お産 いまむかし
~語ろう世代を越えて~
第2部 『お産を語る』
今回は、しずおか女性の会が企画してくださり実施されました。
2つのグループに分かれて、お産ラボをしました。
もっと聞きたい!まだ話足りない!またやりたい!
お互いのグループのシェアするのを忘れてしまいそうになるくらい夢中で、話は尽きず、約2時間があっという間に感じました。
最後のあいさつで、
「また、赤ちゃんを産みたくなった!!」
会長の島田さんが満面の笑顔で仰っていました。
社会背景や家族の在り方、世代間ギャップ、いろいろな違いはありましたが、お産の話、育児の話をされるみなさんの表情がキラキラして見えたのがすごく印象的でした。(Sachie)
しずおか女性の会の皆さんとお産や子育てについて語るのは、 とても新鮮で凄く楽しかったです。
妊娠やお産の環境は、 今と違い“女性が一人で耐えるもの”的な考え方が大きかったよう。 今はお産もいろんな施設、方法、そして何より旦那さんや兄弟が立会い “家族みんなでお産をする” というイメージが強いように思います。
まだまだ、 お産に選択肢があることを知らない方もたくさんいるし、 もっとケアされたい部分もあります。 でも、 今までお産をしてきた女性が守り勝ち取ってきた今のお産は、 以前に比べとても恵まれているものなのだと思うことができました。
逆に子育ては今の方がしにくいという意見も多く、 スマホからの子育て情報があふれていて
“責任”
“育てなければ”
という思いが多く、 もちろんそれも大切なのですが、
“子育てを楽しむ”
ことができるお母さんたちが少なくなっているように思いました。
子供を取り巻く環境もかなり変わっていて、 危ないことを取り除く、感染対策、個人情報保護など、 手放しで子供をあそばせる場所がないことなんかも話題にあがりました。
どんな世代でも、 子供を思う母の気持ちに変わりはなく、 女性はいつになってもお産を語り、 子供たちを見守っていく存在なのだなと思いました。 しずおか女性の会のみなさまの笑顔溢れるパワーに、これからも子育てする勇気をもらえました!
とても楽しい素敵な会をありがとうございました^ ^(Ayano)
しずおか女性の会とは
女性たちの歴史に、真正面から向きあいたいとの思いから、1977年(昭和52)年に会を発足。市内の女性団体がネットワークを組んで活動。 女性の視点で市政へ提言。男女共同参画推進をめざして講演会・講座など開催。また、研修旅行、市の女性先駆者『道を拓いた女たち』のパネル展示や冊子刊行なども。女性会館アイセル2階「喫茶あいせる」を運営。 |