第31回お産ラボ@藤枝第一建設

梅雨に入った6月に開催された藤枝お産ラボ当日は、とてもいいお天気で心地いい日差しと気持ちいい風が吹く朝でした。

生後2ヶ月の赤ちゃんとママ、6ヶ月の赤ちゃんとママそしてお腹に赤ちゃんがいるお産ラボスタッフと2歳の子どもちゃんとスタッフたちで穏やかな雰囲気の中スタートしました。

【礼】

感謝。主人、家族…すべての他の人に。

子どもの名前も礼くん。令和時代だし家族みんなで喜んだ。

上の子とは2歳差で、この子の妊娠中は出血が続いていたけど無事に生まれてくれた。だから感謝の一語だと感じる。

実は、助産院で産みたかったけど家族と話し合って病院で出産。病院の先生も優しくて結果的には良かった。

 

【伴】

ずっとお産ラボに参加しようと思っていて、この“伴”の1文字は前から決めていた。

3人目の子で助産院で出産した。1人目の時がクリニック、分娩台で横になる時間が長く辛かったりした事などの経験から、3人目を出産するときに助産院を自分で探しぶどうの木助産院に決めた。助産院が決まったら、分娩スタイルを決めていく。自宅分娩という選択もあったが、家族と話し合い助産院で分娩と決定。33週で逆子、切迫…色々あったが助産師さんがいつも一緒にいてくれた。出血で入院した時もついてきてくれて、励ましてくれた。連絡をくれたりLINEでも。いつもいつもそばにいてくれた。検診の時も出産の時も声のトーンが同じで全く不安を感じることなく、辛い時でも安心できた。助産師さんは、出産のことだけでなく家族のことのすべて知っていてくれている。産後2ヶ月の今でも傍に一緒にいてくれている。

【楽】

3人目妊娠中。1人目の出産は助産院だったがとてもさみしい思いをした出産だった。その理由は近くにいてくれなかったから。話をしてくれる人は食事を運ぶ人や面会の人だった。

産後、助産師さんに「出産の時騒いですいませんでした。」と話したら苦笑いされたことがとてもいやだったし辛かった。自分自身の中では、出産はすべてを開放していいと思っていたからすごく違和感を感じた。
今回、助産院出産希望したが自宅の近くにない状況からスタート。3人目の出産場所の選択は家族(同居中の家族も)とたくさん話し合った。その中では自分のお産なのに自分で選べないことでとでも悩んだし、一時はもう産みたくないとも思う時があった。結果最終的に、くさのさんで産むことが決まりすごくうれしい!そして今すごく楽しい!

出産は家族と一緒に一体感。そして、私らしく♪そんなお産が迎えられると思う。

これから出産まで何が起こるかわからないし、もしかしたら助産院で産めないという状況になるかもしれないけど、私が自分でめいっぱい考えて納得して進んできたから何があっても後悔はないと思っている。

今回のお産ラボの内容は、お産ラボが目指す“my助産師制度”に近い出産やこれから出産を迎える女性に知っていて欲しいお話だと感じました。助産院で産んでも病院で産んでもどんな場所で産んでも間違いではなく、妊娠中から出産時・産後と私の傍にいてくれる人、寄り添ってくれる人、受け止めてくれる人がいるかどうかが重要なんだと思います。

まさに『【伴】走者』の存在とその場所。

それから、ママ自身が(家族も)どんな出産がしたいかを考えて情報収集して選んで決めて納得していく事が幸せなお産から子育てへとつながるのだと思いました。

参加していただいた方の感想に、妊娠前から妊娠や出産などについて知る機会があるといい。という内容がありました。ここは性教育としても必要だし大切なところですね。

現代のネット社会では情報を携帯やパソコンですぐに手に入れることができますが、それにプラスして人と人との交流やリアルな想いをコミュニケーションできる『お産ラボ』の存在。

お産を・女性を・家族を・社会を子育てをも支えていっちゃうんだろーなーと再確認した時間となりました。

参加していただいた方々、お産ラボ藤枝メンバー、そしていつもお世話になります第一建設様、ありがとうございました!

また次回⒑月(藤枝)もよろしくお願いします。(Mika)