市長への提案

2019
市長と女性議員と語る会
 テーマ
「一人もおきざりにしない静岡市に!」

 

先日、女性の声を行政に反映する活動の一つとして、静岡女性の会連絡会が主催した上記の会で、市長に提案する役割を与えていただきました。

以下のような内容を、与えられた3分間にぎゅっと詰めてお話ししました。


『 My助産師が活躍するモデル都市!静岡へ 』
 ~孤育てをなくして、また産みたくなるケアをすべての女性へ~
 
静岡市は、病院・クリニック・助産院と分娩施設に恵まれた地域です。しかしながら、多くのお母さんが産前産後に大きな不安や悩みを抱えたまま孤独な子育てをしています。
どこでお産をしても、すべてのお母さんが安心してお産・子育てができるよう、産前から、産後に継続して関わってくれるかかりつけ助産師(My助産師)のケアが必要です。
全国有数の開業助産院があり、産科医院との連携も構築されている静岡市ならモデル都市になれると思います。


    静岡新聞2019年10月11日(金)

キーワードは『My助産師制度』

実現へ向けて、静岡市ができることを一緒に考えていきたい!!
そのために、まず、My助産師制度について、研究してください、知ってくださいという提案をしました。

他の提案者、市長のコメント、意見交換とスケジュールいっぱいな中、トップバッターだった私は、熱い想いと気負いが相まって、手も気持ちもぶるぶる震え、頬も紅潮したの感じました。

それに対して、田辺市長は、孤独な育児をなくしたい思いにしていただいた共感、賛同いただいた上で、ケアを受ける女性だけでなく、

助産師さんたちにとってもビジネスチャンスになるよう、Win-Winなモデルケースを行政とともに取り組んでいく必要がある

と、歯科医師会の例をもとにコメントいただきました。

お母さんの立場からでは、思いつかない発想からヒントを得て、また自分たちには何ができるかを考えるきっかけとなりました。

他には、発達障碍児のこども園への入所、保育の給食費、同性パートナーシップ制度、ダイバーシティーなど、それぞれの立場から提案されていました。

その中で、同性パートナーシップ制度については、何年越しの提案が、田辺市長の確約につながり、会場中に歓声と拍手が響き渡りました。

あきらめずに伝え続けていくことの大切さを感じました。

残念だったのは、参加者に子育て世代がほとんどいなかったことです。一方で、歩くのも、話すのも決してスムーズにいかない年配の方々が堂々と、自分の困りごとや意見を主張をしている姿に感動し、見習うべきものがたくさんあると思いました。

若者も、子育て世代も、働く人たちも、年配の方も、声をあげること大事!!

「誰もが安心して産み育て、生き生きと暮らしていける社会の推進」と「安心・安全で住みよい、明るい社会にするため」に、自分事として行政に関わることが、未来を作っていくのだと思います。私も、気負ってぶるぶるしている場合じゃないなって。

不満があっても我慢してたり

心に想いを秘めているだけじゃ

何も変わらない!!

当事者の声、本当に大事!!

今回、発言の場を与えてくれた、しずおか女性の会連絡会のみなさん、ありがとうございました!
また、以前、お産ラボに参加していただいた方々から、励ましの言葉をいっぱいかけていただき、本当にうれしかったです。

 

  静岡市女性の会連絡会とは

静岡市内の女性の会(しずおか、しみず、ゆい)の各所属団体と個人会員で組織され2011年に発足。相互交流をはかり、誰もが自分らしく生き生きと暮らせる男女参画社会を目指し、情報交換や協力支援し合いながら地域独自の事業・活動を行っていきます。