母子と助産師の交流会①

想いを未来へ・・・

昨日、静岡済生会総合病院で第2回母子と助産師の交流会が開催されました!

6つのグループに分かれてお産ラボをしました。
それぞれファシリテーターがまとめた感想をシェアします。


「勉」
助産院でふたり出産。1人目からお産の進みが早く、1時間しないうちに出産。2人目も早いよ~!と言われていたが本当に早かった。ご主人が単身赴任で不在、助産師さんの到着が間に合わず自分一人で出産。

自分で赤ちゃんをキャッチ。

自分が助産師だったから、冷静になっているところもあり、後の掃除のことを考えて脱衣場での出産。息子も一緒の空間にいたがソワソワ。脱衣場と部屋をウロウロ。

まるで分娩室前の男性のようだった。

2人の出産を経験し、勉強することがとても多かった

「繋」
なかなか子宝に恵まれず、不妊のことも家族もなかなか触れられずいた。治療し、3年して出来た子ども。切迫で3.4日の入院中は点滴とお友達。
退院した日に破水。

その日、たまたまご主人は結婚式で名古屋に行っていて不在。でも結婚式のために親戚が高知県や海外から来ていたため、出産後4時間後にはみんなに抱いてもらうことが出来た。
家族と繋がることが出来て、職場へもとても感謝。

すぐに2人目が欲しいと思えるお産だった。

「子どもが繋げるパワーは偉大」

「生」
畳でお産がしたかった。家族でのお産がしたく、何件か見学に行った中の助産院で出産。産前からずっと1人の助産師さんがついてくれていたので安心が出来た。

「命」
切迫で安静入院。想像していたマタニティライフとは違ったが赤ちゃんが無事に産まれてきてくれて良かった。助産師さんに「お母さん」って言われて自分が母親になった実感が沸いた。
そんな子どもも今は大きくなり、仕事で疲れた私に

「お疲れさま」「頑張ってね!」と声を掛けてくれるように。

子どもたちからエネルギーをもらえている。
命のリレー、女性ってスゴい!

「離」
妊娠中はお腹にいることが嬉しくて嬉しくて。

出産した後、嬉しさと離れちゃった寂しさが半分半分だった。
総合病院の出産。

そのときの助産師さんのハンドクリームの香りがとてもいい香りで子どもの名前を「かおり」にしようと思ったくらい香りが良かった。

3人目のお産は、助産師の実習生に加え、看護師の実習生も入り、もう3人目だから「はいどうぞー!」と

たくさんの人がいたお産だった。家族は4人目は無いと言っているが、私は4人目が欲しい!

「怖」
お産が怖い。助産師でいろんなお産を見てきたから、怖くて怖くて仕方がない。無事に産まれるかな。心配でならない。
自分の妊娠中もずっと怖くて妊娠期間が早く終わらないかとずっと怖かった。それに打ち勝つパワーがあったらいいなといつも思う。

みぽりんのファシリテーターが本当に好き!

ほんわかした雰囲気を出しているけど、実はうちに秘めた熱い想いがある、みぽりん。助産師さんとしての学びの姿勢、とても素敵です。例のプロジェクト。絶対に成功させようね!

まこちゃんも子どもを抱えながらすごいたくさんのメモをとってくれていてすごく心強かったです。

これからお産ラボで一緒に活動できるのが嬉しいです!(Kco)

 

 


「刻」
時間刻みの生活。2人とも切迫早産。出産後、切迫の人たちと同じ部屋で、ベビーをそばに置いておくこともままならず、思い通りにはいかなかった。2人目の出産は、上の子を立ち合わせたくて、くさの助産院で。

「未」
まだ体験していないので、未知の世界。でも助産師目線では「影」のイメージ。

「惑」
なかなかお産が進まず、あと1時間で出てこなかったら切ると言われたけど、頭が見えてきて切らずに行けそうな雰囲気に。でもそこからまた出てこなくて、吸引分娩になり、バタバタで戸惑った。

「早」
2人目はバタバタで3時間で出てきた!

「任」
任せっきりの出産劇だった。任せおけばどうにかなるとしか思っていなかったので、バースプランを聞かれても答えられなかった。お産を楽しむという選択肢がその時にはなく、安心・安全の総合病院を選んだ。出産後、お産ラボと出会い、お産を楽しむ事を知った。

「笑」
まだ身近でお産をみていないので実感がないが、みんな笑って過ごせるお産になってくれたらいいなぁ。


「生」2人とも吸引分娩で、命がけの出産だった。

「戦」
知る前はお産はいいイメージだったけど、勉強していいことばかりではないと知った。出産は戦場。

「協」
医師や助産師さんをはじめ、周りの助けがあってこその子育て。子育ては1人ではできないことを知った。

「不」
不安、不明、不満。やってねと言われても、具体的に何をすればいいのか分からない=不明、何をどうすればいいのか分からない=不安、外来時は担当医師のみの診察だったけど、緊急帝王切開になり、日曜の夜中だったので担当医は不在、違う先生が執刀したけど、入院中担当医も執刀医も部屋に一度も来る事なく不安だった=不満

今回は、いつものお産ラボと違って、学生さんから普通のお母さんや助産師さんまでが集まっての会だったので、お産のイメージの一文字も、いつもと違う漢字が出てきたように感じます。
お産はとっても大変な事ですが、子育てしているとこどもの笑顔や仕草に癒されて、大変だった事も忘れてしまいます。こうやってシェアして、そう言えばそんな事もあったね…と思い出す機会でもあり、その時の辛さを共感してもらえる場でもあると感じます。(Yukarina)

つづく・・・