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第4回 レポート➁

今回は、妊婦さん2名の参加してくださいました。
そして、産前産後の不安や悩みも多く語られました。

第4回 お産ラボ

特に、2人目以降のお産にのぞむ過程で、自分よりも子供のことが気がかりで、心配や不安でイライラしてしまうこと、夫や親との関係がギクシャクしてしまうことなどなどでした。

距離感が近い家族間ほど、問題がこじれたり、複雑だったりすることもあります。家族が増える喜びの反面、それぞれの生活や環境の変化に戸惑うのは、多くの人が経験することだと思います。

みんな、少なからず問題を抱えつつ、必死で毎日を過ごしています。

第4回お産ラボ

お産って、赤ちゃん、お母さん、お父さんを同時に生み出します。

それぞれ、生まれたばかりで戸惑うことだらけです。だから、いろんな人の助けを借りて、少しずつ成長して、今度はその経験を次の世代に引き継いで、そうやって人と人とが繋がって、伝承していくこと、大切だと思います。家族だけじゃなくって、地域にいる助産師さんや保健師さんを活かしていくこと、もっと必要だと思います。

第4回お産ラボ

また、産後の夫婦関係の危機が最近になって注目されています。
その危機を交換日記で乗り切ったというお話もありました。
些細なことでケンカしたり、すれ違ったり・・・そんな時、言葉にするとついつい感情的になってしまいますが、文字にしてみると冷静になれたりします。だれにでも起こりうる産後クライシスについても、事前に知っておく必要があると思います。

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今回も、参加してくださった方々のおかげで、とても有意義な時間となりました。
たくさんのご縁がつながりました。
改めて、お母さんのパワーを感じました。

第4回お産ラボ

ありがとうございました!!

第4回 レポート➀

早朝からの、バケツをひっくり返したような土砂降りも、会場に着く頃には、雨もやんで、お日様が顔を出してくれました。
今回は、浜松、島田、焼津に三保と、遠方から参加してくれる方が多かったので、いつも以上に空模様にヤキモキしました。

はじめるにあたって軽く目を閉じて、黙想をし、お互いに礼をして気持ちを整えました。
そして、いつものように、自己紹介を兼ねて、お産を表す(イメージする)1文字を発表しました。

第4回お産ラボ

会 神 命 激 喜 挑

今回、障害や疾患を抱えて生まれてきたお子さんのいるお母さんが、不思議なご縁で集まった会でした。同じ悩みや葛藤を抱えながらも、愛おしそうにお話される姿が印象的でした。

第4回お産ラボ

「子どもはみんな運命を背負ってきている、あなたの産道を通ってきても、あなたの子ではない」

お母さんて、ついつい気負ってしまうけれど、子どもがもってる力を信じて、信じて、信じ抜いて見守っていく・・・ハッとさせられた言葉でした。

「絶対に大丈夫!」

「いいよ~ぼくのところへおいでよ!」

子どものおかげで、障害や、疾患があるおかげで、素敵な人たちに出会え、優しい言葉で心に寄り添ってもらえたこと、家族の強い絆・・・・
子どもの存在って、絶大です。
そして、やっぱりお母さんて、すごい!

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うまく言えないけれど、その場にいて、改めて、自分がお母さんであるってことが誇らしく思えるほどでした。

今回、オブザーバーとして、はるばる浜松から参加してくださった助産師の宮﨑さんは、運営されているにぎにぎCHU助産院で、口唇口蓋裂のお子さんをもつお母さんのためのサークル活動(ぽかぽかちゃん)を定期的に開催されています。

お母さんとして、助産師さんとして、優しい心と高い志をもった宮﨑さんの、同じ悩みや不安を抱えるお母さんに寄り添い、情報を共有したいという想い、必要としている人に届きますように。

にぎにぎCHU助産院 FACEBOOK

つづく

お産も子どもも、十人十色

先日、第4回お産ラボが開催されました。
梅雨真っ只中、足元の悪い中浜松、焼津など遠くからもお母さん、赤ちゃん、妊婦さん、子供達が来てくださいました。

第4回お産ラボ

毎回、テーマを決めていなくても、自然と同じ悩みを持ったお母さんが集まる事に不思議な縁を感じます。

「病気ではない」

「産道を通っていても、貴方のモノではない」

という言葉が、特に私の心に残っています。

今回は、口唇口蓋裂のお子さんをもつお母さんが2人みえました。

【口唇口蓋裂】

先天性異常を妊娠中に診断された時の気持ち。
産後に病院に通って母乳を運び、何度も診察、手術すること。
病院での先生達の支え。

いくつになっても母親は母親、妊娠出産産後のお話
涙がこぼれました。

お産は勿論ですが、子供一人一人違って当たり前、十人十色。

第4回お産ラボ

「個性」を大事に「自分の思い通りに子供を育てる事が育児ではない」という事に気付かされました。

お産ラボを通して、同じ悩みを持つお母さんが繋がって、知らない事を知って、寄り添って共有する。
お産について聞く、話すことで、今の自分とも向き合えると思います。

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4回目のお産ラボも、とても大切な時間を共有する事が出来て嬉しかったです。

5回目のお産ラボも楽しみにしています♪
皆様のお産の話、聞かせて下さい(^^)/

(Mika)

お母さんたちの想い、届けたい

23日 第4回お産ラボ(スマイルあさはた)
24日 くさの助産院見学&お産ラボ&産後ケアに関するミーティング

大4回 お産ラボ

参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました。
また、いつもお産ラボを応援してくれ、取材にも快く協力していただいた、くさの助産院の助産師のくさのさん、
また、写真撮影をしてくださったふぉと*いろさんにも感謝申し上げます。いつも、ありがとうございます。

くさの助産院

2日間、すごく濃密な時間を過ごしました!
充実しすぎて、頭の中にいろんな想いが巡って、少し混乱しているくらいです。

やっぱり、お母さんってすごい!!

