん自身のお話しもたくさん聞いちゃいました。
Amiさんのお話しはどれもこれも面白くて、Amiさんの歩みをずっと聞いていたくなっちゃいました。気付いたらあっという間の4時間でした。

Amiさん、丁寧にありがとうございました。
お産ラボスタッフのみなさん、一緒に連れて行ってくれてありがとう。
参加したみなさんと豊かな時間を共有できたことに感謝します。

たくさんのお母さんに助産師さんや一歩先行くお母さんの思いが届きますように。
ありがとうございました。

(Masayo)

 こだわりいっぱいのお部屋の詳細のレポは、また後ほど・・・