お母さんたちは、いつでも真剣に、まっすぐに自分のお産と向き合い、一生懸命語ってくれます。

その想いに、お産ラボは応えていきたい。
どこかで、同じ想いをしていたり、悩みをかかえているお母さんに届けたい。これから、お母さんになる人にも知ってもらいたい。

たくさんのお母さんに自分のお産について語ることの意味、価値を知ってもらいたいという気持ちと、お産ラボの記録としても、しっかり振り返りをして、詳細レポートを残すことを大切にしています。
少しお時間いただきますが、まとまり次第、ホームページにも掲載するので、楽しみにしていてください。

また、昨日の午後、くさのさんを交えて行われた産後ケアについて考えるミーティングでは、様々な意見が交わされました。
すべてのお母さんにとって何が本当に必要なのか、少しだけ方向性がみえてきたので、さらに意見を聞いて、行政にも訴えかけていきたいと思います。お産ラボでも、イベントを企画する予定です。

この2日間、お母さんと共に参加し、私たちを癒してくれた子どもたちにもありがとうを。

くさのさん3 (1)

第5回 お産ラボ

第5回の座談会を開催します。
みなさんのご参加をお待ちしてます。

*今回、参加費とは別に駐車料金(200円)が別途必要となります。
ご了承くださいませ。

お申込み、質問等は、メールosanlabo@gmail.com、
または、お問い合わせからお願いします。

第5回 お産ラボ

《話す方とオブザーバーの違い》

★話す方:お産について語るお母さん
☆オブザーバー:お母さんたちの話を聞き、会を見守る方々です。
オブザーバーは男性、未婚の方、学生さん問わずどなたでもご参加頂けます。

参加者の方へ
お産ラボ開催日が近くなりましたら、ご案内をFBページにUPいたします。ご確認のほど、よろしくお願いいたします。

【お産ラボFacebookページ】

ご質問等は、下記のアドレスにお問い合わせ頂くことも可能です。
osanlabo@gmail.com

大切なこと

 4月に、清水区の岡生涯学習館で開催された、第2回お産ラボの様子が、シミズ毎日新聞の6月15日号に掲載されました。

シミズ毎日新聞

キックオフイベントの勢いそのままに、テーマを『帝王切開』に決めて、小規模での開催でしたが、わくわく楽しみだなぁと思う一方で、実は、参加者は集まるだろうか?とか、ちゃんと司会進行していけるだろうかとか、帝王切開について自分も知っておくべきだろうか・・・とか、ずっと、いろんなことが頭の中を駆け巡っていました。

でも、いざ参加者のみなさんがお話をされると、すべての迷いや不安が吹き飛んで、とっても素敵な時間を共有することが出来ました。

『人それぞれの出産話が披露されると、場の空気が一気に親密なものになっていました。』

記者さんからの言葉で、お産ラボにとって1番大切なことを改めて気づかせていただきました。

それは、お産ラボの主役は、つねに一人ひとりのお母さんたちであるということ。

自らのお産のお話をされるお母さんはキラキラしていて、とても美しい。

そんな場を提供できて、同じ時間を共有できるって、なんて素敵なことなんだろう。

また、この回は、テーマが帝王切開で、内容的にも、すごく印象深いものでした。新聞記事のおかげで、もう1度振り返ることが出来ました。
とっても丁寧に取材をしてくださり、座談会の様子をしっかり見守ってくださって、ありがとうございました!

お母さんと共に、これからもお産ラボを大切に積み重ねていきたいと思います。

くさの助産院

 「助産院ってどんなとこ?」

 「病院との違いは?」

 「なんだか敷居が高い気がする・・・」

 「分娩台がないってどういうこと?」

 「フリースタイルって?」

 「そもそも助産師さんって何してくれる?」

 「助産院でお産した人のお話、聞いてみたい」

静岡市は、全国有数の助産所数を誇り、たくさんの助産師さんが活躍されている街です。
分娩できる助産所がないという県もある中で、病院以外の選択肢があるというのは、とても恵まれていることだと思います。

お産ラボには、毎回、いろんな場所で働く助産師さんが参加してくれます。助産師さんは、妊娠からお産、産後を通して、いちばんお母さん、赤ちゃんに寄り添ってくれる存在ですが、意外とお母さんたちには認知されていません。

参加されるお母さんの中には、その時に初めて助産院の存在や、助産師さんのお仕事を知ったという方もいます。
そして、もっと知りたいという要望もあります。

そこで、お産ラボでは、静岡の助産所、助産師さんを紹介していきたいと思います!!

その第1弾!!

6月24日(金)10:00~12:00

葵区瀬名川のくさの助産院に取材に行きます。

くさの助産院

同行して、素朴な疑問をぶつけてくれる方、先着2名募集します。
産婦さんでも、妊婦さんでも、学生さんでも、どなたでもOKです。

参加費 無料 (次回以降、参加費がかかるかも知れません)

申し込みは、osanlabo@gmail.com にお願いします。 

助産所の施設を見学した後は、助産師さんのお話を聞いたり、そこでお産されたお母さんとミニお産ラボする予定です。

助産院のこと、いろいろ見て、聞いてみましょう♪